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工事が完了した新しい新安城駅
<令和3年(2021年)4月11日更新>

 新安城駅では令和元年度から2年間にわたって橋上駅化工事や改良工事が施工されました。その様子は令和元年(2019年)10月令和2年(2020年)2月6月9月12月令和3年2月に紹介してきました。そして昨年令和2年(2020年)12月に橋上駅となり、年度内に残工事も終わり、令和3年(2021年)3月28日には完成記念式典が開かれました。そして記念入場券も発売されました。4月3日に新安城駅で記念入場券を購入しつつ、完成した新安城駅の様子を確認してきましたので報告したいと思います。それでは、ご覧ください。

 新安城駅に来ました 記念入場券を購入します

 急行佐屋行きに乗って新安城駅に来ました。今回は橋上駅化工事を主とした駅改良工事が完了した新安城駅で完成記念入場券を購入し、新しい新安城駅を確認してまわりたいと思います。

 早速改札口に向かいましょう。完成記念入場券を購入します。入場券3枚組で170×3=510円です。

 購入しました。カバンなどを持たず手ぶらで来てしまったので その大きさに戸惑いましたが、何とかしました。

 裏には今村駅だったころの新安城駅の写真が印刷されていました。地下通路もなく線路と平面交差しているなんて、ローカル西尾線の駅ならともなく、今では信じられない光景ですね。さて、これまでにも新しい新安城駅を紹介しておりますが、3月末に橋上駅化された後の残工事も完了したようなので、改めて新しい新安城駅の様子を確認していきたいと思います。まずは改札口の外である南口、自由通路、北口の様子をご覧ください。


 南口から自由通路を通って北口へ

 工事前の新安城駅の南口です。地下通路に降りる階段が見えます。改札口は地下通路にありました。

 同じ箇所でカシャ!地下通路の面影すらなくなりました。

 自由通路は橋上になりました。それでは自由通路を見てみましょう。

 工事前、地下の頃の自由通路です。地下なので暗いイメージは避けられないですね。

 橋上の自由通路の建設中。橋上のバリアフリー通路の窓から見た景色です。写真の左側が自由通路の位置になります。

 そして完成した橋上の自由通路です。広くて明るい自由通路になりました。ひとまず、そのまま真っすぐ進んで北口に向かいます。

 工事前、北口には駅ビルがありましたが・・・

 同じ箇所でカシャ!解体されて、見晴らしがよくなりました。

 北口では工事が多少残っているようですが、自由通路はきれいになりましたね。続いては改札口とコンコースを確認します。


 改札口とコンコース

 改札口は昨年令和2年(2020年)12月19日に橋上駅に生まれ変わりました。その8日前に撮影した地下の改札口です。

 同じ日に撮影した橋上駅の改札口となる箇所の様子です。橋上のバリアフリー通路として活用されており、写真の奥も手前も改札内です。

 そしてほぼ同じ箇所でカシャ!新安城駅の改札口は明るくきれいに生まれ変わりました。それでは、改札口を通ってコンコースに進みましょう。

 改札内のコンコースの一部は平成22年(2010年)12月に供用したバリアフリー通路が活用されました。写真は工事前に撮影したバリアフリー通路です。

 そしてほぼ同じ箇所でカシャ!工事中の様子です。

 さらにほぼ同じ箇所でカシャ!本線のエレベータの裏側にもスペースができて、広いコンコースになりました。続いてホームを順にみてみましょう。まずは東岡崎・豊橋方面の5,6番線です。


 東岡崎・豊橋方面ホーム 5,6番線

 ホーム工事中の東岡崎・豊橋方面5,6番線です。橋上駅化に伴い、これまで名古屋側端部にしか無かった階段が豊橋方向にも設置されました。

 ということで、豊橋方面の列車には最後尾だけでなく、後ろから4両目も階段に近い車両になりました。この場所にも列車案内も設置され、この場所で待つ人も増えたかと思います。列車案内に列車の接近が案内されています。間もなく列車が到着します。

 特急列車が到着すると思いきや、6番線側の奥のほうに普通東岡崎行きが到着しました。前々から思っていましたが、この案内表示、どの列車が来るのか分からないのが難点ですね。

 さて、名古屋側の端部に移動しました。写真は工事前です。地下に降りる階段がありました。

 同じ箇所でカシャ!橋上駅化により地下道は埋められ、ホームの端部として整備されました。

 写真は5番線に停車中の急行豊川稲荷行きです。工事によってホームの長さに余裕が生まれました。このホームは以上です。続いて、名古屋方面のホーム、3,4番線を確認しましょう。


 名古屋方面ホーム 3,4番線

 真ん中のホームは名古屋方面の3,4番線です。写真は工事前の3番線に到着した急行犬山行きです。ホームの名古屋側端部は地下への階段と運転室がありました。

 同じ箇所でカシャ!橋上駅となった後、地下通路は埋められ階段も運転室もなくなって、すっきりしました。

 そして階段のあった箇所に立って名古屋側を見た景色です。工事前は運転室が支障になって発車した列車は見えませんでした。

 4番線については、階段部分がホームになって停車位置が変わり、扉ひとつ分前に止まるようになりました。昨年12月に確認したときは階段に一番近い扉は1両目の真ん中の扉と4両目の前の扉でしたが、工事完了後は1両目の後ろの扉と4両目の真ん中の扉となりました。写真の撮り方が悪くて判別しにくくて申し訳ないです。

 3番線の名古屋方向に延びたホームも狭くて昼間は封鎖されていた状況でしたが。。。

 ほぼ同じ箇所でカシャ!工事後は西尾線側にホームが拡幅されて安全なホームになりました。ちなみに、拡幅分は西尾線のホームを狭めることによって生み出されました。次はその西尾線ホーム1,2番線です。


 西尾線ホーム 1,2番線

 西尾線ホーム1,2番線です。工事前は名古屋側端部に階段が、そして階段の横にトイレがありました。

 同じ箇所でカシャ!工事が完了し、階段もトイレも無くなりました。トイレはバリアフリー通路橋上に設置されていたトイレがきれいにリニューアルされております。それにしても、前に立ちふさがる建築物は何でしょうか。電気室でしょうか。よく分かりません。

 そして、西尾側のホーム端部については、工事前は先細りで非常に狭い形状でした。

 同じ箇所でカシャ!工事後、広く安全なホームに生まれ変わりました。

 しかし、ホームの長さは6両に延長されることなく、4両のままでした。残念です。

 さて、折り返し普通西尾行きとなる列車が到着しました。この列車で家に帰ります。


 新安城駅から西尾線へ

 ということで、今回は橋上化工事が完了した新安城駅を紹介しました。普通西尾行きに乗って、西尾線へと進みます。

 写真は工事前、西尾線に進む線路です。合流するポイントに向かって曲線で進み、ポイントで右に折れる線形をしています。

 そして、工事完了後がこちらです。1番線の線路が合流するポイントが近くなったからか、規格品のポイントを組み立ててから設置する施工方法をとったからか、理由は分かりませんが、右へ右へと右に折れる箇所が2箇所になりました。列車に乗っていると、ポイントを2回通過したような感覚を受けます。

 そして、線路は単線になり、列車は単線の西尾線を進みます。新しくなった新安城駅とともに、西尾線も発展していくといいなと思っております。

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