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復刻塗装列車の発車式と貸切列車の旅
<令和5年(2023年)9月14日更新>

 今回は『にしがま線』の内容です。蒲郡線を走る6000系のうちの1編成6010Fに復刻塗装が施されました。これは名鉄が西尾市制70周年の記念事業に協力したもので、運行開始日の9月9日土曜日には発車式が行われ、西尾市と蒲郡市による貸切列車が運行されました。ということで、今回はその様子を紹介します。

 復刻塗装を施された蒲郡線ワンマン列車 そしてその発車式と貸切列車の運行

 蒲郡線のワンマン列車の車両である6000系のうちの1編成、6010Fに復刻塗装が施されることになりました。西尾市政70周年を記念したものです。そういう記念事業に乗っかると何かと動きやすいですからね。そして西尾市のwebサイトに「西尾蒲郡観光活性化のコンテンツとして活用する」と記載されています。西尾線蒲郡線の活性化とともに地域の観光の活性化につなげるということですね。きっと。
 今回6000系に施される塗装は、昭和34年(1959年)にデビューした5500系の初期の塗装です。後にデザインが何度か変更され、お馴染みのスカーレット一色で落ち着きましたが、廃車直前の平成15年(2003年)にリバイバルカラーとして復活しました。スカーレット一色の5500系の写真しか持ち合わせていなかったので、この写真ですみません。撮影日は不明ですが、鳴海駅16時46分発の急行蒲郡行きが設定されていた期間ということで、平成初期の頃になります。
 復刻塗装列車の運行が開始される令和5年(2023年)9月9日(土)には、発車式が行われ、貸切列車が運行されました。発車式は西尾駅に隣接する『おいでっき』にてテープカットなどが行われ、ホームに移動して西尾市長さんをはじめとした方々が発車合図をしました。貸切列車については西尾駅と蒲郡駅の間で運行され、西尾駅発の列車は西尾市に在住の方を対象とし、蒲郡駅発の列車は蒲郡市に在住の方を対象として参加者の募集がありました。私は西尾市民なので西尾駅発の列車に応募しました。
 今回は、発車式のうちホームで行われた発車合図の様子と、午後に乗車した貸切列車の様子を紹介します。まずは発車式の様子をご覧ください。

 復刻塗装列車の発車式のためスタンバイ

 ということで、令和5年(2023年)9月9日の土曜日です。西尾駅に到着しました。時刻は10時11分です。復刻塗装列車の発車時刻は10時57分なので、発車まであと46分あります。
 ホームの先には、既に人が並んでいます。復刻塗装列車と発車式の様子を撮影しようとスタンバイしている方々です。私もあの中に入って待ちたいと思います。
 ということで、並びました。前から4列目になりました。さらに前に報道機関の方も来ます。上手く写真に収めることができるのでしょうか。多少不安ではありますが、なるようになるのでしょう。さて、復刻塗装列車の発車時刻は10時57分ですが、発車式は10時15分から「おいでっき」にて行われ、挨拶やテープカットの後、ホーム上に移動して発車時刻に発車合図を行うという段取りとなっています。
 時刻は10時30分になりました。左側1番線に普通西尾行きが到着し、2番線から急行弥富行きが発車しました。普通西尾行きは10時41分発の普通新安城行きになりますが、待ちわびている復刻塗装列車はその普通新安城行きと米津駅ですれ違い、10時50分頃に西尾駅に到着します。

 復刻塗装列車の発車式 そして復刻塗装列車の到着

 さて、時刻は10時35分になりました。発車式の準備は進み、西尾市長さんも姿を見せました。
 そしてホームでの発車式が始まります。ホームでは列車の発車時に手を上げて発車合図を行います。
 そして時刻は10時50分になりました。1番線に復刻塗装列車が姿を現しました。行先表示のところにスマホがうまい具合にはまってます。見事なタイミングに驚きを隠せません。
 そして到着。ツートンカラーの6000系です。貸切列車なので種別のところは「団体」と表示されています。前面に掲げられた系統版の拡大写真を下に載せておきます。

 復刻塗装列車の発車式 手を上げて発車合図

 時刻は10時52分。発車式は続きます。発車時刻は57分なのでまだ時間がありますが、ここで、練習のため、撮影のため、発車の合図をしていただけるそうです。それでは、電車の扉が開いているけど出発進行!
 向かって左から西尾駅長さん、西尾キャンペーンガールの方、西尾市長さん、蒲郡市長さんの手が上がりました。出発進行の合図です。ちなみに私たちも手を上げています。出発進行の合図を出している方々よりも必死に上げてます。
 そして時刻は10時57分になりました。2番線に吉良吉田方面から急行弥富行きが到着しました。入れ替わり復刻塗装列車が発車します。発車合図の本番です。
 出発進行!!発車!!西尾と蒲郡の輝かしい未来に向かって進んでいきましょう!

