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新安城  北安城 南安城 碧海古井  堀内公園 桜井 南桜井
米津 桜町前 西尾口  西尾 福地 上横須賀 吉良吉田
<廃止駅>  鎌谷 三河荻原
<DATA>  所在地 駅開業日・駅名遍歴 駅間距離  乗客推移 方向別乗降客

方向別乗降客
 
 このページでは、方向別の乗客数に注目してみたいと思います。データソースは平成17年版都市交通年報でデータは平成15年4月1日から平成16年3月31日までの1年間です。データソースには「中京交通圏」として設定されている地域のみ掲載されており、その中に吉良町は含まれていません。というわけで、上横須賀から吉良吉田までの駅はこのページの対象外とさせていただきます。

 まずは、西尾線各駅に下車した乗客が新安城方面と吉良吉田方面、どちらの方向から乗車してきたかをグラフ化してみました。こちらです。
 圧倒的に新安城方面から乗車した人が多いことが分かります。その中で吉良吉田方面の割合が高いのは北安城、南安城、桜町前です。その要因を推測すると、「高校生」と「JR乗換え」の2点でしょうか。それぞれの駅は高校の最寄り駅であり、西尾・吉良吉田方面から通学する学生が吉良吉田方面の割合を高めているものと思われます。また、南安城と北安城は刈谷・大府などに向かう方がJRに乗り換えるために下車し、吉良吉田方面からの割合を高めているものと思われます。

 これを踏まえると、新安城方面から吉良吉田方面に行くにつれ、乗客が減っていくと予想できるわけですが、それを表す通過人員のグラフを紹介します。それぞれの駅間に年間何人乗車しているかを表すグラフです。数値は両方向の合計値で単位は千人です。
 新安城-北安城間の乗客が最も多く、吉良吉田方面、鎌谷駅に向かうにつれ、徐々に乗客数が減っていくのが分かると思います。

 さて、西尾線の駅で下車する乗客の多くが新安城方面から到着しているわけですが、新安城まではどちらの方向から来ているのでしょうか。次の図は、新安城に注目し、西尾線へ向かう乗客がどちらから来ているのかを表したものです。
 実に77%もの人が知立・名古屋方面から来たことが分かります。西尾線は名古屋直通列車が運行されていますが、西尾線の利用者の多くが名古屋方向の名古屋本線を利用していることへの対応であることがうかがえます。

 そして、最後に名古屋方面から来た列車から新安城駅で降りた人が、どこへ向かうのかを図で表してみましょう。
 上の図は、新安城駅で知立・名古屋方面から来た列車から降りた人数のうち、新安城駅で改札口を出る人数と新安城から西尾線に向かう人数、そして新安城駅で降りたかどうかは関係なく、新安城・知立・名古屋方面から来た列車から宇頭、矢作橋、岡崎公園前で下車した人の人数を表したものです。宇頭、矢作橋、岡崎公園前の人数は、例えば宇頭から岡崎公園前まで乗車した人数も含まれているため単純に比較はできないのですが、参考値として使用したいと思います。
 新安城駅で列車から降りる3つのパターンを表示してあるわけですが、西尾線へ向かう人が結構居ることが分かると思います。新安城は特急停車駅ですが、新安城駅で下車して改札口を出る人は、快速特急停車駅である東岡崎の4割程度、さらに快速急行までしか止まらない前後駅よりも少なく、7割程度です。となると、新安城が特急停車駅として成り立っているのは、西尾線のおかげかなと。

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