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新安城駅の時間限定待合室2016
(16年5月4日更新)

 新安城駅は名古屋本線と西尾線の接続駅です。 名古屋本線の列車から西尾線の列車に乗り換えるときは、当然ながら西尾線のホームで電車が来るのを待つわけですが、西尾線のホームには待合室がありません。ベンチはありますが座れるのは数名ですし、夏は暑くて冬は寒いんです。下車駅やタイミングによっては30分近く待つことになる西尾線ホームで、ずっと立って待つのは難儀な話です。

 そんな中、時間限定ですが西尾線ホームの1番線に待合室があることがあります。2001年に時間限定待合室'01として紹介しましたが、それから15年も経過したこともあり、再度2016年バージョンを作成しました。今回は休日の昼間にある『待合室』を紹介します。


 今回は、新安城駅の待合室の話です。

 今回は新安城駅の待合室の話です。名古屋方面の3,4番線ホームには、このような待合室があります。寒い日や風の強い日など、このように仕切りがある待合室の存在はありがたいものですが、このような待合室は西尾線ホームである1,2番線ホームにはありません。


 西尾線ホームには待合室はありませんが、ベンチはあります。写真は西尾線1,2番線ホームに設置されたベンチです。寒い日は寒いままで、風の強い日は風の強さを十分感じることができますが、わざわざ感じたくはないですよね。この程度の設備しかない西尾線ホームですが、時間帯によっては素晴らしい待合室が用意されている場合があります。


 それがこちらです!1番線で留置されている列車が待合室として開放されている場合があります。


 ということで、今回は、この時間限定の待合室を紹介します。

 

 待合室がやってくる。

 こちらは新安城駅の西尾線ホームです。まだ1番線には待合室がありません。


 時刻は10時を過ぎました。西尾線から10時02分着普通新安城行きの到着です。


 普通新安城行きは4両で到着しましたが、折り返して普通西尾行きになるのは手前側の2両のみで、奥側の2両は切り離されて1番線に移動します。その列車こそが、待合室になる列車です。


 奥側の2両が切り離されて、1番線に移動するために西尾線方向へ進んでいきます。しばしのお別れ。

 

 待合室の完成です。

 1番線に来ました。待合室が来ました。


 間もなく、待合室の完成です。


 完成。


 名古屋方面行きホーム3,4番線の待合室と比べて桁違いに多い座席数は100席。冷暖房完備。ベンチとは雲泥の差の快適な座席。時間限定とはいえ豪華な待合室です。

 

 待合室を使用してみる。

 せっかくなので、待合室を利用してみます。


 どこに座ろうかな。


 ふむふむ。こんな感じか。


 静かで落ち着いた雰囲気で時間の流れがゆっくり進んでいるようにも感じます。電車の中なのでホームで待つより明らかに快適です。新安城駅の素晴らしいサービスだと思います。

 

 待合室が撤去される。

 さて、あれから5時間ちょっと経過して、時刻は15時25分になりました。待合室に放送が入り、外に出るよう促されました。


 そして、扉を閉められました。


 待合室が1番線を離れます。


 さよなら、待合室。

 

 待合室が普通犬山行きに。

 西尾線方向へ向かっていった待合室は3番線に戻ってきました。普通犬山行きになっています。

 東岡崎方面から来た2両編成の普通犬山行きと連結します。さよなら、待合室。

 待合室が去った西尾線ホームです。少し寂しさも感じる…ような気がする…かもしれない。

 次の急行が来るまで、あと12分ですね。待ちます。ホームで急行を待って乗って帰ります。

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