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標準ダイヤから深夜のダイヤへ 吉良吉田22時18分発普通新安城行き
<令和6年(2024年)8月15日更新>
 今回は標準ダイヤが終わった直後、22時台の列車の紹介です。西尾線の両端、吉良吉田駅と新安城駅の時刻表を見ると、平日・土休日ダイヤともに21時台までは標準ダイヤの時刻で運行されています。そして22時台になると列車本数が減り、標準ダイヤとは違う時刻で運行されるようになります。吉良吉田駅を22時18分に発車する普通新安城行きも標準ダイヤと異なる時刻で運行されますが、反対列車は標準ダイヤの列車が残っている状況もあって、当該列車や反対列車の停車時間が長いなど、ダイヤの"ひずみ"を感じます。ということで、今回はその"ひずみ"を確認していけたらと思います。吉良吉田駅から新安城駅まで、西尾線の夜の旅をご覧ください。

 今回は標準ダイヤが終わった吉良吉田22時18分発 普通新安城行きを紹介します

 こんばんは。時刻は22時ちょうどです。夜の吉良吉田駅にやってきました。今回は、標準ダイヤが終わった直後を走る列車を紹介します。
 こちらは吉良吉田駅に掲示された西尾線の時刻表です。平日・土休日ともに21時台までは毎時15分と45分に急行列車が発車しますが、22時台は18分と48分発の普通列車になります。  
 22時台に発車する2列車のうち、22時18分発は標準ダイヤの急行と普通を合わせてひとつにしたようなダイヤで運行されています。標準ダイヤの急行の発車時刻より3分遅い22時18分に吉良吉田駅を発車し、標準ダイヤの普通列車より2分早い23時00分に新安城駅に到着します。
 さらに、標準ダイヤで設定された列車が走っている時間帯での運行ということもあり、反対列車も含め、停車時間が長くなる場面が生じています。今回は、吉良吉田駅22時18分発の普通新安城行きに乗車しつつ、そのダイヤの状況を紹介したいと思います。ダイヤグラムに今回のポイントを記載しました。このポイントに注目しつつご覧ください。

 吉良吉田駅 標準ダイヤより3分遅く発車

 さて、吉良吉田駅には今回の主役、22時18分発の普通新安城駅が停車中です。4両編成の5000系です。
 発車時刻は22時18分。標準ダイヤは毎時15分45分発なので、標準ダイヤより3分遅く発車します。
 車内に入りました。時刻は22時15分です。他の時間帯であれば発車する時刻ですが、この列車は発車まであと3分あります。待ちましょう。
 そして発車時刻になりました。普通新安城行きは吉良吉田駅を発車しました。次の停車駅は上横須賀駅です。

 上横須賀駅 反対列車を待たせる

 さて、列車到着前の上横須賀駅です。今回の列車も、標準ダイヤでも、上横須賀駅では反対列車とすれ違いますが、標準ダイヤでは弥富行きなど新安城方面行きの列車が先に到着して反対列車である吉良吉田行きを待つのに対し、今回の列車は吉良吉田行きを待たせ、後に到着します。
 時刻は22時19分になりました。普通新安城行きとすれ違う急行吉良吉田行きの到着です。標準ダイヤより1分早く到着しました。この列車も5000系です。最近の西尾線は5000系をよくみかけます。
 ということで、普通新安城行きの到着を待つ急行吉良吉田行きです。停車時間は2分で、標準ダイヤと同じ21分の発車です。
 そして、吉良吉田方面から普通新安城行きの到着です。吉良吉田駅を遅く出発した分だけ遅く到着しました。上横須賀駅を出ると、福地、西尾の順に止まります。続いて西尾駅の様子をご覧ください。

