このサイト(全・西・あ計画)のTOP PAGEに戻る西尾線のHOMEに戻るこのページ


  名鉄西尾線の紹介  

西尾線の紹介

このサイトで扱う『名鉄西尾線』とは、どんな路線なのか。位置図や標準停車駅、パノラマDXの前面展望などにより紹介します。

西尾線の概要

名鉄西尾線位置図

 名鉄西尾線は、愛知県の西三河南部である安城市と西尾市を南北に走る24.7kmの路線で、北端の新安城では名古屋本線と、南端の吉良吉田では蒲郡線と接続しています。

 下図のとおり、西尾線は特急、急行、普通が運行されています。朝や夜の一部列車を除き、特急、急行は名古屋方面と直通で運転されています。また、西尾線の駅の駅番号は北安城から吉良吉田まで順にGN01~GN13で、GN14以降は続いて蒲郡線の駅に割り振られています。新安城駅は名古屋本線の駅のひとつとしてNH17がナンバリングされています。西尾~西尾口間と南桜井~桜井間は複線区間です。その他の区間については、全て単線となっています。

名鉄西尾線標準停車駅と駅番号

名鉄西尾線配線状況と駅間距離

100枚の写真で西尾線

 今は無きパノラマDXのパノラマ席から西尾線の展望写真(新安城→吉良吉田)を撮影しました。15秒おきに撮影した画像全103枚をコマ送りでご覧ください。撮影日は平成13年(2001年)7月20日ですので、平成18年(2006年)12月に廃止となった駅(鎌谷、三河荻原)が存在し、平成20年(2008年)6月に開業した南桜井駅はありません。また、現在複線となってる区間は単線で、現在高架駅となっている桜井駅付近は地上を走っています。さらに、桜井駅、堀内公園駅は碧海桜井駅、碧海堀内駅と表示されています。

100枚の写真で西尾線

文章で西尾線の情景

 新安城から吉良吉田に向かって西尾線を紹介します。

 名古屋本線の特急停車駅である新安城駅の1,2番線から発車した西尾線の電車は、右にカーブして名古屋本線から離れ、南へ向かいます。 左を向けば田園風景、右を向けば運動公園、そんな中を一直線に進み、工場の左を通り抜け、左は田園・右は住宅街の北安城駅に到着です。 北安城駅はJR東海道線・安城駅から最も近い駅で、徒歩10分ほどの距離となっています。 北安城駅を過ぎると高架となり、JR東海道本線をオーバークロスすると、特急の止まる無人駅として頑張る南安城駅に到着です。 南安城駅は昭和56年(1981年)5月に西尾線で初めて高架化され、同時に4両ホームから6両ホームとなりました。 南安城を過ぎると再び地上に戻り、住宅街に入ると、碧海の名を頑なに守る碧海古井駅に到着します。 この駅のすぐ南には東海道新幹線が西尾線を横切っており、新幹線三河安城駅建設の計画時には候補のひとつとなっていました。 碧海古井駅の次は、安城市の後援が素晴らしい堀内公園駅です。 平成18年(2006年)に廃止の危機が訪れましたが、安城市の補助により廃止を免れました。 堀内公園駅を過ぎると高架となり、新しい桜井の歴史を刻む桜井駅に到着です。 平成20年(2008年)に区画整理にあわせて高架化されました。南安城駅と同じく、高架化にあわせて4両ホームから6両ホームに延長されています。 桜井駅からは複線区間となります。そして、アイシンAWに近づくと、平成20年(2008年)6月に開業した南桜井駅に到着です。 この駅は、近辺の企業への通勤による道路渋滞の緩和などを目的に設置されました。西尾線唯一の準急停車駅と開業しましたが、平成31年(2019年)3月に急行停車駅に格上げされました。 再び単線に戻り、アイシンAWの間を貫通し、国道23号バイパスをくぐり、田園風景の中を走ります。やがて住宅が見えてくると西尾市に突入し、 急行停車駅の米津駅に到着です。平成20年(2008年)6月のダイヤ改正により特急停車駅から快速急行停車駅となり、同年12月の改正で快速急行の運行が無くなったため急行停車駅となりました。 米津駅を過ぎるとすぐ、急勾配の斜面を登り、矢作川を渡ります。そして住宅街を進むと、桜町前駅に到着です。 西尾高校の最寄り駅ということで、高校からの要望を受け、平成5年(1993年)8月に普通停車駅から急行停車駅となりました。 桜町前駅を過ぎると坂を下り、やがてカーブしながら坂を登り、平成元年(1989年)7月に完成した高架区間へと進みます。高架になるとすぐに、西尾口駅に到着です。 西尾口を出ると再び複線区間となり、名前からして西尾線の中核駅としてふさわしい西尾駅に到着します。 西尾駅は当然のごとく特急停車駅で、6両対応の島式ホームで2番線までの高架駅となっています。 西尾駅を出ると再び単線となり、高架を降りてしばらく進むと福地駅に到着します。 福地駅は平成20年(2008年)6月に普通停車駅から全ての列車が止まる駅になりました。これは乗客数が大幅に増えたからではなく、当時から現在に至るまで標準ダイヤでは西尾以南に普通列車は運行されておらず、普通停車駅のままでは駅の存在が単なる嫌がらせになってしまうからです。そして令和5年(2023年)3月に特急停車駅になりました。 福地駅を過ぎるとすぐに大きなカーブへと差し掛かります。そして直線区間を走り、昔駅があったような雰囲気を感じる鎌谷地区を通り、矢作古川を渡って右にカーブしてしばらく進むと、上横須賀駅に到着です。 上横須賀駅を過ぎると、田園風景の中を一直線に進み、昔駅があったような雰囲気を感じる荻原地区を通り、住宅街の中を突き進むと、西尾線の最南端かつ蒲郡線の最西端、吉良吉田駅に到着となります。蒲郡線との接続駅で、マナカに対応していない蒲郡線へは、のりかえ改札口を通っての乗換えとなります。


このサイト(全・西・あ計画)のTOP PAGEに戻る西尾線のHOMEに戻るこのページ