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乗客数が伸びまくっている南桜井駅の平日夕方の様子を確認する。
(2017年6月2日更新)

 ここ数年の西尾線の乗客数は増加傾向なのですが、特に増加している駅のひとつは南桜井駅です。平成20年6月に開業して以来常に増加しており、平成26年は前年に対して14%の増加、平成27年は前年に対して28%の増加となっています。

 今回は、そんな南桜井駅の平日夕方の乗車人員を調査したいと思います。3年前の平成26年6月に『南桜井駅で、準急停車駅な様子を確認する。』と題して平日夕方の南桜井駅の乗車人員を調査しています。この時は普通のみ停車する16時台までと準急が停車する17時台以降の乗車人員を比較するのが目的でしたが、今回は3年前の平成26年と今である平成29年とを比較します。しかし、調査月も曜日も天気も違い、前回はダイヤに乱れがあるので比較対象としてはどうかとも思いますが、そこは敢えて気にせず、確認していきたいと思います。それでは、ご覧ください。


 南桜井駅の乗客数は、ずっと増加傾向です。

 南桜井駅の新安城方面のホームに来ました。今回は、南桜井駅の乗車人員について調査した結果を紹介します。

 南桜井駅の乗車人員は平成20年の開業以来、図のように増加の一途をたどっています。平成26年は前年に対し114%、平成27年は前年に対し128%で、大幅な増加となっています。

 平成26年6月に『南桜井駅で、準急停車駅な様子を確認する。』と題して南桜井駅の平日夕方の乗車人員を調査した内容を紹介しました。この時は普通のみ停車する時間帯と準急も止まる時間帯の乗車人員を比較したのですが、今回はその数字を利用して約3年後となる今と比較します。果たして、乗客数は増えているのでしょうか。また、どの程度増えているのでしょうか。

 ということなのですが、前回と条件の違う点がいくつかあります。調査月は前回は6月で今回は5月、曜日は前回が水曜日で今回は月曜日、天気は前回が雨で今回は晴れでした。3年の間にダイヤ改正は無かったのですが、前回はダイヤに乱れがありました。そんな状態で比較するのもどうかと思いますが、個人サイトということで広い心で見ていただけたらと思います。

 前回は15時台から調査してますが、今回は乗客人員が増える直前の16時30分から調査を開始します。


 平日16時台後半の南桜井駅。

 まずやって来たのは急行吉良吉田行きです。急行なので南桜井駅は通過!

 次にやって来たのは急行佐屋行きです。急行なので南桜井駅は通過!

 16時49分発の普通新安城行きが到着しました。乗車人員は16人で、3年前より60%増加しました。6人だけど。

 16時52分発の普通西尾行きが到着しました。乗車人員は2人で、3年前より33%減少しました。1人だけど。


 平日17時台の南桜井駅。

 時刻は17時になりました。これ以降は吉良吉田行きと佐屋行きが準急となり、南桜井駅にも停車します。

 17時03発の準急吉良吉田行きが到着しました。乗車人員はなんと0人でした。3年前はダイヤが乱れて22分遅れとなり33分間列車が来なかったのですが、それでも乗車人員が6人しかありませんでした。この時間はまだ閑散としている南桜井駅です。

 17時08分発の準急佐屋行きが到着しました。乗車人員は14人で、3年前より75%も増加しました。6人だけど。新安城方面の乗客数は増えてきているようですが、まだまだホームは落ち着いています。

 17時19分発の普通新安城行きが到着しました。乗車人員は3人で、3年前より77%減少しました。

 17時22分発の普通西尾行きが到着しました。乗車人員は3人で、3年前より77%減少 しました。3年前はダイヤの乱れにより前の準急吉良吉田行きの発車から11分しかなく、今回は19分の間隔があったのにも関わらず10人減ってしまいました。

 17時33発の準急吉良吉田行きが到着しました。3年前は19分遅れで、前の普通西尾行きから16分の間隔がありました。ダイヤ通りだと11分なので、通常より5分長い間隔があったことになります。しかし、今回の乗車人員は14人で、3年前より56%も増加しました。6人だけど。

