このサイト(全・西・あ計画)のTOP PAGEに戻る西尾線のHOMEに戻るこれが、西尾線。 → このページ
西尾→豊橋 名古屋本線経由vs東海道本線経由vs蒲郡線経由
~鉄道vs名豊道路の鉄道ルート予選~

<令和7年(2025年)5月18日更新>

 令和7年(2025年)3月8日。蒲郡バイパスの蒲郡インターと豊川為当インター間が完成し、名古屋から豊橋までの名豊道路が全線開通しました。西尾から豊橋への移動も便利になりました。そこで、西尾駅から豊橋駅まで、鉄道と車の所要時間を比較したいと思います。しかし、鉄道ルートはひとつではないため、どの鉄道ルートが早いのかを確認してから、一番早いルートと名豊道路ルートを比較することにします。ということで、今回は鉄道の3ルートを比較します。過去にも比較していますが、23年前なので違っている箇所も多いかと思います。改めて確認しましょう。とっとと名豊道路ルートとの対決に進みたい方はこちらからどうぞ。それでは、ご覧ください。

 西尾駅から豊橋駅までの勝負!名豊道路との勝負の前に 鉄道ルートの予選です

 令和7年(2025年)3月8日、国道23号蒲郡バイパスの開通により、名古屋と豊橋を結ぶ名豊道路が全線供用を開始しました。ということで、西尾駅から豊橋駅まで、鉄道ルートと名豊道路ルートの所要時間を比較したいと思っておりますが、鉄道ルートは、どのルートを採用すれば良いのでしょうか。
 通常、西尾駅から豊橋駅に行くのであれば、新安城を経由して名古屋本線を利用するルートを選択するかと思いますが、本当にそれが一番早いルートなのでしょうか。今回は、図に示した3つのルートを比較して、所要時間が一番少ないルートはどれなのかを確認します。
 各ルートとも、13時台に西尾駅を出発することとし、列車の乗継ぎにいくつかのパターンがあるルートでは、所要時間の最も少ないバターンとします。
 名古屋本線ルートは通常利用するであろう一般的なルートで、西尾駅から急行弥富行きに乗車し、新安城で特急豊橋行きに乗りかえます。  
 東海道本線ルートは安城市内を歩いてJRの安城駅に向かい、JR東海道本線で豊橋まで向かうルートで、普通新安城行きで北安城駅に向かい、徒歩で移動した安城駅からは新快速豊橋行きに乗車します。
 そして蒲郡線ルートは『にしがま線』を利用するルートで、西尾駅から急行吉良吉田行きと普通蒲郡行きに乗車し、蒲郡駅からはJRの駅に移動して快速豊橋行きに乗車します。
 所要時間が最も少ないのはどのルートなのか、確認していきましょう。時刻ではなく経過時間が同じタイミングで各ルートを並べて紹介します。写真は13時台の時刻表表示しながら他の時間帯に撮影した列車の写真も使用しますのでご了承ください。それでは、西尾駅からスタートです。

 各ルート 西尾駅を出発!

 それぞれ、西尾駅をスタートします。まずは名古屋本線ルートです。13時00分発の急行弥富行きに乗車して、新安城駅に向かいます。4両編成のうち、前の2両は白い特急の塗装の3100系です。
 次は東海道本線ルートです。13時11分発の普通新安城行きに乗車して、北安城駅に向かいます。今日は三河線で使用されている6000系が西尾線に来ています。
 そして蒲郡線ルートです。13時13分発の急行吉良吉田行きに乗車して、吉良吉田駅に向かいます。車両は前面上半分が白い、4両編成の6500系です。
 ということで、それぞれ西尾駅をスタートします。こんな感じで各ルートが豊橋駅に到着するまで、それぞれのルートの位置を比較しながら進めていきたいと思います。

 西尾駅を出発して12分経過

 西尾駅を出発して12分経過し、蒲郡線ルートの急行吉良吉田行きが吉良吉田駅に到着しました。この駅で蒲郡行きに乗りかえです。
 名古屋本線ルートは急行弥富行きが碧海古井駅を通過します。
 そして東海道本線ルートは普通新安城行きが堀内公園駅に到着です。写真からは判別できないかと思いますが、優しく広い心でお願いします。
 西尾駅を出発して12分経過した各ルートの位置は図のとおりです。どのルートがどのくらい早く豊橋駅に到着するのでしょうか。

 西尾駅を出発して18分経過

 西尾駅を出発して18分経過しました。名古屋本線ルートの急行弥富行きが新安城駅に到着しました。この駅で名古屋本線の豊橋行きに乗りかえです。急行弥富行きは名古屋方面に向かって発車しました。後ろ2両は銀色の3150系です。バイバイ、弥富行き。
 東海道本線ルートは普通新安城行きが北安城駅に到着です。この駅で降りて、JRの安城駅まで徒歩で移動します。写真は午前中に撮影したものですが、降りる人が結構います。ららぽーと安城に向かう方々です。
 蒲郡線ルートは普通蒲郡行きに乗車します。白帯が巻かれたこの列車で、終点の蒲郡駅まで向かいます。
 新安城駅、北安城駅、吉良吉田駅、それぞれのルートが乗りかえ駅に居る状況です。列車待ちの名古屋本線ルート、徒歩移動の東海道本線ルートは次の列車に乗るまで多少時間を要しそうですが、その間、蒲郡線ルートは普通蒲郡行きで移動し続けます。

