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新安城8時58分発の普通西尾行きに乗り換えられる名古屋方面からの列車。
(16年3月19日更新)→(16年7月1日追記)
 平日の朝9時前後は朝のラッシュ時のダイヤから昼間の標準ダイヤに移行する時間帯で、標準ダイヤとはちょっと違う列車が残ってる時間帯です。西尾線でも標準ダイヤでは新安城駅を毎時08分に発車している普通西尾行きが9時台は10分早い8時58分に設定されています。名古屋方面から新安城駅に到着して西尾線に乗り換える場合、標準ダイヤの08分発だと毎時58分着の特急豊橋行きと毎時02分着の急行豊川稲荷行きから普通西尾行きに乗り換えられるのですが、それより10分早く発車してしまう8時58分発は名古屋方面からの列車と接続するのでしょうか。新安城駅にて状況を確認しました。ご覧ください。

 今回の主役は、新安城駅を
 10分早く発車する普通西尾行きです。

 こちらは新安城駅の時刻表です。平日の西尾方面になります。10時台以降にある08分発の普通西尾行きが9時台にはなく、10分早い8時58分に設定されていることがわかるかと思います。

 普通西尾行きが10分早く運行されていることから、普通列車の運転間隔に偏りが生じています。写真は普通停車駅である北安城駅の時刻表です。これを見ると、10時以降に毎時11分に発車する列車が9時台は10分早い01分発になっているため、40分発との間隔が39分もあります。逆に9時01分発の前は8時51分発で10分しか間隔がありません。これを見ると、普通西尾行きは標準ダイヤと同じ時刻に運行したほうが良いのでは?と思ってしまいます。西尾→新安城方向の列車は西尾駅9時発の列車からほぼ標準ダイヤ通りなので、新安城9時08分発の西尾行きの運行は可能だと思うのですが。。

 普通西尾行きを新安城8時58分発に設定している理由はよくわかりませんが、とりあえず、今回は名古屋方面の列車からの乗り換えに着目してみたいと思います。10分早く発車することで、どのような影響があるのでしょうか。もしかしたら、10分早く発車する理由がそこに隠れているかもしれません。もしくは隠れていないかもしれません。

 さて、時刻は8時48分になりました。ひとつ前の列車である普通吉良吉田行きが新安城駅を発車します。次の列車が8時58分発の普通西尾行きです。ということで、これから名古屋方面から到着する列車が8時58分発の普通西尾行きに接続している列車ということになります。それでは、それらの列車を確認していきましょう。
 

 名古屋方面から列車が到着。
 ・・・普通東岡崎行き

 岡崎、豊橋方面のホームにやってきました。このホームに到着する列車が名古屋方面から来る列車です。

 時刻は8時54分を過ぎました。6番線に8時54分着の普通東岡崎行きの到着です。到着した普通東岡崎行きは、岐阜を6時37分、名古屋を7時56分に発車して各駅に停車してきた普通列車ということで、まさか名古屋から乗車してきた人は居ないですよね。。。
 

 名古屋方面から列車が到着。
 ・・・特急豊橋行き

 次に到着する列車は特急豊橋行きです。列車案内を見ると8時58分発と表示されていますが、到着時刻は57分です。8時58分発の普通西尾行きへの乗り換え時間はたった1分ということになりますが、乗り換えは可能なのでしょうか。。。ということで名鉄のwebサイトのダイヤ検索をしてみると、この乗り換えが表示されました。ということは、乗り換え可能だということになります。

 それでは、8時57分着の特急豊橋行きから8時58分発の普通西尾行きに乗り換えられるのか実際に確認しましょう。特急豊橋行きが新安城駅に到着です。時刻は到着時刻を1分過ぎた8時58分になりました。

 そして扉が開いたのが到着時刻を2分過ぎた8時59分。ということで、乗り換え時間はマイナス1分になりました!これは急がないと!

 階段を駆け下り・・・

 地下通路を通り・・・

 階段を上ったら、そこは西尾線ホーム。

 普通西尾行きは1番線に停車中。接続しているだけあって、待っててくれました。

 そして西尾行きは発車しました。発車時刻は手元の時計で9時00分ということで、この日は2分遅れでの発車でした。
 

 普通西尾行きの発車後。

 写真は普通西尾行きが発車した後の西尾線ホームです。結局、8時58分の普通西尾行きに乗り換え可能なのは普通東岡崎行きと特急豊橋行きの2本ということで、名古屋から来るとすると、実質は特急の1本のみということになりますね。

 次の列車は9時22分発の急行吉良吉田行きです。名古屋方面からは9時00分に急行豊川行きが到着します。標準ダイヤでは普通西尾行きが08分発なので乗り換え可能だったのですが、9時台は接続時間22分で急行吉良吉田行きに乗り換えることになります。1時間に4往復している西尾線ですが、ここでは22分待ちましょう。ちなみに、この急行吉良吉田行きは新安城が始発駅です。

 そして、標準ダイヤには無い9時07分着の特急豊橋行きが到着。

 そして9時22分に急行吉良吉田行きが発車します。9時22分というのは、普通西尾行きが発車して24分経過した時刻です。写真はまだ9時14分。あと8分待ちましょう。
 

 最後に。

 今回は8時58分発の普通西尾行きに接続する列車を紹介しました。名古屋方面からは各駅停車の普通東岡崎行きと乗り換え時間がわずかな特急豊橋行きの2本であることがわかりました。ちなみに、東岡崎方面から来た場合は8時48分着の普通新安城行きと8時54分着の急行岐阜行きが普通西尾行きに乗り換え可能な列車となり、8時59分着の特急岐阜行きからは乗り換えは不可能です。

 ということで、今回新安城駅で調査した結果、普通西尾行きが9時08分発ではなく8時58分発となった理由は・・・わかりませんでした。わかる方がいらっしゃいましたら、教えてください。
 

 最後のあと、平成28年6月に
 ダイヤグラムを作ってみた。

 さて、後日談です。
 平成28年6月30日に公開した『平日朝の列車がすれ違いまくる時間帯。』にて当該時間帯のダイヤグラムを作りました。そのときに作成した画像の流用なので『→ゴール』という表示もありますが、気にしないでおいてください。
 左図の8時58分発の列車を9時08分発だと考えると・・・新安城駅の『→ゴール』が書いてある9時10分着の普通新安城行きとすれ違いができなくなっていましそうです。普通新安城行きの運行時間の前倒しは無理ですし、普通新安城行きは12分発の特急岐阜行きに接続したいので南安城駅ですれ違って新安城駅の到着時刻を遅らせるのは避けたいですし。

 9時10分着の普通新安城行きが到着する様子です。折り返し急行吉良吉田行きになります。ということで、この列車が新安城8時58分発の列車の誕生した原因と考えるのだ妥当でしょう。
 このページの2コマ目に『西尾→新安城方向の列車は西尾駅9時発の列車からほぼ標準ダイヤ通りなので、新安城9時08分発の西尾行きの運行は可能だと思うのですが。。 』と書いてしまいましたが、まだまだ標準ダイヤになりきれてないことが判明しました。
 今さら、ですが。そういうことで。

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