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平成28年度の西尾線一日平均乗降人員ランキング
愛知県の名鉄主要駅と蒲郡線付き

<平成31年(2019年)3月30日更新>

 今回は、年度末恒例、一日平均乗降人員のランキングです。西尾線、蒲郡線と愛知県の名鉄主要駅の乗降人員を多い駅から順に紹介しつつ、順位は西尾線の駅のみに付けます。データソースは「にしがま線」の存続に向けた『名鉄西尾・蒲郡線対策協議会』の資料(第21回平成30年11月12日開催)、'18安城市の統計、西尾の統計(2017年刊)、平成30年度刊愛知県統計年鑑です。例年通り2年前となる平成28年度の数値を紹介しますが、協議会資料など、データソースに平成29年度の数値も掲載されているものもありますので、最近のデータが気になる方はデータソースを確認してください。ちなみに、前回のランキングの結果はこちらになります。それでは、ご覧ください。


 今年も一日平均乗降人員でランキング

 今回は平成28年度の一日平均乗降人員のランキングです。ポケモンGOが登場したり、リオオリンピックがあったり、SMAPが解散したりした平成28年度。このところ調子の良い西尾線ですが、2年前の乗客数は前年度から増加したのでしょうか、それとも減ったのでしょうか。西尾線内の駅のランキングに加え、蒲郡線の駅や愛知県内の名鉄主要駅の状況も確認します。

 データソースは左のとおりです。『西尾の統計』の数値を参照した西尾市内の3駅は、掲載されている千人単位の年間乗客数から、人単位にするため1000倍し、1日単位にするため定期外365日、定期360日で除し、乗客数から乗降客数にするため2倍した概算値ですので注意してください。ちなみに、365日や360日という日数は、安城の統計の注釈に記載されていた文章を参照して設定しました。

 順位は西尾線の駅のみに付けますが、蒲郡線の駅や愛知県内の名鉄主要駅も含めて乗降人員が多い順に紹介します。西尾線の駅が他の路線と比較してどの程度の乗降客数なのかを判断する材料として参考にしてください。それぞれの駅で文字を青・赤で色分けして紹介しますが、前年度と比較して増加した駅が赤色、減少した駅が青色です。増減なしの駅は緑色で表示する予定でしたが、ありませんでした。

 それでは、ランキングスタート!


 一日平均乗降人員の多い駅から順に紹介する乗降客数ランキングスタート!

 まずは愛知県にある名鉄主要駅が並びます。愛知県統計年鑑に掲載されている主要駅です。前年度と比較すると、国府宮駅以外の駅が増加しています。名鉄全体として利用者は増加傾向にあるようです。そんな中、西尾線の駅の状況はどうでしょうか。

 西尾線の駅の第1位は名古屋本線と西尾線との接続駅である新安城駅です。乗降人員は3.2%ほど増加しました。写真は新安城駅に到着した準急吉良吉田行きです。先日(3月16日)のダイヤ改正で西尾線内から準急が全て急行になり、準急がなくなりました。まだ半月ほどしか経ってしませんが、準急、懐かしいな、と書いておきます。

 新安城駅より11,361人少ない第2位は西尾駅です。乗降人員は3.0%増加しました。左側2番線には旧塗装の3150系が見えます。ホームの改修工事前で、現在はホームが嵩上げされて列車との段差が少なくなっています。また、右奥に芝生広場が見えますが、その場所に平成30年(2018年)10月7日にコンベンションホールが、平成31年(2019年)3月25日にホテルが開業しました。

 西尾駅より5,373人少ない第3位は先日のダイヤ改正で急行停車駅に格上げされた南桜井駅です。相変わらず前年度から16.5%もの大幅増で、準急停車駅であったのにも関わらず、特急停車駅の南安城駅と桜井駅の乗降人員を抜かして第3位に躍り出ました。写真は名鉄ハイキングのために特別停車した急行吉良吉田行きです。当時は「急行が止まったら準急と一緒じゃん!」とネタにしましたが、現在はいつでも見られる風景となりました。

