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栄光のあるなし
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何というか、それが答えかもしれない問題。〜FILE No.x48〜
(06年10月20日更新)

 当サイトで出題した問題の中から、1問ピックアップし、改めて問題の内容をチェックします。今回紹介する問題は2001年10月1日出題の上級編・FILE No.x48です。この問題は評価の低かった問題です。それが本当に答えなのか自信が持てない上に、答えが説明しづらい問題となってしまいました。
 今回は同じ研究室の大学生・佐山健二さん(21)と大学院生・山崎優さん(23)に進行していただきます。それでは、ご覧ください。


「皆さんこんにちは。今回の『栄光のあるなし』は、わたくし佐山と」
「佐山君に進行していただきます。」
「え!?何を言ってるんですか。山崎さんもお願いしますよ。」
「いやいや、悪いけど遠慮しておくよ。もちろん、隣に居てフォローはするつもりだけど、基本的に佐山君に任せようと決めたんだ。」
「・・・何でですか?」
「何ていうのかなぁ。。説明が難しいけど、昨日、ゼミがあったよね。」
「はい。ありましたね。」
「君も中間報告をしたよね。」
「はい。」
「君の発表は、3番目だったっけ。」
「はい。」
「4番目は、石田君だったか。」
「はい。」
「石田君の研究テーマと、君の研究テーマは、かなり近いよね。」
「はい。」
「しかも、2番目は森さんだったっけ。」
「はい。」
「森さんの研究テーマとは、あまり関連性はみられないけど。」
「・・・あの、もういいです。とりあえず、僕が進行します。それでは、今回の問題に関するデータをご覧ください。」
 
FILE No.FILE No.x48
出題日2001年10月1日
問題分類上級編
正解者数20人
出題1日目の
正解者数
0人
ヒント追加なし
(〜5日目)正解率
25%
 
「出題1日目の正解者は0人。ヒント追加なしの正解率は25%です。難しい問題だったということでしょうか。どう思われますか?山崎さん。」
「君の進行ぶりは、素晴らしいと思うよ。」
「あ、ありがとうございます。」
「具体的にどこが素晴らしいかと言うとね、何というか、えっと・・・例えばさ、」
「それでは、問題を見てみましょう。」
 
 ここで答えると 100 点
 
あ るな い

あし

くつ


うで

みみ

おと
??????
??????
??????
ヒント
ある意味くっつき問題。
↑どうも、混乱させてしまってるようで・・・
くっつく問題じゃないです。・・・え(・・;)?
 
「ひとつめのヒントで『くっつき問題』と言っておいて、後のヒントで『くっつく問題じゃないです』と否定してますね。これまた変なヒントです。」
「何か、その矛盾してそうなヒントが興味をそそるね。」
「なるほど、そうですね。」
「どんな感じで興味をそそるかと聞かれると説明が難しいんだけど」
「では、聞かないでおきますね。」
「その矛盾してそうな感じの文章の真意というか、何というか、何て言おうか・・・」
「ですから、聞いてないです。」

むーさん(愛知県)
自信0.00001% 今回のこの問題は、正解が全くわかりません(;_;

ひまびと。さん(北海道)
かな〜り自信ないです。でもいちおう…間違ってるよな…。たぶん、答えは「(ナイショ)。(ナイショ)。ヴ〜…。うまく説明できないよぉ〜。えっと、たとえば、ペイントで(ナイショ)のアイコンをクイックして、色を塗ったら、あるのほうが(ナイショ)文字で、ないのほうが(ナイショ)ない文字ってことだと思います。」わかりずらい説明でごめんなさい。

海山カワオさん(神奈川県)
ひまびと。さんでわかりました。うまい説明ですね。

「僕も、ひまびと。さんのコメントで答えが分かりました。なかなか面白い説明ですね。山崎さん、答え、分かりましたか?」
「うん。分かったと思うんだけど、実際、これが答えかどうかがイマイチ・・・」
「確かに、本当にそれが答えなのか不安になりますね。」
「つまり、『足』という字は一筆書き・・・はできないんだけど、何というか、こう・・・全体が・・・」
「問題の続きに行きましょう。例題とヒントが全て出ます。」
 
