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吉良吉田行きかと思ったら鳴海駅で豊明行きに変わったけど何やかんやあって吉良吉田駅に到達する列車
<令和2年(2020年)9月5日更新>

 各務原線名鉄岐阜駅を6時16分に2両で発車する急行吉良吉田行きは、新鵜沼駅で前に6両増結して8両になり、鳴海駅で後ろの4両を切り離します。今回は、鳴海駅で切り離した後ろ4両に着目します。切り離された後ろの4両は普通豊明行きになりますが、豊明駅到着後は回送列車として新安城駅まで移動し、新安城駅からは急行西尾行きとして西尾駅まで運行され、西尾駅からは再び回送列車となり吉良吉田駅に移動します。鳴海駅で吉良吉田行きから豊明行きに変わるものの、何やかんやあって結局は吉良吉田駅に到達するということで、今回はその何やかんやしている様子を確認したいと思います。ちなみに、岐阜発吉良吉田行きについてはこのページで紹介しています。ちょっと古いですが併せてご覧いただければと思います。


 今回は吉良吉田行きから引き離された後ろの4両に着目します

 平日朝の鳴海駅、時刻は7時48分です。今回は鳴海7時55分発の急行吉良吉田行きから切り離される後ろの4両に注目します。この日はダイヤが乱れていました。通常の状況ではないのですが、この時間に鳴海駅から豊明駅到着までを撮影をする機会がなかなか取れないので、今回撮影したものを使用させていただきます。

 普通吉良吉田行きが到着しました。ダイヤが乱れていましたが、到着は定時かと思います。この駅から急行に変わります。8両で到着しましたが、今回の主役は後ろの4両です。

 8両のうち、後ろの4両はこの駅が終点で切り離されます。そして、この駅始発の普通豊明行きとなります。写真が見づらいですが、到着したときの行先表示は吉良吉田になっています。

 そして、豊明行きに変わりました。この列車は普通豊明行きとして豊明駅まで運行した後、回送列車として新安城駅に移動し、新安城駅から急行西尾行きとして西尾駅まで運行したのち、回送列車として吉良吉田駅まで移動します。吉良吉田行きから豊明行きに変わるものの、回送列車になったり何やかんやあったりして結局は吉良吉田駅に到達するということで、今回は何やかんやしている様子を見てみたいと思います。

 急行吉良吉田行きが鳴海駅を発車しました。ダイヤの乱れのため信号がなかなか変わらず、発車時刻から11分ほど遅れて発車しました。

 そして、普通豊明行きも発車します。本来は特急の通過待ちをするのですが、特急は運休ということで、急行吉良吉田行きに続いて発車します。それでは、普通豊明行きに乗車して、何やかんやで吉良吉田駅まで行きましょう。


 普通豊明行きに乗って 鳴海駅から豊明駅へ

 普通豊明行きが鳴海駅を発車しました。定刻の発車時刻は7時59分ですが、ダイヤが乱れているため時刻は既に8時08分です。発車すると、まずは複々線を思わせる副本線を進みます。

 普通豊明行きは、左京山、有松、中京競馬場前、前後、豊明の順に各駅に止まります。間もなく左京山駅に到着です。

 有松、中京競馬場前に停車し、間もなく前後駅に到着します。次が終点の豊明ですが、知立や新安城へ行く方は急行が止まるこの駅で乗りかえましょう。この日はダイヤが乱れていたため、急行吉良吉田行きに追い付き、この列車は待避線に入り、急行吉良吉田行きと並んで停車しました。

 急行吉良吉田行きの発車に続いて普通豊明行きも前後駅を発車しました。そして間もなく、終点豊明駅に到着です。


 豊明駅からは回送列車に

 日にちを改めまして、通常ダイヤの豊明駅です。普通豊明行きは8時10分に豊明駅に到着です。

 そして、回送列車になりました。新安城駅に向かいますが、その前に通過列車を待ちます。

 急行国府行きが通過!特急豊橋行きが通過!

 手元の時計で8時23分。回送列車は新安城駅に向かって発車しました。ちなみに、今回のように普通豊明行きで前後駅で降りずに終点の豊明駅まで来た場合、次に乗車できる列車は8時33分発の準急東岡崎行き、普通列車は8時41分発の普通東岡崎行きとなり、この駅で23分か31分も待つことになります。長く待ちたくなければ前後駅で乗りかえがお勧めです。


 回送列車は知立駅を通過

 さて、知立駅6番線の列車案内です。通過列車が案内されています。これが、今回の主役の回送列車です。

 高架化工事中の構造物から回送列車が顔を出しました。

 そして知立駅を通過!

 そして、新安城駅へ。


 新安城駅からは急行西尾行きに

 新安城駅からは、8時37分発の急行西尾行きとして西尾駅まで運行します。

 回送列車が新安城に到着です。表示は既に急行西尾行きになっています。

 少なくともこの辺りは並んでいる方もそんなに多くないので、座れるかと思います。

 後ろの車両はこんな感じです。それでは、乗車して西尾駅に向かいましょう。列車の先頭に移動します。


 急行西尾行きに乗って 新安城駅から西尾駅へ

 発車時刻となり、急行西尾行きが新安城駅を出発しました。先頭車両の車内は、座席が埋まる程度の混雑です。

 急行西尾行きは、単線の西尾線を進みます。この先の停車駅は、南安城、桜井、南桜井、米津、桜町前、終点の西尾です。

 南桜井駅で多くの方が下車し、車内はかなり空きました。1両目の乗客は、私を含め6人でした。

 そして、終点の西尾駅に到着です。


 西尾駅からは回送列車に

 西尾駅に到着すると回送列車になります。

 行先幕がぐるぐるしてる間に反対側1番線から急行弥富行きが発車しました。鳴海駅まで前の4両として連結してきた車両です。

 そして、急行西尾行きは回送列車になりました。

 手元の時計で9時01分。回送列車として吉良吉田駅に向かって発車しました。


 回送列車は上横須賀駅を通過

 上横須賀駅です。回送列車の前を走る普通吉良吉田行きが発車しました。前回紹介した列車なのですが、この列車は吉良吉田駅に到着すると、ホームを移動して蒲郡行きになります。通常、吉良吉田行きは終点の吉良吉田に到着すると折り返して名古屋方面の急行になるのですが、これでは名古屋方面用の車両がありません。

 ということで、代わりに名古屋方面の急行になるべく吉良吉田駅に向かっているのが、間もなく来る回送列車です。

 回送列車がゆっくり通過。

 吉良吉田駅まで、あと少しです。


 回送列車は吉良吉田駅に到着

 西尾線の終着駅、吉良吉田駅です。

 回送列車の到着です。ダイヤが乱れており、数分の遅れをもっての到着です。犬山線を吉良吉田行きとして走っていたこの列車は、豊明行きになったり西尾行きになったりしながら、回送列車として吉良吉田駅に到着しました。

 吉良吉田駅に到着。お疲れさまでした。鳴海駅まで連結していた前4両は8時45分に到着しています。後ろ4両は前4両より30分ほど後に到着したということですね。

 遅れていることもありますが、つかの間の休憩しかなく、すぐの折り返しです。折り返し急行弥富行きとして発車しました。


 急行弥富行きになって 名古屋方面へ

 ということで、今回は鳴海駅で吉良吉田行きから離れて豊明行きとなった列車が何やかんやあって吉良吉田駅に到達する様子を紹介しました。飛び飛びで営業する列車を観察できて楽しかったです。吉良吉田駅を発車した後は、弥富駅とを往復する急行になります。西尾線と尾西線の往復、頑張っていただきましょう。

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