 西尾駅を出発して26分経過

 西尾駅を出発して26分経過しました。名古屋本線ルートは新安城駅で一部特別車の特急豊橋行きが来るのを待ってます。列車案内に表示された『電車がまいります。ご注意ください。』という文字を見ると特急が到着するのかと思ってしまいますが、到着したのは写真右側6番線の普通東岡崎行きです。
 東海道本線ルートはJRの安城駅に向かって徒歩で移動中です。安城駅北交差点では横切る県道が大渋滞でした。ららぽーと安城の渋滞ですね。なかなかの混み具合です。
 そして蒲郡線ルートは蒲郡線の普通蒲郡行きで移動中。普通蒲郡行きは西幡豆-東幡豆駅間を走行しています。
 ということで、名古屋本線ルートは移動せず、東海道本線ルートは徒歩での移動、蒲郡線ルートはローカル線の列車の速さで移動しました。

 西尾駅を出発して29分経過

 西尾駅を出発して29分経過しました。名古屋本線ルートでは特急豊橋行きの到着です。前の2両が特別車です。前面展望の写真も撮れますし、特別車チケットレスサービスで確保した特別車に乗車したいと思います。
 東海道本線ルートは新快速豊橋行きに乗車します。実際は徒歩で移動中に渋滞の写真をうだうだ撮っていたせいで、当該列車に乗り遅れて30分後の列車まで待ちました。
 そして蒲郡線ルートは東幡豆-こどもの国駅間を走行中です。雨の降るローカル線を2両の列車が走り抜けます。
 ということで、名古屋本線ルートは移動せず、東海道本線ルートは徒歩での移動、蒲郡線ルートはローカル線の列車の速さで移動しました。ひとつ前の位置図と同じ文章です。

 西尾駅を出発して48分経過

 西尾駅を出発して48分経過しました。蒲郡線ルートの普通蒲郡行きが蒲郡駅に到着です。この駅でJR東海道本線の列車に乗りかえます。
 その東海道本線を走る東海道本線ルートは、新快速豊橋行きが雨の降る三河三谷駅を通過します。三河三谷駅は蒲郡駅を過ぎてひとつ豊橋寄りの駅です。蒲郡線ルートのトップの可能性は無くなりました。
 名古屋本線ルートの特急豊橋行きは青天の国府駅に到着します。
 各ルートとも一気に豊橋まで近づきました。名古屋本線ルートの居る国府駅から豊橋駅までの運賃は330円。東海道本線ルートの居る三河三谷駅から豊橋駅までの運賃は250円。蒲郡線ルートの居る蒲郡駅から豊橋駅までの運賃は330円です。果たして、最初に豊橋駅に到着するのはどのルートなのでしょうか。

 西尾駅を出発して56分経過して 名古屋本線ルートが豊橋駅に到着!

 西尾駅を出発して56分経過し、名古屋本線ルートの特急豊橋行きが豊橋駅に到着です!名古屋本線ルートがトップになりました!よって、名豊道路ルートと勝負するのは名古屋本線ルートに決定しました!
 東海道本線ルートの新快速豊橋行きは、飯田線の船町駅の横を通過中です。豊橋駅まであと少し。
 蒲郡線ルートは蒲郡駅で快速豊橋行きを待っています。発車時刻まであと6分。
 ということで、名古屋本線ルートが豊橋駅に到着し、東海道本線ルートも到着間近、蒲郡線ルートが未だ蒲郡駅で列車待ちという状況です。

 西尾駅を出発して58分経過して 東海道本線ルートが豊橋駅に到着!

 西尾駅を出発して58分経過し、東海道本線ルートの新快速豊橋行きも豊橋駅に到着です!名古屋本線ルートとわずか2分差ということで、良い勝負をしてくれました!
 蒲郡線ルートは未だ蒲郡駅で快速豊橋行きを待ってます。向こうのほうに名鉄の蒲郡駅を発車した吉良吉田行きが確認できます。
 そして西尾駅を出発して1時間2分経過しました。蒲郡駅に快速豊橋行きの到着です。乗車して豊橋駅に向かいます。
 名古屋本線ルートは既に豊橋駅に到着しています。ペデストリアンデッキのある駅の東口にやってきました。路面電車が走っているのが豊橋市です。

 蒲郡線ルートも豊橋駅に到着!次は vs名豊道路!

 そして西尾駅を出発して1時間14分経過し、蒲郡線ルートの快速豊橋行きも豊橋駅に到着しました!これで全てのルートが豊橋駅に到着です。お疲れ様でした。
 さて、結果はこのようになりました。トップは想定通り名古屋本線ルートでしたが、東海道本線ルートがわずか2分差で、かなり健闘しました。北安城駅から安城駅の乗りかえ時間が名古屋本線ルートの新安城駅の乗りかえ時間と変わらなかったのが大きな要因かと思います。ちなみに、西尾毎時11分41分発の普通新安城行きに乗車しても所要時間は56分でした。
 運賃はこのようになります。蒲郡線ルートが最も安いという結果となりました。安さを求めるなら、是非とも蒲郡線に乗ってあげましょう。今回の名古屋本線ルートでは特別車を利用したので休日のwebの料金で300円が足されますが、特急には特別料金の不要な一般席もあるので、特別料金は加算せずということでお願いします。
 ということで、鉄道ルートは名古屋本線ルートに決定させていただきます。次は鉄道vs名豊道路でお会いしましょう。

このサイト(全・西・あ計画)のTOP PAGEに戻る西尾線のHOMEに戻るこれが、西尾線。 → このページ