 復刻塗装列車の発車式 終了

 発車式が終わりました。お疲れさまでした。
 各自、次の場所へと移動します。
 発車式で使用したパネルの横を通り過ぎます。
 ということで、発車式の様子を紹介しました。私は都合で11時11分発の普通新安城行きに乗って一旦家に帰ります。次は貸切列車の様子を紹介します。それでは、また。

 復刻塗装列車の貸切列車 受付 集合 そしてホームへ

 再び西尾駅に到着しました。時刻は12時11分です。12時57分発の貸切列車に乗車します。12時から12時半の間に受付をすることになっているため、受付箇所の「おいでっき」へ向かいます。
 1,000円払って受付終了。グッズなどをいただきました。
 12時半を過ぎ、指定された号車の案内の前に並びます。
 そしてホームに上がってきました。復刻塗装列車が西尾駅に到着する様子が見られるような移動スケジュールが嬉しいです。

 復刻塗装列車の貸切列車に乗車 そして出発

 西尾駅に復活塗装列車の到着です。この列車は蒲郡駅を12時02分に発車した蒲郡市民を対象とした貸切列車です。折り返して私たちの乗る12時57分発の貸切列車になります。
 それでは、乗車しましょう。
 発車時刻になりました。復刻塗装列車が西尾駅を発車します。西尾駅のホームにはたくさんの人がカメラをこちらに向けて撮影しています。
 乗車する号車は指定されましたが、席は自由席です。何なら座らなくても良いんです。そして、中からは見えない復刻塗装を施された列車は、蒲郡駅に向かって進んでいきます。

 復刻塗装列車の貸切列車 蒲郡駅へ

 復刻塗装列車は福地駅、上横須賀駅を通過して吉良吉田駅に到着です。外からなら復刻塗装が見えるため、その姿を撮ろうと多くの方々がカメラを構えています。
 復刻塗装列車は吉良吉田駅を発車すると、三河鳥羽駅、西幡豆駅に一旦停止して発車し、海が見える幡豆の町を走行して東幡豆駅に到着です。
 東幡豆駅では普通吉良吉田行きを待ちます。停車中に可愛いらし声の車掌さんからの案内放送がありました。復刻塗装列車の色について、東幡豆駅からの観光について、しっかりと伝えていただきました。お疲れ様でした。
 東幡豆駅を発車し、何やかんや進んで、蒲郡駅に到着です。蒲郡駅のホームも多くの方々がカメラを構えて待っていました。

 復刻塗装列車の貸切列車 蒲郡駅に到着

 蒲郡駅に到着しました。お疲れさまでした。
 蒲郡駅では撮影タイムが続いています。サービスで急行の板が設置されました。写真撮っときましょう。
 そして団体列車になりました。写真撮っときましょう。
 そして黄色の団体列車です。写真撮っときましょう。さて、満足したので西尾に戻ります。帰りは自己負担ということで、一旦改札を出て切符を購入してきます。

 蒲郡駅から吉良吉田駅まで

 切符を購入して再びホームに戻ってきました。普通蒲郡行きが到着です。白帯車です。ちなみに、白帯車は令和4年(2022年)3月19日から運行されており、初日には今回のように発車式が行われました。その様子はこちらのページで確認できます。今回は復刻第2弾ということで、今後の展開も楽しみですね。
 入れ替わり、復刻塗装の貸切列車が発車します。
 それでは、普通吉良吉田行きに乗車します。
 あっという間に吉良吉田駅に到着しました。ここで蒲郡線とはお別れです。西尾線の列車に乗りかえます。

 吉良吉田駅から西尾駅へ

 ということで、今回は復刻塗装列車の発車式と貸切列車を紹介しました。白帯車に続く、「にしがま線」の新しい顔として人気が出てくれると良いと思います。さて、私はのりかえ改札口を通って西尾線ホームへ向かいます。マナカを使おうと思うと窓口に並ばないといけませんが、私は切符を買ったので、右側の自動改札機でささっと通過できます。
 吉良吉田駅からは急行弥富行きに乗車しました。西尾線を颯爽(さっそう)と走行します。
 そして福地駅で復刻塗装列車とすれ違いました。復刻塗装列車は吉良吉田駅に向かう回送列車で、吉良吉田駅からは通常の蒲郡線の列車として運行されます。
 そして、西尾駅に到着しました。ということで、皆さん、お疲れさまでした。

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