特急須ケ口行きに乗って 吉良吉田駅から須ケ口駅まで行く
<令和7年(2025年)6月22日更新> |
今回は、平日朝に運行されている西尾線の特急に着目します。西尾線を走る特急は、平日の吉良吉田7時30分発の全車一般車特急須ケ口行きのみです。毎時1往復運行されている頃を思うと、本当に今や貴重な列車となりました。今回は、特急須ケ口行きに乗車し、始発駅の吉良吉田駅から終点の須ケ口駅までの前面展望の画像で紹介します。 |
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おはようございます!6月16日の月曜日、時刻は7時23分。平日朝の吉良吉田駅です。今回は平日の朝のみ運行されている西尾線の特急須ケ口行きに乗車して、終点の須ケ口駅に向かいます。
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特急須ケ口行きは4両編成の全車一般車です。特別車はありません。吉良吉田駅の発車時刻は7時30分です。
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駅前は送迎の車で込み合っています。特急の発車時刻まであと5分です。向こうのほうに見える蒲郡行きが月曜日には見られないはずの抹茶色なのですが、そこは気にせず、駅の構内に入りましょう。
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一番前の車両に乗車します。本編は各駅で撮影した前面展望の画像にて進めさせていただきます。それでは、吉良吉田駅から須ケ口駅までの状況を確認していただきましょう。
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発車時刻の7時30分。特急須ケ口行きは吉良吉田駅を発車しました。1両目の車内は席が埋まり、立ち客が数名いました。
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西尾駅までは各駅停車です。上横須賀駅に到着します。昼間は閑散としているホームには、たくさんの人が並んでいます。
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続いて福地駅です。福地駅も同じくホームにたくさんの人が並んでいます。
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そして西尾駅に到着です。西尾駅では桜町前駅や北安城駅まで向かう高校生が、向かい側2番線に到着する急行新安城行きに乗りかえていました。
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そして特急須ケ口行きは西尾駅を発車しました。車内は立つ人ちらほら、まだ空間には余裕があります。ここからは特急らしく、単線の西尾線の駅をバンバン通過します。
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急行停車駅の桜町前駅を通過。スピードはそれほど出ていません。
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急行停車駅の米津駅を通過・・・するはずなのですが、すれ違いの反対列車がいません。
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赤信号です。米津駅に止まりました。止まりましたが、通過駅なので扉は開きません。向こうの方に反対列車の急行西尾行きの姿が見えます。急行西尾行きが到着すると、入れ替わり特急須ケ口行きは発車しました。
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特急須ケ口行きは複線区間に入り、急行停車駅の南桜井駅を通過します。
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そして、桜井駅に到着です。たくさんの人が並んでいます。
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桜井駅を発車すると、車内は立ち客が多くなりました。しかし、まだ空間には余裕があります。
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次の停車駅は南安城です。
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そして南安城駅に到着です。発車時刻まであと3分あるとはいえ、ホームで待つ人は桜井駅より少ないようです。
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この駅で反対列車とすれ違いますが、反対列車は3分遅れて名古屋本線から西尾線に進入し、南安城駅に到着しました。この列車は名古屋本線の遅れを西尾線に持ち込む常習犯です。
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特急須ケ口行きは3分遅れになりました。そして車内は立ち客でいっぱいになっています。
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そして新安城駅に到着です。岡崎・豊橋方面は乗りかえです。1両目前方では車内の半数くらいの人が降り、同じくらいの人が乗車しました。混雑具合は変わりません。
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新安城駅を出ると、特急須ケ口行きは名古屋本線に入りました。3分の遅れは解消されていません。
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知立駅に到着です。増結もなく4両編成なので、ホームの端まで行くことなく停車します。知立駅では多くの人が降り、多くの人が乗車しました。
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知立駅では乗客が若干増えました。立っている人の多くは、隣の人とどこかしら触れているような状況です。
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特急須ケ口行きは特急なので、知立駅を出ると神宮前駅まで止まりません。
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西尾線から来た列車ですが、豊明駅を通過します。
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そして前後駅を通過する頃には1分遅れまで回復していました。知立駅での停車時間短縮や回復運転のおかげかと思います。
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しかし、ここに来て信号が赤や黄色が点灯するようになりました。中京競馬場前駅も速度を抑えて通過。前を走る普通犬山行きに追いついたようです。
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とろとろ進みながら有松駅を通過。前方に黄信号が見えます。
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普通犬山行きを抜かせる鳴海駅まであと少し。信号が青になりました。普通犬山行きは鳴海駅の待避線に入ったようです。
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そして、鳴海駅を通過します。特急須ケ口行きは普通犬山行きを追い越しました。さあ、ここからの回復運転に期待しましょう。
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と思いながら運行情報を確認すると、既に遅れは解消しています。
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信号が赤や黄色に点灯していたのにもかかわらず遅れが解消したということで、普段、遅れなしの定時運転でも相当ゆっくり走っていることがうかがえます。
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そんな特急須ケ口行きは桜駅を通過。
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そして1分経たずに呼続駅を通過。
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さらに堀田駅をまっすぐ通過。
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そしてついに神宮前駅に到着です。たくさん駅を通過してきました。神宮前駅では降りる人もあれば乗る人もあり、混雑は変わりません。
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金山駅に到着です。4両編成なので、この位置で停車です。写真に写ってる皆さんの多くは、こちらに向かって来てこの列車に乗車しました。乗車する方が多いのは、2分前に常滑線から急行金山行きが到着していたためかと思います。
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そして、特急須ケ口行きは山王駅を通過。
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そしてついに名鉄名古屋駅に到着です。到着時刻は8時38分。西尾駅からの所要時間は55分でした。昼間の急行の所要時間は50分なので、急行より5分遅い特急ということになります。
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乗客は名鉄名古屋駅でほとんど降りたため、名鉄名古屋駅を発車した車内は座る人10人程度のみとなりました。
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次の停車駅は、終点の須ケ口です。
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カーブカーブでトロトロと進んだ後、4両ホームの西枇杷島駅を通過します。
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二ツ杁駅を通過。須ケ口駅まであと2つ。
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新川橋駅を通過。須ケ口駅はすぐそこです。
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そして、特急須ケ口行きは終点の須ケ口駅に到着です。8時48分着です。到着前に右側の2番線から47分発の急行名鉄一宮行きが発車してしまいました。次の急行は9時01分発の一宮行きです。
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須ケ口駅に到着した特急須ケ口行きは、普通佐屋行きになりました。実質、吉良吉田発佐屋行きなんですね。
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『全車一般車特急佐屋行き、須ケ口から普通』でも成り立ちますが、特急の種別変更はしていないことから、吉良吉田発特急須ケ口行きと須ケ口発普通佐屋行きに分けるという方法が取られています。
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これまで当サイトでは、須ケ口行きとしている理由として『名鉄名古屋駅が終着駅だと列車が密集している名鉄名古屋駅で全ての客が降りたかどうか確認しなければならず、遅延が生じるため。』などと説明してきましたが、今はそもそも名古屋駅が終着駅の列車とは考えられてないことが分かりました。
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普通佐屋行きが須ケ口駅を発車しました。ということで、今回は西尾線唯一の特急、須ケ口行きに乗って、吉良吉田駅から須ケ口駅まで移動しました。画像も多かったかと思います。皆さん、お疲れ様でした。
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