令和の桜井駅に戻ってきました

令和の桜井駅に戻ってきました。

脳内ではなく現実の世界に茶太郎さんの声が聞こえます。向こうのほうに居るのでしょうか。

あ、抹茶茶碗、走っちゃ危ないよ！走ったわけではなく空飛んで進んでいますが。抹茶茶碗が向こうに行ってしましました。

茶太郎さんの声が向こうのほうからと脳内に聞こえます。
『あ！抹茶茶碗！やっと会えた！大丈夫だった？欠けたりしてない？あ、茶せん君。おかえり。平成の世界に行って楽しかった？でも人や抹茶茶碗に心配かけちゃダメだよ。そういえば、抹茶茶碗を探してくれた方はどこにいるの？え？もう別れてきちゃったの？せっかくお礼を言いたかったのに残念。』
とりあえず、もう聞こえてますから、脳内に直接言うの止めてもらえませんか。

神様を名乗る者の声が聞こえます。
『見事抹茶茶碗を発見し、茶太郎氏に引き継ぐことができた。お疲れ様。礼を言うぞ。ありがとう。』
礼を言うというのであれば・・・あ、ありがとうと言ってくれました。どういたしまして。脳内に直接言われる体験もなかなかできないですよね。なぜできるのか。不思議です。
『なぜできるのか。答えは簡単だ。それは私が神だからだ。私の出番はここまでだ。さらばじゃ。』
なるほど、神様だからですね。まだ信じ切ることはできないものの、神様、楽しい経験ありがとうございました。

ホームに上がりましたが、抹茶茶碗と茶太郎さんの姿はありませんでした。茶太郎さんの声が聞こえます。
『本当に本当にありがとうございました！』
どういたしまして。でも、あなたは神様でもないのに、なぜ脳内に直接話しかけることができるんですか。
『なぜできるのか。答えは簡単です。それは茶太郎だからです。さて、私の出番もここまでです。それじゃ、またね！』
なるほど、茶太郎さんだからですね。じゃないです。意味が分かりません。

ということで、謎解きもこれで終わりです。西尾駅発編を最後までクリアした証に画像を送ります。ここまで参加いただき、ありがとうございました。