 南桜井駅より89人少ない第4位は南安城駅です。乗降人員は2.5%の増加です。ワンピースのラッピングが施された準急西尾行きが停車中です。南安城駅は今年度にバリアフリー工事が施工されました。3月末が工期だったかと思うので、年度が変わったら紹介したいなと思います。

 南安城駅より269人少ない第5位は桜井駅です。乗降人員は3.6%増加しました。写真の左側の列車は準急吉良吉田行きで、現在は急行で運行されています。右側の列車は準急新可児行きで、現在は急行となり、2両から4両に増強されています。

 桜井駅より1,310人少ない第6位は急行停車駅の桜町前駅です。乗降人員は2.4%増加しました。写真は桜町前駅の入口です。改札口までは自転車置場の中の狭い通路を通り抜けていくような感じですが、屋根の無いところは自転車置場ではないので、本当は広い通路が確保されています。

 桜町前駅より379人少ない第7位は吉良吉田駅です。乗降人員は1.9%増加しました。写真は平日朝の吉良吉田駅で、折り返し普通岐阜行きが到着しています。写真右側の4番線に列車が止まっているのが朝ならではの風景です。

 そして、待ちに待った蒲郡線の駅の登場です!蒲郡線の主要駅である蒲郡駅の乗降人員は1.3%増加しました。廃止の危機にさらされている蒲郡線の主要駅が増加しているのは、良いことです。

 吉良吉田駅より1,019人少ない第8位は急行停車駅の米津駅です。乗降人員は2.4%増加しました。写真はSRの急行佐屋行きとクリスマストレインのラッピングが施された急行吉良吉田行きです。先日のダイヤ改正で西尾線のSRの運用が無くなったようで、時代の流れを感じます。

 米津駅より566人少ない第9位は福地駅です。残念ながら乗降人員が0.8%減少しました。これまで順調に乗客数を伸ばしてきた福地駅でしたが、今後に期待です。

 福地駅より68人少ない第10位は上横須賀駅です。乗降人員は0.1%ですが増加しました。これで急行停車駅は全て出そろいました。残るは普通停車駅です。

 上横須賀駅より41人少ない第11位は北安城駅です。西尾線普通停車駅の第1位になりました。乗降人員は6.4%の増加です。

 そして北安城駅より81人少ない第12位は普通停車駅の碧海古井駅です。乗降人員は2.9%増加しました。写真は桜が満開の碧海古井駅と普通新安城行きです。

 ここで、蒲郡線の駅が登場です。西浦駅は蒲郡線にとって主要駅なので減少は残念ですが、次年度に期待しましょう!写真は2両ホームの形原駅に停車中の普通吉良吉田行きです。

 そして西幡豆駅は減少、三河鹿島駅は増加でした。頑張れ!蒲郡線!

 西尾線に戻って、碧海古井駅より571人少ない第13位は西尾口駅です。乗降人員は8.6%増加しました。市街地にある駅ということもあり、今後も乗客数増加を期待しています。

 そして、西尾口駅より87人少なく西尾線最下位になった駅は堀内公園駅です。乗降人員は5.4%減少しました。気候の良い日は堀内公園の駐車場もいっぱいになるし、是非、堀内公園は西尾線で行きましょう!

 さて、残るは蒲郡線の駅です。東幡豆駅、三河鳥羽駅ともに増加です。

 そして蒲郡競艇場前駅、こどもの国駅も増加です。ここまで人数が少なくなると人数で示すと寂しくなってしまい、0.4%増の蒲郡競艇場前駅は1人増、1.9%増のこどもの国駅は3人増なのですが、それでも増加していることが大事だと思います。


 最後に増加率ランキング

 最後に、西尾線の駅の増加率ランキングをご覧ください。南桜井駅が相変わらずの10%以上の大幅増ですが、前年度は27.6%の増だったので、今後は徐々に落ち着いていく方向に向かうのかなと思います。10%以上増加した駅も前年度の3駅から今回は南桜井駅のみとなり、前年度より全体的に勢いが落ち着いている傾向がみられますが、まだまだ、全体的には増加しています。今後の西尾線に期待しましょう!

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