→ | → |
| → | このページ |
(06年10月2日更新) |
西尾線は全線単線です。列車のすれ違いは全て交換設備のある駅で行われています。 西尾線内ですれ違える駅は、新安城、南安城、碧海桜井、米津、西尾、福地、上横須賀、吉良吉田の8駅ですが、西尾線の昼間等の標準ダイヤでは特急・快速急行・普通が運転されているわりには分かりやすいきれいなダイヤとなっており、それぞれの駅のすれ違う列車の種別に法則性がみられます。 というわけで、今回は西尾線内の駅で列車がすれ違う様子を列車の種別に注目して紹介します。ちなみに、何やら電車が西尾口駅の廃止について話してますが、西尾口は廃止対象駅ではありません。念のため。 ・平成20年6月改正で、ダイヤの構造が変わりました。 |
西尾線・標準時ダイヤグラム 左の図は、西尾線の標準ダイヤ時のおおよそのダイヤグラムです。赤色が特急、青色が快速急行です。特急と快速急行が運転されているわりには、きれいにそろったダイヤかと思います。さらに、よく見てみると、駅によってすれ違う列車の種別に法則がありそうです。 | |
すれ違える駅・種別の法則。 というわけで、種別に注目しつつ、すれ違える各駅の特徴をまとめてみました。それでは、これらの各駅の様子をおおよその時系列順にご覧ください。時系列順だと、アトランダムにも見えますが(^_^;)。 | |
折り返す駅・新安城 まずは新安城駅です。新安城に西尾線から快速急行佐屋行きが到着し、そして名古屋方面に向かって発車しました。折り返す駅と言いながら列車はそのまま先に進んでしまいましたが、新安城を発車した直後、複線である本線上で同じ快速急行の西尾行きとすれ違います。 | |
折り返す駅・新安城
名古屋方面から快速急行西尾行きの到着です。普通列車の場合、新安城に到着するとそのまま西尾行きとして折り返したり別の車両が西尾行きとして発車しますが、西尾線だけを注目すると、快速急行や特急も普通列車と同様に同じ種別の西尾行きが発車します。というわけで、少々乱暴ですが、新安城駅は「折り返す駅」とさせていただきました。 | |
普通列車と優等列車がすれ違う駅・南安城
南安城駅は特急または快速急行の優等列車と普通列車がすれ違う駅です。特急・快速急行の別、方向別で計4パターン見られます。西尾線の運行本数は片道4本/時なので、別の見方をすると、標準ダイヤでは全ての列車が南安城ですれ違いをするともいえます。 | |
折り返す駅・新安城 普通新安城行きが終点の新安城駅に到着しました。新安城に到着すると、折り返し西尾行きとなります。時間帯によっては同じ車両の折り返しではなく、別の車両が使用されることもありますが。 | |
折り返す駅・新安城
というわけで、普通西尾行きになりました。14:06の発車です。あと2分ほどで発車します。 | |
特急と快速急行がすれ違う駅・米津
米津駅です。米津駅では快速急行と特急がすれ違います。 | |
普通列車と優等列車がすれ違う駅・西尾
西尾駅です。西尾駅では南安城と同様に特急または快速急行の優等列車と普通列車がすれ違います。南安城と違うのは、新安城方面の列車はこの駅が始発駅であること。西尾止まりの列車が到着しても、すぐに発車するとは限りません。 | |
普通列車と優等列車がすれ違う駅・西尾
というわけで、普通新安城行きの発車です。快速急行の到着後、すぐに発車します。 | |
普通列車と優等列車がすれ違う駅・南安城 前述のとおり、優等列車と普通列車がすれ違う駅・南安城。普通西尾行きと特急名古屋行きのすれ違いです。 | |
普通列車と優等列車がすれ違う駅・南安城 特急名古屋行きが到着すると、普通西尾行きが発車します。続いて特急に乗って新安城に向かいます。新安城まですれ違いなしで到着します。 | |
折り返す駅・新安城 特急名古屋行きが新安城駅に到着です。そして西尾線を離れ、名古屋本線に入ります。 | |
折り返す駅・新安城
特急名古屋行きが発車してから数分後、名古屋本線で名古屋行きとすれ違った特急西尾行きが到着します。そして、西尾線に入ります。 | |
