このサイト(全・西・あ計画)のTOP PAGEに戻る 西尾線のHOMEに戻る これが、西尾線。 このページ

すれ違いの法則。を紹介している写真にミュースカイが写ってる。
(09年10月25日更新)
 西尾線は一部区間を除き単線です。西尾線内ですれ違える駅・区間は、新安城、南安城、桜井-南桜井間、米津、西尾口-西尾間、福地、上横須賀、吉良吉田ですが、西尾線の昼間等の標準ダイヤではすれ違う列車の種別に法則性がみられます。
 というわけで、今回は西尾線内の列車がすれ違う様子を列車の種別に注目して紹介します。以前、まだ全車特別車特急が運行されていた2006年10月2日にも同じ内容のネタを紹介しましたが、当時より実際の運用も紹介の仕方もシンプルになりました。ちなみに、一部写真を除いて平成21年10月25日に撮影しました。ミュースカイが使用されたイベント列車が運行された日ということで、ミュースカイが西尾線を走る様子もちらっと紹介しております。それでは、どうぞ!

 『折り返す駅』新安城

 左の写真の中の図は、大まかな西尾線のダイヤグラムです。西尾線は一部区間を除いて単線のため、すれ違いをする場所が限られています。今回は、それぞれのすれ違いのできる駅・区間について、すれ違いの状況を種別に着目して紹介します。

 写真は新安城駅に停車中の普通列車です。新安城行きとして到着し、折り返して西尾行きになります。

 すれ違いのできる各駅・区間の法則は左のとおりです。

 写真の新安城駅は『折り返す駅』です。普通列車は先ほどの通り、新安城駅で折り返しますが、名古屋方面直通の急行・準急列車も同様な法則であると考えることができます。

 西尾線から来た急行佐屋行きが名古屋方面へ発車した4分後、名古屋方面から来た急行吉良吉田行きが到着します。西尾線だけを注目すると、急行・準急も普通列車と同様に西尾方面から新安城駅に着いた数分後に西尾方面の列車が発車するように設定されているため、少々乱暴ですが、新安城駅は『折り返す駅』とさせていただきました。

 このダイヤ設定だと、名古屋本線のダイヤが乱れた時、本線を無視して西尾線だけの運用が可能になります。なかなか、上手くダイヤを組んでるなと思うところです。

 さて、このようにすれ違える駅・区間での様子を紹介していきますが、安城方面から順に南下していくことにします。新安城を出発した急行や普通列車。次にすれ違える駅は、南安城駅です。
 

 『急行と普通がすれ違う駅』南安城

 南安城駅は、『急行と普通がすれ違う駅』です。夕方からは急行ではなく準急が運行されるため、準急と普通がすれ違う駅となります。

 写真は急行吉良吉田行きと普通新安城行きのすれ違いです。

 そして、急行佐屋行きと普通西尾行きのすれ違い。この駅は、急行に乗っても普通に乗っても、反対列車のすれ違いをする駅となっています。

 次にすれ違いができる区間は、桜井駅-南桜井駅間の複線区間です。
 

 『普通列車がすれ違う区間』桜井-南桜井間

 桜井駅です。桜井駅から南桜井駅までは複線区間で、この区間は『普通列車がすれ違う区間』となります。複線になる前は桜井駅で反対列車の待ち合わせがありましたが、複線化され、すれ違いによる待ち時間が無くなりました。

 ってことで、普通列車がすれ違い。

 対して、急行の場合はこの区間でのすれ違いはありません。・・・が、この日はミュースカイがイベント列車として運行された日で、この急行はミュースカイとすれ違いました。

 ミュースカイが安城方面へ出発。単線区間へと進むミュースカイ。単線区間があるから、このネタが存在します。

 さて、次にすれ違いができる駅は、米津駅です。
 

 『急行列車がすれ違う駅』米津

 米津駅は、『急行列車がすれ違う駅』です。写真は急行佐屋ゆきと急行吉良吉田行きのすれ違い。どちらも同じ顔。

 普通列車も同じ顔。でも、普通列車の場合は、この駅でのすれ違いはありません。・・・が、この日はミュースカイが西尾線に。この普通列車はミュースカイとすれ違いました。

 ミュースカイが吉良吉田方面へ出発。単線を進むミュースカイ。単線区間があるから、このネタが存在します。

 次にすれ違いができる区間は、西尾口駅-西尾駅間の複線区間です。
 

 『急行と普通がすれ違う区間』西尾口-西尾間

 西尾駅です。西尾口駅から西尾駅間は複線区間です。この区間は『急行と普通がすれ違う区間』です。ただし、すれ違いは西尾駅か西尾駅に近い箇所で行われています。写真は西尾駅ですれ違う急行佐屋行きと普通西尾行きです。普通列車は、この駅が終点となります。

 複線区間。それはそれとして。反対列車の到着後に発車した急行佐屋行きです。

 そして、急行吉良吉田行きと普通新安城行きのすれ違い。急行の到着前に普通列車が発車したため、両列車が写真に入りきりませんでした。

 さて、標準ダイヤ時間帯は普通列車が西尾止まりです。西尾から先は急行のみの運行となります。急行はどこですれ違うのか。次にすれ違いのできる駅は、福地駅です。
 

 『すれ違わない駅』福地

 福地駅です。この駅は『すれ違わない駅』です。急行吉良吉田行きが福地駅に到着。反対列車を待たず、そのまま発車します。

 反対方向も同じです。急行佐屋行きは、反対列車を待たずに発車しました。

 次にすれ違いができる駅は、上横須賀駅です。
 

 『急行列車がすれ違う駅』上横須賀

 上横須賀駅は、『急行列車がすれ違う駅』です。まぁ、普通列車は走っていないわけですが。写真は上横須賀駅ですれ違う急行佐屋行きと急行吉良吉田行きです。

 そして、次の停車駅は終点の吉良吉田です。さあ!ラストスパート!
 

 『折り返す駅』吉良吉田

 西尾線の終点・吉良吉田駅です。この駅は終点らしく、『折り返す駅』です。急行吉良吉田行きは吉良吉田に到着すると、折り返し急行佐屋行きに変わります。

 蒲郡線も同様に折り返し。普通吉良吉田行きが吉良吉田に到着すると、折り返し普通蒲郡行きになります。というわけで、それぞれ、先に行くには乗換えが必要となります。ついでに改札口も通ってください。
 

 というわけで、今回は列車のすれ違いに注目したネタを紹介しました。

 ミュースカイが使用されたイベント列車の運行日に何かネタでも、と思って作った内容です。この日、ミュースカイが西尾線を通って蒲郡まで運行されました。写真は米津駅を発車したミュースカイ。通常、ミュースカイが西尾線を走ることは無いですからね。まぁ、貴重な写真です。

このサイト(全・西・あ計画)のTOP PAGEに戻る 西尾線のHOMEに戻る これが、西尾線。 このページ