 西尾駅 5分停車して標準ダイヤの急行より3分遅く発車する

 22時08分に普通新安城行きは西尾駅に到着しました。標準ダイヤでは2番線に到着するのですが、1番線に到着です。西尾駅で普通吉良吉田行きとすれ違うことから、それぞれ左側の線路を使用する運用は違和感ないものかと思います。
 西尾駅の発車時刻は22時33分です。5分間停車し、標準ダイヤの急行の発車時刻より3分遅い発車です。
 向こうのほうに光が見えます。西尾口駅付近にいる反対列車です。標準ダイヤでは普通西尾行きですが、あの列車は普通吉良吉田行きです。
 そして2番線に普通吉良吉田行きが到着です。吉良吉田行きは西尾駅22時31分着32分発なので、普通新安城行きより先にとっとと発車していきました。そして33分発の普通新安城行きも発車します。普通新安城行きは西尾駅を出ると、西尾口、桜町前、米津の順に止まります。次は米津駅の様子をご覧ください。

 米津駅 反対列車の急行西尾行きを待たせる

 さて、米津駅に急行西尾行きが到着しました。標準ダイヤでは弥富行きなど新安城方面の列車が先着し、急行吉良吉田行きを待つのですが、吉良吉田まで行かない急行西尾行きが先に到着し、反対列車を待ちます。
 反対列車は、もちろん普通新安城行きです。急行西尾行きの発車時刻は22時39分で、米津駅に4分間停車し、標準ダイヤより3分遅くの発車です。
 急行西尾行きは、新安城行きの到着を待ちます。待ちます。待ちます。
 そして普通新安城行きの到着です。米津駅を発車すると、南桜井、桜井の順に止まります。次は桜井駅の様子をご覧ください。

 桜井駅 5分停車して反対列車を待つ

 桜井駅に到着しました。南桜井駅から桜井駅までは複線区間でしたが、この先は単線です。複線区間で反対列車とすれ違うことなく、この駅で反対列車を待ちます。到着時刻は22時44分、発車時刻は22時49分ということで5分待ちましょう。
 反対列車は普通吉良吉田行きです。標準ダイヤの普通西尾行きと違い南安城で反対列車待ちをしないこともあって、標準ダイヤより数十秒早い時刻で運行されているようですが、時刻表上は秒単位を切り捨てられて掲載されているため、桜井駅は標準ダイヤと同じ49分着49分発となっています。
 この待ち時間により、普通新安城行きは標準ダイヤの普通新安城行きの運行時刻に2分前まで近づきます。
 そして、普通吉良吉田行きの到着です。入れ替わり、普通新安城行きが発車します。この先、堀内公園、碧海古井、南安城の順に停車します。

 南安城駅 反対列車とすれ違わない そして新安城駅へ

 普通新安城行きは南安城駅に到着します。標準ダイヤの普通新安城行きの場合、反対列車の急行吉良吉田行きが待っているのですが、この時間は反対列車の運行が無いため列車は止まっていません。
 ということで、南安城駅はすれ違わずに発車します。南安城を出ると、北安城、新安城の順に止まります。
 そして、新安城駅に到着します。ホームにはたくさんの人が待っていました。
 この列車が折り返し23時11分発の普通吉良吉田行きとなるのですが、桜井駅ですれ違った普通吉良吉田行きの次の列車であり、つまり22時38分発の次の列車ということで、33分の間隔があいています。ホームで待つ方の中には長時間ホームで待っていた方もいたかと思います。私も経験済みなので気持ちは分かります。お疲れ様です。

 折り返し普通吉良吉田行き

 ということで、今回は標準ダイヤが終わった直後の吉良吉田22時18分発の普通新安城行きの状況を見ていただきました。
 標準ダイヤの形を崩すというところで、反対列車も含め停車時間が長くなった状況が確認できたかと思います。
 ということで、、33分ぶりに発車する西尾線の列車に乗って帰ることにします。新安城駅を発車する頃には座席は埋まり、立客もちらほら居る状況で、休日の22時台としては混んでいました。日曜日と振替休日の日に確認しましたが、日曜日は豊田スタジアムでサッカーの試合があったので多客なのは分かりましたが、振替休日の日に混んでいた理由は分かりません。
 ということで、お疲れさまでした。おやすみなさい。

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