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吉良吉田発岐阜行きの普通列車
(16年8月29日更新)

 今回は、吉良吉田駅から名鉄岐阜駅までの全区間を普通列車で運行されている列車を紹介します。
 西尾線と名古屋本線とを直通する列車の多くは全ての区間または一部の区間で急行などの優等列車として運行されていますが、唯一、吉良吉田駅6時53分発の岐阜行きは終点の岐阜までの全ての区間を普通列車で運行されています。吉良吉田駅から名鉄岐阜駅まで各駅に止まるこの列車は、一体いくつの駅に止まるのでしょう。そして、所要時間はどれだけなのでしょうか。名鉄全体を見るともっと長い距離を全て普通列車で運行されている列車もありそうですが、このサイトは『西尾線のページ』ということで、吉良吉田発の普通岐阜行きを臆せず紹介したいと思います。10年前に西尾駅7時19分発の普通岐阜行き(現在は弥富行き)を紹介していますが、今回も同じような構成にしたいと思います。それでは、ご覧下さい。


 吉良吉田駅から岐阜駅まで
 各駅に止まります。

 おはようございます。平成28年8月22日月曜日の朝、6時28分の吉良吉田駅です。今回は、平日の朝に運行されている吉良吉田駅発岐阜行きの普通列車を紹介します。


 その列車は6時53分発の普通岐阜行きです。終点の岐阜まで種別変更なく各駅停車で向かいます。


 時刻は6時47分。新安城方面から普通吉良吉田行きの到着です。到着時刻は6時48分で、この列車が折り返し普通岐阜行きになります。


 それでは、この普通岐阜行きに乗って、名鉄岐阜駅を目指しましょう!

 

 名鉄岐阜駅までの
 各駅停車の旅がスタート!

 吉良吉田駅の発車時刻は6時53分です。発車時刻となりました。普通岐阜行きの発車です。


 普通岐阜行きは、上横須賀、福地の順に各駅に止まります。西尾市と吉良町の境だった矢作古川も、平成23年の合併後は西尾市内のど真ん中になりました。


 吉良吉田駅を発車して10分。普通岐阜行きは西尾駅に到着しました。普通吉良吉田行きとすれ違い、発車時刻は7時07分です。


 西尾駅を発車した普通岐阜行きは、西尾口、桜町前に停車し、矢作川を渡ります。矢作川は市境になっているところが多いのですが、西尾線の走る箇所は引き続き西尾市です。


 西尾市内の米津駅に到着です。吉良吉田駅を発車して20分が経過しました。この駅で準急西尾行きとすれ違います。準急西尾行きが先着し普通岐阜行きの停車時間がわずかなため、左の写真は別日の撮影です。


 米津駅を出ると安城市に入り、南桜井、桜井、堀内公園、碧海古井の順に各駅に止まります。米津-南桜井駅間では国道23号とアンダークロスします。北西に位置する名古屋へ向かうため、国道23号は北西に、西尾線は北に進みます。


 吉良吉田駅を発車して30分が経過しました。普通岐阜行きは南安城駅に到着です。この駅で普通西尾行きとすれ違います。


 南安城駅を出ると、JR東海道本線をオーバークロスし、北安城駅に到着します。


 そして、吉良吉田駅を発車して39分。普通岐阜行きは新安城駅に到着です。この駅まで普通で参りましたが、この駅からも普通で参ります。新安城駅では直前に発車した急行須ヶ口行きが遠のいて信号が変わり次第、すぐの発車です。発車時刻は到着時刻と同じ7時32分。ここからは名古屋本線に突入です。


 新安城からは名古屋本線です。牛田、知立の順に各駅に止まり、知立駅ではほとんどの乗客が快速特急に乗り換えるために降車します。普通岐阜行きは知立駅で西尾線利用者のための列車としての役割を終えました。引き続き本線の普通停車駅利用者のために頑張ります。知立駅を出ると、一ツ木、富士松の順に各駅に止まり、境川を渡ると、三河を離れて尾張の国の豊明市に突入です。


 吉良吉田駅を発車して53分が経過し、豊明駅に到着しました。この駅で快速特急岐阜行きと急行犬山経由岐阜行きの通過待ちをします。停車時間は5分で、7時51分の発車です。