 ここで答えると 15 点
 
あ るな い

あし

くつ


うで

みみ

おと

かわ

ほね

した

あじ


あたま
ヒント
ある意味くっつき問題。
↑どうも、混乱させてしまってるようで・・・
くっつく問題じゃないです。・・・え(・・;)?
あえて言えば、分析系の問題。
ない方の「靴」は、革とイとヒですね。3つも・・・
他に、目、口、血にもあります。
くっついてますよね、ある方の文字は。
離れてますよね。ない方の文字は。
 
「さて、例題とヒントが全て出ました。確かに、ある方はそうなってるんですけどね。もうちょっと、ひねって欲しかったです。」
「ここまでヒントが出れば、さすがに答えがあってたことが分かるけどね。」
「答えが分かったときの喜びは感じられないですね。」
「そっか!分かった!」
「え?!何がですか!?」
「出題者の気持ちが分かった!今回ははっきり説明できるぞ!つまりさ、こういうことだよ。例えばさ、辛いものが好きな集団に毎日食事を作ってる人がいるとするじゃない。そうするとさ、今日は何にしようかと思った場合、やっぱり」
「あの・・・その話、長くなりますか?」
「君さ、さっきから俺の話を途中で遮ってるけど、そういうのは良くないぞ。」
「すいません。どうぞ。」
「いいかい?例えば辛いものが好きな集団に毎日食事を作ってる人が居るとして、今日は何を作ろうかと思った場合、やっぱり、辛いものを作ってあげようと思うじゃない。でもさ、毎回毎回」

ONIONCUBEさん(徳島県)
答えがわかっても、説明のしかたでまた悩まねばならないとは。一粒で二度やっかいな問題ですね(笑)。

ひささん(大阪府)
表現ではうまくいえないけど(ナイショ)が(ナイショ)てるってことかな?ない方は(ナイショ)ってことですかねー。

だいもん店長さん(石川県)
文字の(ナイショ)、っていうか各(ナイショ)が全部(ナイショ)ている言葉?・・・って、自分でもナニ書いてるかわからない・・・。要するに、「ない」ほうは、(ナイショ)と(ナイショ)とかに(ナイショ)てるからダメってことですか?書けば書くほどわからなくなる・・・。

「出題当時、正解された方のコメントを見ると、かなり答え方に苦労されてるのがうかがえますね。」
「君さ、話の途中で遮るのは良くないって言ってるだろ。話してる人に対して」
「いや、今のは僕のせいじゃないですよ。」
「ほら!また遮った。」
「すいません。えっと・・・出題者の気持ちが分かったんでしたっけ。」
「そうそう。つまりさ、辛いものが好きな集団に毎日食事を作ってる人が居るとして、今日は何を作ろうかと思った場合、やっぱり、辛いものを作ってあげようと思うじゃない。でもさ、毎回毎回辛いものばかりだと飽きるだろうから、たまには淡白な料理にしようかなと思ったりするんじゃないかな。でもやっぱり、みんなが求めてる料理はいつだって辛いものなんだよ。」
「なるほど!つまり、どういうことですか?」
「え?」
「いや、正直よく分からなかったんで、例えずに端的に言うと、どういうことなんですか?」
「だからさ、つまり、あるなしクイズっぽい問題があって・・・ありがちな問題・・・っていうか、突飛だとしても方向性が・・・何というか、端的に言うと・・・」

 というわけで、上級編のx48を改めて考えてみました。単純で分かりやすい問題が良い問題だと思っていますが、このときは『単純で』というところを変に突き詰めてしまって逆に分かりづらい問題となってしまったようです。別の文字にする必要もなく、見たままで答えにたどり着く問題を目指してたような記憶があります。ま、失敗作です(^_^;)。


この問題の答えはこちら


別解をみんなの力で潰した問題。〜FILE No.b58〜
二者択一の文章に隠れてる問題。〜FILE No.c20〜

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