このページは、鉄道ｖｓ空港バス　西尾→碧南中央駅編です。

　昔、西尾から碧南中央までのバス路線がありました。そして廃止されてしまったわけですが、今回の空港バスの方針転換により復活しました。ただし、走行ルートは異なり、碧南市の鷲塚経由ではなく、西尾市の中畑を経由しています。

　というわけで、鉄道と空港バスを比較していきたいと思います。それぞれのルートを左図で示しました。緑色のルートが鉄道、青色が空港バスです。

　鉄道は全線名鉄線。西尾駅から西尾線で新安城へ向かい、名古屋本線で知立まで、そして三河線で碧南中央駅に向かいます。安城市・知立市を経由する大回りなルートです。

　空港バスは西尾駅から西へ向かい、下町（しもまち）、中畑を経由して碧南中央駅に向かいます。碧南中央に向かってほぼ一直線のルートとなっています。

　どんな結果となるのでしょうか。それでは、鉄道、空港バスとも、西尾駅をスタートします！

　西尾駅から碧南中央駅までの所要時間を検討したところ、毎時４本ある西尾線の列車の中で、最も所要時間が短かったのは西尾駅を毎時01分に発車する特急でした。というわけで、鉄道は特急で勝負です。

　写真は全車特別車の特急名古屋行きです。大回りなルートとなる鉄道ルートですが、特急の速さで挽回していただきましょう。

　続いて空港バスです。どの便も所要時間は同じ空港バスですが、鉄道が毎時01分発の列車を選択したということで、近い時刻の12時ちょうど発の空港行きで紹介することにします。

　写真は西尾駅のバス停に停車中の空港バス・中部国際空港行きです。このバスで、碧南中央駅を目指しましょう！

　西尾駅を発車して２分経過。特急名古屋行きが桜町前駅を通過しました。

　西尾駅を発車して３分経過。空港バスは西尾文化会館北に到着です。

　西尾駅を発車して４分経過。特急名古屋行きは米津駅を発車します。

　西尾駅を発車して５分経過。空港バスは下町を発車しました。

　西尾駅を発車して８分経過。特急名古屋行きが碧海桜井駅に到着しました。

　西尾駅を発車して８分経過。空港バスは中畑に到着します。

　西尾駅を発車して11分経過。特急名古屋行きが南安城駅に到着しました。

　西尾駅を発車して10分経過。空港バスは矢作川を渡ります。そして、碧南市に入ります。ちなみに、向こう側に見えるのは廃止された三河線です。

　西尾駅を発車して15分経過。特急名古屋行きが新安城駅に到着です。さて、その頃空港バスが・・・

　西尾駅を発車して16分経過。ついに空港バスが碧南中央駅に到着です！鉄道ルートは到着までまだまだ時間がかかりそうです。所要時間では大きな差をつけて空港バスの勝利ということになりました！

　西尾駅を発車して16分経過。特急名古屋行きが新安城駅を発車しました。空港バスはゴールしてしまいましたが、最後まで頑張って碧南中央駅に向かいましょう！

　空港バスが碧南中央駅に到着してしまったため、この欄を利用して鉄道と空港バスを様々な視点で比較してみましょう。まずは運賃です。空港バスのほうが290円安く、さらに今回の場合は鉄道が特急を利用しているため、640円の差となってしまいました。安く移動するには、空港バスを選択すべきということですね。

　西尾駅を発車して21分経過。特急名古屋行きが知立駅に到着しました。ここで、三河線に乗り換えです。

　鉄道と空港バス。次は運転本数を比較します。鉄道は昼間の標準ダイヤでは毎時４本運転されていますが、空港バスは１日10往復しか運転されておらず、運転間隔は１時間以上という状況です。安くて早い空港バスですが、使いやすさの面でマイナスポイントが付けられそうです。

　西尾駅を発車して29分経過。知立駅の４番線には三河線の普通列車・碧南行きが停車中です。この電車に乗り込んで、碧南中央駅を目指しましょう！

　鉄道と空港バス。最後に所要時間を・・・という流れにしたいのですが、まだ鉄道がゴールしてないので、もうしばらくお待ちください。少なくとも、バスのほうが早いとは言えるのですが。

　西尾駅を発車して51分経過。普通碧南行きが三河高浜駅に停車中です。反対列車待ちで、数分停車するんですね。さて、ちなみに、その頃空港バスが・・・

　西尾駅を発車して１時間経過した空港バスが中部国際空港に到着しました。

　西尾駅を発車して１時間３分経過。ついに鉄道も碧南中央駅に到着です！安城・知立・刈谷・高浜そして碧南と、碧海５市をぐるっと回っての到着です。お疲れ様でした。。

　鉄道と空港バス。最後に所要時間の比較です。鉄道が１時間以上で空港バスが16分。本当に大差をつけ、空港バスの勝利です！