 17時38分発の準急佐屋行きが到着しました。乗車人員は68人で、3年前より20%減少しました。20%も減ってるんですね。やはり、とある1日のとある数時間を切り取って見ても、全体の傾向とは必ずしも一致しないんですね。1日平均乗車人員は大幅に増加した南桜井駅ですが、この列車の乗車人員は減少しました。

 17時49分発の普通新安城行きが到着しました。3年前は8分遅れで列車間隔がひろがりました。それも要因かと思いますが、今回の乗車人員は38人で、3年前より16%減っています。所詮、ほんの一部の時間を切り取った確認ですからね。1日平均乗車人員は増加し続けていますが、残念ながらこの時間帯は増加してる様子がみられません。

 17時52分発の普通西尾行きが到着しました。今回、乗車人員は15人ですが、3年前はダイヤの乱れにより普通新安城行きと被ってしまい乗客数は不明です。きっと、3年前より激減ですよ。わからないけど。前の列車も前の前の列車も減少したんだから、きっと、この列車も減少してますよ。もしかしたら統計資料が間違ってて、ホントは南桜井駅の乗客数は減ってるんじゃないですか。わからないけど。


 平日18時台の南桜井駅。

 時刻は18時になりました。まだまだ明るい5月の南桜井駅です。17時台は乗車人員が減少し、私のコメントもいじけた感じになってしまいましたが、18時台は状況は逆転して好調な南桜井駅がみられます。

 18時03発の準急吉良吉田行きが到着しました。乗車人員は5人で、3年前より37%減っています。3年前は9分遅れで14分間隔、ダイヤ通りの今回は11分間隔なので、3分ほど間隔が短くなっているのも要因かもしれませんが、やっぱり減ってる。

 18時08分発の準急佐屋行きが到着しました。乗車人員は50人で、3年前より11%増加しました。そして、ここから南桜井駅では帰宅ラッシュで乗車人員がピークに向かいます。

 これまで断続的にやって来ていた乗客も、この時間になると切れ目なく、次から次へとやって来るようになりました。写真は18時19分発の普通新安城行きが発車した様子です。乗車人員は103人で、3年前より72%増加しました。

 18時22分発の普通西尾行きが到着しました。3年前は4分遅れで列車間隔は14分、今回はダイヤ通りの列車間隔19分で、乗車人員は19人となり、3年前より171%増加しました。列車間隔の増加率以上に乗車人員の増加率は高くなりました。

 18時33発の準急吉良吉田行きが到着しました。乗車人員は15人で、3年前より275%も増加しました。11人だけど。

 18時38分発の準急佐屋行きが到着しました。乗車人員は150人で、3年前より114%も増加しました。2倍以上です。

 18時49分発の普通新安城行きが到着しました。乗車人員は74人で、3年前より85%も増加しました。大幅増なのですが、直前に114%とか出ちゃうとね。

 そして、18時52分発の普通西尾行きが到着しました。今回、乗車人員は21人ですが、3年前はダイヤの乱れにより乗客数は不明です。きっと、3年前より増えているように思います。わからないけど。通勤時間に着目する、つまり適切なポイントを見極めて観察するのが大事ってことですね。


 まとめ

 ということで、今回は乗客数が順調に伸びている南桜井駅の様子を調査してみました。データの欠損の無い新安城方面行きについて乗車人員をグラフ化すると、左のようになります。3年前と比較して各々の列車ごとに減ったり増えたりしていますが、帰宅ラッシュのピーク前後の時間帯は大幅に増えています。

 同じく新安城方面行きについて、今回調査した列車の乗車人員の合計値を3年前と比べてみました。結果は3年前より37%の増加となりました。最初に示した統計資料による1日平均乗車人員は3年前の平成26年から平成27年の28%増が最新のデータであり、平成28年のデータはさらに増加するのではないかと充分思える結果となりました。 ということで、今後の南桜井駅の動向に期待大です。

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