 吉良吉田駅を発車して1時間が経過しました。前後駅では快速特急岐阜行きの通過待ちの後、急行弥富行きと接続します。急行弥富行きの後ろ4両は西尾が始発駅です。普通岐阜行きは前後駅に6分停車し、8時ちょうどの発車です。


 前後駅を出ると、中京競馬場前、有松、左京山の順に各駅に止まります。有松-左京山駅間では、名二環と共に国道302号が高く高く名鉄線を跨いでいます。


 普通岐阜行きは鳴海駅に到着しました。普通列車ですが、1番線に到着し、優等列車に抜けされず、すぐの発車です。ホームでは『名古屋まで一番早く参ります。』という案内放送がありました。ということは、前後駅から名古屋まで、この列車は急行には抜かされず一番早く到着することになります。


 鳴海駅を出ると、天白川を渡って本星崎駅に停車します。


 吉良吉田駅を発車して1時間20分経過し、本笠寺に到着です。本笠寺駅では快速特急新鵜沼行きの通過を待ちます。でも停車時間はたったの1分。8時13分に到着し8時14分に発車します。


 本笠寺を出ると、桜、呼続、堀田の順に各駅に止まります。山崎川は呼続駅に隣接して流れる川です。必要な堤防高より線路が低い位置にあるため、山崎川が増水すると線路は陸こうで閉め切られます。


 堀田を出ると、神宮前、金山、山王の順に各駅に止まります。神宮前駅で吉良吉田駅を発車後1時間半が経過しました。


 吉良吉田駅を発車して1時間38分。普通岐阜行きは名鉄名古屋駅に到着です。各駅に停車して32番目の停車駅の名鉄名古屋駅。多くの人が降車しました。前後駅以降、本笠寺駅で快速特急に抜かされただけで前後駅から名古屋まで一番早く到着しましたが、『前後駅から一番早く着く列車』は、名古屋を出発した後もまだまだ続きます。


 普通岐阜行きは名古屋駅を出ると、栄生、東枇杷島の順に停車し、庄内川を渡ります。そしてその先にある枇杷島分岐点では名古屋本線に進み、西枇杷島駅に到着です。西枇杷島駅でも通過列車の待ち合わせはありません。


 そして二ツ杁、新川橋、須ヶ口、丸の内の順に各駅に止まります。二ツ杁駅でも列車の待ち合わせはありません。前後駅から一番早く到着する普通列車は継続中です。


 吉良吉田駅を発車して1時間54分。普通岐阜行きは新清洲駅に到着しました。この駅で急行一宮行きに接続し、ミュースカイ岐阜行きの通過を待ちます。前後駅から一番早く着く普通列車は、ここで終わりです。前後駅の発車時刻は8時ちょうどだったので、本笠寺駅の通過列車待ちの時間を含めて47分かけて、一番早く新清洲駅に到着したことになります。


 新清洲駅を出ると、大里、奥田の順に各駅に止まります。新清洲-大里駅間では、高架の名二環と共に国道302号が名鉄線と交差しています。普通岐阜行きは吉良吉田駅を発車して2時間が経過しました。


 国府宮駅に到着しました。この駅で特急岐阜行きに接続します。この駅では4分停車し、9時01分の発車です。


 国府宮を出ると、島氏永、妙興寺、名鉄一宮、今伊勢、石刀の順に各駅に止まります。


 普通岐阜行きは新木曽川駅に到着しました。この駅で急行岐阜行きに接続します。停車時間は4分で、9時19分の発車です。


 新木曽川を出ると、黒田、木曽川堤の順に止まり、木曽川を渡ります。木曽川を渡ると岐阜県に入ります。


 そして、笠松、岐南、茶所、加納の順に各駅に止まります。岐南駅での通過列車待ち合わせはありません。そして、JR線をくぐると・・・


 終点の岐阜駅に到着です。到着時刻は9時35分。吉良吉田駅を発車して2時間42分、56番目の駅として到着しました。皆さま長い時間、お疲れ様でした。

 

 お疲れさまでした。

 普通岐阜行きは普通須ヶ口行きになりました。普通須ヶ口行きの発着番線が『本日は』3番線だというホームの案内放送があったことから、普段は違うということでしょう。


 ということで、今回は吉良吉田駅始発の普通岐阜行きを紹介しました。意外と優等列車に抜かされない列車、という感想です。長くて疲れるネタでしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


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