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(07年1月14日更新) |
当サイトで出題した問題の中から1問ピックアップし、改めて問題の内容をチェックします。今回紹介する問題は2001年1月1日出題のくっつく編・FILE No.b32です。これらの問題はよくあるくっつく問題ですが、干支を意識して作られた問題です。 今回は、雑誌記者の清須千穂さん(29)と、会社員の佐藤幸介さん(33)に進行していただきます。それでは、ご覧ください。 |
「はじめまして。清須と申します。お忙しい中すみません。本日は『普通の人の人生の軌跡』という特集の取材ということで、いろいろお聞きしますが、よろしくお願いします。」 「私が普通なのかどうかは分からないですけれど、よろしくお願いします。」 「さっそくですが、佐藤さんは昭和48年生まれということで、第2次ベビーブームですね。」 「そうですね。」 「やはり、普通の人というのは、生まれたときから普通なんですね。佐藤さんというお名前を見て、私、ものすごく期待してるんですよ。今回の企画にぴったりな方だなって。」 「意味が分かりませんが、まぁ、ありがとうございます。」 「そして、こちらの資料によると、中学では学業もそこそこ。スポーツもそこそこ。」 「まぁ、そうですね。」 「そして、そこそこの高校に進学し、そこそこの大学をそこそこの成績で卒業され、そこそこの企業に就職して、そこそこの業績をあげて、社内評価もそこそこ。」 「否定はしませんが。」 「実際、そこそこの立場というのは、どんな気分なんでしょう?」 「そこそこな気分です。」 「期待通りの答え、ありがとうございます。今回はですね、あるなしクイズを元に寄せられた皆さんの例題をキーワードにしつつ、佐藤さんの人生を振り返ってお話を伺いたいと思っております。いつの時点かを、このくじ引きで決めていただきたいと思います。さっそく引いていただけますか?」 「どれどれ。。。」 | |||||||||||||||||||
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「はい、出ました。2001年です。ところで佐藤さん。2001年の干支は何だったか覚えてますか?」 「え!?2001年の干支ですか!?えっと・・・何でしたっけ?」 「実は、蛇なんです。」 「巳年でしたか。過去の干支って、すぐには分からないものですね。」 「それが普通だと思います。さすが、佐藤さん。」 「どこを褒められてるのかが分かりませんが、ありがとうございます。」 「この問題は、蛇を意識した問題なんです。それでは佐藤さん、ご覧いただけますでしょうか。」 「まずはクイズなんですね。」 | |||||||||||||||||||
ここで答えると 100 点 | |||||||||||||||||||
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「普通のくっつく問題なのですが、お分かりになりましたか?」 「いや、分からないですね。」 「え?!そうなんですか!?普通のくっつく問題なのですが。。」 「ホント、分からないです。」 「普通の問題なのですが。。」 「そんな悲しそうな顔をしないでくださいよ。」 吉良さん(愛知県) これって、へび年ってことも関係してんの? しらたまさん(山口県) 「へび年1月の問題」と言うことだけで考えました。 「皆さんのコメントを見ても、分からないですか?」 「分からないですねぇ。」 「この状態で約半数の48%の方が正解してるのですが、普通の人生を歩む佐藤さん、何とか正解してもらえませんか。」 「でも、48%ってことは、半分以下ってことですよね。」 「あ、それ、いただきます。そうですよね。では、次に進みましょう。ヒント、例題が全て出ますよ。」 | |||||||||||||||||||
ここで答えると 0 点 | |||||||||||||||||||
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「例題、ヒントが全て出ました。どうでしょう?」 「さすがに分かりましたよ。答えは(ナイショ)ですよね?」 「普通に正解です。さすが佐藤さん。」 「・・・ボケたほうが良かったんですか?」 「いえいえ、普通に答えていただきたいと切に願っていました。」 「期待に応えられたようで、なによりです。」 「さて、ここからが本題です。この問題の出題時に、正解者の方から例題をいただいているんですよ。そこでですね、佐藤さんには例題を見ていただき、それにまつわるエピソードを伺います。もちろん、無理に話を作る必要はありませんので、エピソードが無い場合は、そうおっしゃってください。」 「よく分からないですけど、とりあえず、進めましょう。」 ゴローさんの例題 愚痴 はあるけど 言い訳 はない 「『愚痴』というキーワードが出ました。2001年を思い浮かべて、何かエピソードはありますか?」 「2001年といえば、私、入社4年目なんですけどね。そのときの上司がむかつく奴でして、何というか、人の言うことを全く聞かないんですよ。」 「ありがちなエピソードっぽさが良いですね。つまり、その上司が大嫌いということですね?」 「いえ、大嫌いというわけではないですよ。仕事熱心な方ですしね。立派な方だと思います。でも、自分の意見として言わせてもらうと、いくら未熟な社員の意見だとしても、少しくらいは耳を傾けて欲しいと思うわけですよ。やっぱり、上司だったら・・・」 「内容、そして愚痴が長くなりそうな気配。とても普通です。さすが佐藤さんですね。」 ウッソ〜さんの例題 スト はあるけど 交渉 はない 「『スト』というキーワードが出ました。2001年を思い浮かべて、何かエピソードはありますか?」 「ストといえば、飛行機ですかねぇ。。でも、当時飛行機に乗った記憶がないんで・・・。あ、でも、2001年だったらアメリカのテロがありましたね。あれは驚きましたよ。」 「確かに、衝撃的でしたね。」 「あれって、日本では深夜でしたよね。夜遅くまでテレビを消すことができなかった記憶があります。次の日、会社でもその話題ばかりでした。」 「キーワードから外れた内容を話し出すってこと、ありがちですよね。会話のテクニックでもあるように思います。佐藤さんって、素晴らしい。」 海山カワオさんの例題 ムおじさん はあるけど おばさん はない 「これが最後です。最後は『ムおじさん』というキーワードが出ました。2001年を思い浮かべて、何かエピソードはありますか?」 「・・・『ムおじさん』って何ですか?」 「普通に疑問に思うところですよね。さすが佐藤さんです。」 「で、『ムおじさん』って何ですか?」 「逆に何だと思いますか?」 「・・・その逆に、何ですか?」 「え?!そんな返しをされるなんて・・・。佐藤さん、見損ないました。お願いですから普通に答えていただけませんか。」 「・・・ムおじさんといえば、2001年に名駅のJR高島屋で見かけたんですけど・・・」 「佐藤さん、見損ないました。。」 「・・・ムおじさんなんて知りません。」 「佐藤さんって、素敵です。」 「というわけで、2001年の佐藤さんの人生を伺ったわけですが、ちょっと休憩を入れまして、その後、別の年のエピソードを伺うことにしましょう。それでは佐藤さん、あちらのほうにコーヒーを用意してますのでどうぞ。」 「・・・まだ続くんですか?」 | |||||||||||||||||||
というわけで、くっつく編のb32を改めて考えてみました。正月出題ということで、正解者の方の中にも干支にちなんでいるはずだと考えて正解までたどり着いた方が何人かいたようです。 |
↑ | 干支を意識した問題(その2)。〜FILE No.b39〜 | ↑ |
↓ | 言葉遊びではない問題。〜FILE No.x37〜 | ↓ |
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