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西尾線を走る3R2の普通列車
<令和3年(2021年)7月18日更新>

 名鉄の通勤車両といえば、車両の運用上、昔ながらの6Rとも呼ばれる6000系列と、今や主力の3Rとも呼ばれる3000系列9000系列に分けられます。西尾線では急行を主とした4両編成の場合は3Rと6Rともに活躍していますが、普通を主とした2両編成の場合は6Rばかりでこれまで3Rの姿は見られませんでした。しかし、今年5月のダイヤ改正で車両運用が変わり、平日の朝に3Rで2両の普通列車が登場しました。今後、当たり前となっていく風景かと思いますが、新しい西尾線ということで、紹介したいと思います。それでは、ご覧ください。

 今回は2両編成の普通列車の車両の話

 西尾線で2両編成の列車といえば線内折り返しの普通列車ですが、使用される車両は6R2とも呼ばれる6000系や6800系ばかりです。

 しかし、今年5月のダイヤ改正で平日の朝に3R2とも呼ばれる3100系、3150系、9100系単独の普通列車が登場しました。そこで、今回は西尾線を2両編成で走る3R2の列車を紹介したいと思います。

 さて、西尾駅に8時15分着の普通吉良吉田行きがやってきました。この列車は2両編成の列車を2本連結した4両編成です。今年5月のダイヤ改正により、車両が6R2から3R2に変わりました。前の2両は3100系(3110F)です。特急の増結用としても使用されることを考慮し、デザインを特急車両に揃えた白色の車両です。

 そして後ろ2両も前の2両と同じ白色の3100系(3103F)でした。前2両と同じ色の車両で判別が難しいので、後ろの車両(3103F)には通りすがりの抹茶茶碗くんに付き添ってもらうことにしました。さて、4両で到着した普通吉良吉田行きは、西尾駅で後ろ2両を切り離します。後ろ2両は折り返し普通新安城行きとなり、前の2両は吉良吉田駅まで行って折り返し普通新安城行きになります。ということで、この駅からはそれぞれ2両単独での運用になります。それでは、西尾線の3R2単独運用の様子をご覧ください。


 普通吉良吉田行きの前2両は吉良吉田へ 後ろ2両は折り返し普通新安城行きに

 普通吉良吉田行きが西尾駅に到着しました。この列車は犬山駅から8両編成で運行され、鳴海駅で後ろ4両を切り離し、この駅で後ろ2両を切り離し、この先は2両編成になります。写真手前側の後ろ2両がこの駅が終点で、奥側の前2両が普通吉良吉田行きです。切り離し作業が終わると、前2両の普通吉良吉田行きは発車します。

 切り離し作業も終わり、前2両の普通吉良吉田行き(3110F)が発車しました。白色の2両の列車が西尾線を南下します。この列車には折り返しの普通新安城行きに乗る予定です。ということで、しばしのお別れです。また会いましょう。

 そして、向こうの方には切り離された後ろ2両(3103F)が取り残されています。この後、引込線に入ります。

 そして引込線に入りました。引込線に入ったこの列車(3103F)は、この後8時34分発の普通新安城行きになります。その前の8時22分に発車する普通新安城行きが横を通っていきました。


 白い3100系の2両編成(3103F)の普通新安城行きに乗って碧海古井駅まで移動する

 引込線から普通新安城行き(3103F)が入線しました。この白色の列車に乗って別の駅に移動したいと思います。発車時刻の8時34分。普通新安城行きは西尾駅を発車しました。

 碧海古井駅まで乗車しました。碧海古井駅に到着した白い3100系(3103F)の普通新安城行きです。

 そして、普通新安城行きは碧海古井駅を発車しました。

 次の列車は9時02分発の普通新安城行きです。西尾駅で見た吉良吉田行きの折り返しです。日中は30分間隔で運行されている西尾線の普通列車ですが、前の列車が8時50分発だったので、列車間隔は12分という計算になります。日中の半分以下の間隔です。次の新安城行きが来るまであと4分。新幹線を見ながら待ちましょう。


 白い3100系の2両編成(3110F)の普通新安城行きに乗って新安城駅まで移動する

 9時02分発の普通新安城行きが碧海古井駅に到着しました。白い3100系の2両編成(3110F)です。この列車に乗って新安城駅まで向かいます。

 さすが名鉄。あっという間に新安城駅に到着です。日中の普通新安城行きと同様、2番線に到着しました。

 そして、1番線には先ほど西尾駅から碧海古井駅まで乗った列車(3103F)が止まってましたが、入れ替わり西尾方向へ出ていきました。

 向こうの方で止まってます。抹茶茶碗くん。お疲れさまです。


 再び連結して4両編成に

 戻ってきました。3110Fが停車中の2番線に進入します。

 そして、連結がっちゃんこ。西尾駅で別れた両列車が再び手をつなぎました。

 白色の2両と白色の2両は、4両の急行吉良吉田行きになりました。今度は4両全てが吉良吉田駅まで行きます。ちなみに、初めに西尾駅に到着した時と車両の順番が逆になっています。今回は抹茶茶碗が前2両を指しています。

 そして、発車時刻となりました。急行吉良吉田行きの発車です。


 最後に

 ということで、今回は西尾線を走る3R2の普通列車を紹介しました。6000系列ばかりだった西尾線が、今となっては懐かしく思います。車両は着実に更新されていくものですね。

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