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平成27年度の西尾線一日平均乗降人員ランキング
愛知県の名鉄主要駅と蒲郡線付き

(2018年3月29日更新)

 乗客数ネタが続いていますが、年度末の恒例ということで、今回も乗客数ネタをお送りします。一日平均乗降人員のランキングです。西尾線、蒲郡線と愛知県の名鉄主要駅の乗降人員を多い駅から紹介しつつ、順位は西尾線の駅のみに付けます。データソースは「にしがま線」の存続に向けた『名鉄西尾・蒲郡線対策協議会』の資料(第20 回平成29年11月6日開催)、'17安城市の統計、西尾の統計(2016年刊)、平成29年度刊愛知県統計年鑑です。例年通り2年前となる平成27年度の数値を紹介しますが、協議会資料など、データソースに平成28年度の数値も掲載されているものもありますので、最近のデータが気になる方は資料を直接データソースを確認してください。ちなみに、前回のランキングの結果はこちらになります。それでは、ご覧ください。


 今年も一日平均乗降人員でランキング

 今回は平成27年度の一日平均乗降人員のランキングです。選挙権年齢が18歳以上に引き下がり、東京五輪のエンブレムが盗作疑惑で白紙撤回され、パノラマスーパーのリニューアルが始まった平成27年度。このところ調子の良い西尾線ですが、2年前の乗客数は前年度から増加したのでしょうか、それとも減ったのでしょうか。西尾線内の駅のランキングに加え、蒲郡線の駅や愛知県内の名鉄主要駅の状況も確認します。

 データソースは左のとおりです。『西尾の統計』の数値を参照した西尾市内の3駅は、掲載されている千人単位の年間乗客数から、人単位にするため1000倍し、1日単位にするため定期外365日、定期360日で除し、乗客数から乗降客数にするため2倍した概算値ですので注意してください。ちなみに、365日や360日という日数は、安城の統計の注釈に記載されていた文章を参照して設定しました。

 順位は西尾線の駅のみに付けますが、蒲郡線の駅や愛知県内の名鉄主要駅も含めて乗降人員が多い順に紹介します。西尾線の駅の状況を判断するための比較材料として、参考にしてください。また、前年度と比較して増加した駅は赤色、減少した駅は青色、増減なしの駅は緑色で表示します。

 それでは、ランキングスタート!


 一日平均乗降人員の多い駅から順に紹介する乗降客数ランキングスタート!

 まずは愛知県にある名鉄主要駅が並びます。愛知県統計年鑑に掲載されている主要駅です。前年度と比較すると、掲載の全ての駅で増加しています。名鉄全体として利用者は増加傾向にあるようです。そんな中、西尾線の駅の状況はどうでしょうか。

 西尾線の駅の第1位は名古屋本線と西尾線との接続駅である新安城駅です。乗降人員は5.2%ほど増加しました。写真は新安城駅に到着した西尾駅が始発の特急須ヶ口行きです。西尾線からの特急は待避線である3番線から発車します。ここ数年でパノラマスーパーのリニューアルが進んでいますが、この編成は1013Fで、現在はリニューアルされ、内装も見た目も変わっています。

 新安城駅よりちょうど11,000人少ない第2位は西尾駅です。乗降人員は2.0%増加しました。西尾駅からサクラサクのラッピング列車が発車していますが、その奥にも注目。芝生広場が見えますが、現在はコンベンションホールとホテルの建設中。手前に建つまんが喫茶も、まだ無いようですね。

 西尾駅より5,278人少ない第3位は南安城駅です。乗降人員は5.3%の増加です。写真は南安城駅ですれ違う特急須ヶ口行きと普通吉良吉田行きで、特急須ヶ口行きはリニューアルされたパノラマスーパーです。このころはまだまだ、リニューアルの編成が珍しい存在でした。

 南安城駅より311人少ない第4位は桜井駅です。乗降人員は3.3%増加しました。桜井駅が登場し、これで特急停車駅は全て出そろいました。写真は岡崎市の「徳川家康公顕彰四百年記念事業」によるラッピング列車で、岡崎の四季をデザインされた列車でした。

 桜井駅より181人少ない第5位は準急停車駅の南桜井駅です。前年度は桜井駅と958人の差でしたが、かなり僅差になってきました。前年度から27.6%もの大幅増です。次年度、南桜井駅は特急停車駅である桜井駅と南安城駅の乗降人員を超えることになります。恐るべし、南桜井駅!