普通列車同士がすれ違う駅・碧海桜井
碧海桜井駅です。碧海桜井では普通列車同士がすれ違います。この駅は西尾-新安城間のほぼ中間に位置しており、それぞれの始発駅である西尾駅・新安城駅の発車時刻もほぼ同時刻です。普通列車だけ見ると、さらに単純で分かりやすいダイヤかと思います。 | |
普通列車と優等列車がすれ違う駅・南安城
普通新安城行きが南安城駅に到着です。この駅で特急西尾行きとすれ違います。普通列車と特急列車とのすれ違いですが、先に到着するのは特急列車。特急列車が普通列車の到着を待ちます。 | |
普通列車と優等列車がすれ違う駅・西尾 普通西尾行きが、西尾駅に到着しました。 | |
普通列車と優等列車がすれ違う駅・西尾 発車時刻になると、入れ替わり快速急行佐屋行きが発車します。ちなみに、快速急行は21分間西尾駅に停車していたことになります。 | |
2列車が同一番線を使用する駅・西尾
さて、西尾駅では新安城方面だけではなく、当然ながら吉良吉田方面の列車も発車します。それぞれ西尾が始発駅。2番線では両方向の普通列車が停車しています。吉良吉田方面・蒲郡行きの発車時刻は14:45。特急西尾行きの到着を待って発車します。 | |
特急と快速急行がすれ違う駅・米津
特急西尾行きと快速急行佐屋行きとのすれ違いです。先ほどの米津駅と逆で、特急が西尾行き、快速急行が名古屋方面行きです。 | |
普通列車と優等列車がすれ違う駅・西尾
西尾駅に特急が到着しました。入れ替わり普通新安城行きが発車しますが、特急到着後、約3分ほど待ってからの発車です。 | |
普通列車と優等列車がすれ違う駅・南安城
南安城駅ですれ違う快速急行佐屋行きと普通西尾行きです。これで4パターン全て紹介しました。標準ダイヤ時には必ずすれ違う南安城駅。やはり登場回数も多いです。 | |
西尾駅・蒲郡行きの発車。 吉良吉田方面の普通蒲郡行きが西尾駅を発車しました。続いては、西尾-吉良吉田間を紹介します。夕方以降を除き、西尾-吉良吉田間で列車がすれ違う駅は福地駅のみです。それでは、福地駅の様子をご覧ください。 | |
ワンマン列車同士がすれ違う駅・福地 普通蒲郡行きと普通西尾行きとのすれ違いです。この区間の昼間はワンマン運転の普通列車のみ30分間隔で運行されています。西尾行きは次の駅が終点でこれより先はすれ違わず、蒲郡行きが次にすれ違う駅は蒲郡線・三河鳥羽駅です。というわけで、交換設備は整っている上横須賀駅と吉良吉田駅は昼間、列車の入れ違いはありません。 | |
夕方以降も普通列車と優等列車がすれ違う駅・南安城 最後に17時以降の夕方・夜を紹介します。昼間時間帯と異なるのは、西尾発着の特急が吉良吉田まで延長されること。新安城-西尾間については、時刻が大幅に変更されるわけではないため、昼間と同様にすれ違います。写真は普通新安城行きとのすれ違いです。 | |
夕方以降も特急と快速急行がすれ違う駅・米津 米津駅も同様に、特急が吉良吉田行きになっても昼間と同じく快速急行とすれ違います。西尾駅でも同様に昼間と同じく普通新安城行きとすれ違いますが、西尾-吉良吉田間は昼間は運転されていないということで、上横須賀駅にて昼間には見られなかった列車のすれ違いが発生します。それでは、上横須賀駅を見てみましょう。 | |
夕方以降に特急と普通がすれ違う駅・上横須賀 上横須賀駅です。上横須賀駅は17時以降・特急が吉良吉田まで延長される時間帯からワンマン列車・普通西尾行きとすれ違います。ちなみに、写真は8月に撮影したものです。米津駅より明るいようで。。 | |
というわけで、西尾線内のすれ違いを種別に注目しつつ紹介しました。すれ違い設備のある各駅に特徴があることを感じてもらえたかと思います。今回も様々な時間帯に撮影したものをその時間の列車として扱ってしまいましたが、今回は(細かいところはともかく)同じ見た目の車両になるように撮影したため、結構大変でした。運も重要だったネタということで(^_^)。 |
→ | → |
| → | このページ |