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平日朝。名鉄岐阜発犬山経由の吉良吉田行きと豊橋行き。
(11年10月8日更新)
 今回は平日朝に運行されている列車の紹介です。名鉄岐阜駅を6:16に発車する急行吉良吉田行きと6:18に発車する普通豊橋行きは、犬山を経由して新安城まで同一経路を通りますが新安城駅の発車時刻はどちらも8:14で同じです。先発の急行と後発の普通列車の発着時刻を比較したら、当然急行と普通との差は広がっていくものかと思いますが、逆に豊橋行きが吉良吉田行きに追いついてしまいます。さて、その理由は何なのでしょうか。今回は吉良吉田行きと豊橋行きの発着時刻を確認して、両列車のダイヤを紹介したいと思います。
 さすがに朝6時過ぎに岐阜駅まで行くのは大変だったので、写真は犬山駅以降の紹介です・・・が、それでも朝早くから出かけたんですよ。そんな朝から頑張ったネタです。それではご覧ください。

 ここは、犬山駅です。

 おはようございます。平日の朝の犬山駅です。

 写真は犬山駅の列車案内です。6:52発の急行吉良吉田行きと6:55発の普通豊橋行きが表示されています。発車時刻は3分差ですね。今回は、この2つの列車の列車に着目し、始発の名鉄岐阜駅から犬山経由で新安城、そして終点まで、発着時刻を比較したいと思います。かたや急行、かたや普通なので、通常であれば発車時刻の間隔が徐々に広がっていくはずですが、両列車の場合は新安城の発車時刻が同時刻となっています。果たして道中で何が起こっているのでしょうか。確認していきましょう。

 ちなみに、この2つの列車は6月20日にダイヤが見直されており、3月26日改正の時刻表とは多少異なっていますので注意してください。それでは、始発駅である名鉄岐阜駅からスタートです!
 

 名鉄岐阜から犬山へ!

 まずは名鉄岐阜駅から犬山までの発着時刻を確認していきましょう。左の表はその前半、名鉄岐阜駅から三柿野駅までの時刻です。名鉄岐阜駅の発車時刻は急行吉良吉田行きが6:16、普通豊橋行きが6:18で2分差ですが、吉良吉田行きは停車駅の少ない急行ということで三柿野駅到着時には8分差まで広がりました。

 しかし、三柿野発は3分差です。急行吉良吉田行きが三柿野駅で6:34発のミュースカイに接続しているためで、同駅で5分間停車しています。さらに急行吉良吉田行きは新鵜沼で増結のため3分停車し、結局犬山駅には3分差で到着。岐阜駅を2分差で発車したことから、所要時間の差は、わずか1分ということになります。
 

 犬山駅に到着!そして発車!

 さて、犬山駅に急行吉良吉田行きが到着しました。

 そして発車。堂々の8両編成です。

 続いて普通豊橋行きが犬山駅に到着しました。

 そして発車。6両編成の普通列車です。

 さて、犬山駅の発車時刻は急行吉良吉田行きが6:52、普通豊橋行きが6:55でした。3分差で発車した両列車ですが、この後はどう展開していくのでしょうか。続きをご覧ください。
 

 犬山から名鉄名古屋へ!

 犬山から名古屋駅へ向かいます。まずは前半、犬山駅から岩倉駅です。急行吉良吉田行きは、犬山口、木津用水、石仏を通過し、岩倉駅に到着時点で普通豊橋行きと4分差まで広げました。

 さらに急行吉良吉田行きは、大山寺、徳重・名古屋芸大、中小田井、下小田井、東枇杷島を通過して、名古屋駅到着時には8分差まで広げました。
 

 名古屋に到着!

 名古屋駅の列車案内です。吉良吉田行きの表示は普通列車。この駅から普通に変わります。

 ということで、普通吉良吉田行きです。8両編成の普通列車。名古屋からは各駅に止まります。普通停車駅の中には6両ホームの駅も多いため、後ろの2両に乗ると扉が開かない場合があるので要注意です。

 続いて豊橋行きが表示されている列車案内です。豊橋行きの表示は急行列車。この駅から急行に変わります。

 ということで、こちらが急行豊橋行きです。急行なので堀田駅を出ると鳴海駅まで止まりません。ということで名古屋駅からは急行豊橋行きが普通吉良吉田行きに追いついていきます。そんな名古屋から鳴海までを確認しましょう。
 

 名鉄名古屋から鳴海へ!

 吉良吉田行きは、山王、呼続、桜、本笠寺、本星崎にも止まる普通列車で、さらに堀田駅で特急の通過待ちをしています。吉良吉田行きと豊橋行きとの差はどんどん縮まり、鳴海駅到着時には2分差となりました。
 

 鳴海駅です!

 普通吉良吉田行きが鳴海駅に到着しました。7:51の到着です。

 名古屋から普通列車として各駅に停車してきましたが、この駅からは急行に変わります。

 吉良吉田行きが到着して2分経過しました。向かい側4番線に急行豊橋行きが到着です。

 吉良吉田行きは急行になりましたが、急行吉良吉田行きは急行豊橋行きに追い越されます。せっかく急行になったのに急行に抜かされる急行吉良吉田行きです。

 急行豊橋行きが発車して2分後、急行吉良吉田行きが鳴海駅を発車しました。8両で到着しましたが、この駅からは後ろの4両を切り離して4両編成での発車です。

 ちなみに、残された4両は普通豊明行きとなります。

 さて、豊橋行きも吉良吉田行きも急行となりましたが、続いては鳴海から新安城までの発着時刻を確認していきましょう。
 

 鳴海から新安城へ!

 列車順序が入れ替わったため、時刻表も左右入れ替わって左側が豊橋行きの時刻となっています。

 さて、豊橋行きの2分後に発車した吉良吉田行きは、前後駅で特急を待避して豊明駅にも特別停車します。そして知立駅の到着時には6分差まで広がりました。
 

 新安城です!

 急行豊橋行きが新安城駅に到着しました。待避線となる6番線での到着です。この駅で特急豊橋行きを待ち合わせます。

 特急到着。前後駅で急行吉良吉田行きを追い越してきた特急豊橋行きです。そして、特急発車。発車時刻は8:11です。

 特急は8:11に発車しましたが、急行豊橋行きの発車時刻はその3分後の8:14です。特急が発車してもしばらく停車しています。ちなみに、この停車時間のおかげで8:11に西尾線から到着する準急新安城行きからこの列車に乗り換えることができます。

 そして時刻は8:14になりました。急行豊橋行きの発車です。

 そしてこちらは2番線。8:14に吉良吉田行きが到着しました。この駅から準急に変わります。何気に3回目の種別変更です。始発駅を急行として発車し、途中駅で普通、急行、準急の順に種別が変わりました。そして準急吉良吉田行きとして西尾線へと進みます。
 

 そして吉良吉田行きは西尾線へ!

 到着と同時刻の8:14、準急吉良吉田行きが西尾線へと発車しました。準急ですが、次の停車駅は北安城です。

 名鉄岐阜駅を2分差で発車した両列車は、同時刻発の列車として、それぞれ吉良吉田、豊橋へと向かいます。ということで、ここでお別れです。さようなら~。
 

 最後に。

 というわけで、今回は犬山経由の岐阜発吉良吉田行きと豊橋行きの運転時刻を比較しました。ちなみに、新安城から先の各駅の到着時刻は左のとおりです。とりあえず、前半として西尾到着時刻まで。

 そして後半、終着駅到着までは左のとおりです。豊橋着と吉良吉田着の時間差は4分ということで、終点に到着する時刻も結構近いですね。

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