 南桜井駅より1,046人少ない第6位は急行停車駅の桜町前駅です。前年度に南桜井駅に抜かれ、さらに差が開きました。しかし乗降人員は1.4%増加しています。更なる発展を期待しましょう。写真は桜町前駅に到着した急行吉良吉田行きです。平成27年度に3300系の外観デザインが一部変更されました。

 桜町前駅より355人少ない第7位は吉良吉田駅です。乗降人員は7.2%増加しました。増加の駅が続いています。嬉しいものです。写真は平日朝の吉良吉田駅です。犬山行きと岩倉行きが並んでいます。

 そして、お待たせしました!蒲郡線の駅の登場です。蒲郡線の主要駅である蒲郡駅です。乗降人員は4.3%増加した2,771人です。

 吉良吉田駅より1,009人少ない第8位は急行停車駅の米津駅です。乗降人員は11.4%増加しました。写真は米津駅を通過する特急名古屋行きです。編成は1115Fで現在もリニューアルされていません。

 米津駅より512人少ない第9位は福地駅です。乗降人員が10.3%増加し、上横須賀駅を抜いて1ランクアップしました。順調に乗客数を伸ばす福地駅。西尾市でも福地駅近くに計25台ほどの駐車場を提供しているようですが、もっと駐車場が用意できれば、一色、平坂、寺津などの西尾市南西部に住む方の最寄り駅としてさらに利用される駅になるかと思います。

 福地駅より79人少ない第10位は上横須賀駅です。乗降人員は2.2%増加しましたが、さらに増加した福地駅に抜かれ1ランクダウンです。これで、急行停車駅は全て出そろいました。残るは普通停車駅です。

 上横須賀駅より113人少ない第11位は北安城駅です。西尾線普通停車駅の第1位になりました。乗降人員は4.4%の増加です。写真は北安城駅を通過する急行弥富行きです。西尾線内でもこの外観の列車を見る機会が増えてきたように感じます。

 そして北安城駅より40人少ない第12位は普通停車駅の碧海古井駅です。乗降人員は5.2%増加しました。これまで、減少した駅が出てきていません。減少した駅は文字の色を青色にするのですが、今のところ、文字が赤い駅ばかりです。

 ここで、蒲郡線の駅が4駅登場です。そして青い文字も登場です。西浦駅は蒲郡線にとって主要駅なので減少は残念ですが、次年度に期待しましょう!写真は「にしがま線」の利用促進のイベントに行ってきたときに撮影した西幡豆駅です。にぎわってる姿が良いです。

 西尾線に戻って、碧海古井駅より582人少ない第13位は西尾口駅です。乗降人員は7.1%増加しました。市街地にある駅ですし、今後も期待しています。

 そして、西尾口駅より17人少なく、西尾線最下位になった駅は、堀内公園駅です。最下位でしたが、乗降人員は6.0%増加しました。ということで、西尾線の駅は全て増加という結果となりました。

 さて、残る蒲郡線の駅の状況は左の通りです。東幡豆駅のみ減少し、他の駅は増加しました。


 最後に増加率ランキング

 最後に、西尾線の駅の増加率ランキングをご覧ください。南桜井、米津、福地の3駅が10%以上の大幅増となりました。最下位の桜町前駅でも1.4%の増加ということで、最近の西尾線は勢いを感じますね。今後の展開にも期待大です。

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