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平日新安城8時58分発の普通西尾行き
<令和4年(2022年)7月18日更新>

 今回は、平日の新安城駅を8時58分に発車する普通西尾行きを紹介します。平日朝のラッシュ時のダイヤと昼間以降の標準ダイヤは朝9時頃が境目となっています。標準ダイヤでは新安城駅を毎時07分37分(休日は08分38分)に普通西尾行きが発車していますが、9時07分発の普通西尾行きはラッシュ時のダイヤの影響が残っており、9分早い8時58分発となっています。9分早く発車することで、新安城駅の名古屋本線の列車からの接続や西尾線内の普通列車の運転間隔に影響を及ぼしていることから、その状況を確認していきたいと思います。それでは、ご覧ください。

 今回は新安城駅8時58分発の普通西尾行きについて紹介します

 おはようございます。今日は7月12日火曜日です。平日朝の新安城駅に来ました。今回は平日8時58分に新安城駅を発車する普通西尾行きを紹介します。

 新安城駅の時刻表です。朝のラッシュ時のダイヤと昼間の標準ダイヤとの境目は朝9時頃であり、今回紹介する8時58分発の列車はちょうどその境目に発車する列車となります。標準ダイヤの普通西尾行きは新安城駅を毎時07分37分に発車していますが、9時07分発の普通西尾行きは反対列車の都合上、設定されていません。

 ダイヤグラムで確認すると、普通西尾行きは9時07分に発車することができないことが分かるかと思います。そこで、発車時刻を前後にずらすことになりますが、後ろにずらした場合、南安城ですれ違う名古屋直通の急行に影響を及ぼすことになります。広範囲に影響が広がっていくのは避けたいので、やはり9分早めて8時58分発とするのが妥当かと思います。

 西尾行きが9時07分発ではなく8時58分発となったために、名古屋方面からの乗り換えや普通列車の列車間隔が標準ダイヤと異なります。今回はそのあたりに着目したいと思います。西尾線ホーム1番線には8時48分着の普通新安城行きが3分遅れで到着しました。この列車が、折り返し8時58分発の普通西尾行きになります。

 それにしても、今回は大雨の日に当たってしまいました。知多半島の路線では大雨のため運転見合せになっているのですが、その雨雲がこの付近にも来そうです。名古屋本線や西尾線も遅れが生じていて、普段とは違う状況ではありますが、とりあえず進めさせていただきます。まずは、名古屋方面からの乗り換えについて確認します。


 8時58分発の普通西尾行きに乗り換えられる名古屋方面からの到着列車

 名古屋方面から到着する列車はこんな感じです。新安城8時42分着準急東岡崎行きや44分着急行豊橋行きは、ひとつ前の8時48分発普通吉良吉田行きに間に合うため、8時58分発普通西尾行きに接続している列車は次の54分着の普通東岡崎行きからとなります。しかし、普通列車は名古屋からだと時間がかかるため使えません。次の特急豊橋行きは57分着なので乗り換え時間が1分しかありません。8時58分発普通西尾行きは名古屋から来る人は使えない列車なのでしょうか。でも、1分あります。しかも今日は大雨でダイヤが少し乱れています。もしかしたら、もしかしたら、もしかしたら乗り換えられるかもしれません。

 ということで、特急豊橋行きから普通西尾行きに乗り換えできるかどうか実際に確認してみましょう。特急豊橋行きの到着の前に、8時54分着の普通東岡崎行きが4分ほど遅れて到着です。普通列車なので名古屋から乗車するのは辛いですが、知立駅からは使える列車ではあります。普段は西尾行きへの乗り換え時間は4分で、ちょうど接続している列車なのですが、今日はダイヤが乱れて4分遅れて到着です。とりあえず、まだ普通西尾行きは1番線に停車しております。

 普通東岡崎行きは6両編成で、後ろの2両はこんな車両です。そして、雨が強く降っていますね。

 そして、8時57分着の特急豊橋行きが3分遅れで到着です。

 果たして8時58分発の普通西尾行きに乗り換えられるのでしょうか。実際に確かめてみましょう。それでは、西尾線ホームへと向かいます!


 果たして8時58分発の普通西尾行きに乗れるのか

 駆け上がりません。前の人に続いて、階段を一段一段しっかりと踏みこんで上ります。

 走りません。歩いても写真はブレてしまいましたが、コンコースを一歩一歩進みます。

 駆け降りません。滑らないよう足元に気を付けて、階段を一段一段下っていきます。

 そして西尾線。慌てず急いで来ましたが、一世一代の勝負に勝ったようです。特急豊橋行き以上に普通西尾行きの発車が遅れてくれました。早速乗車して、発車を待ちます。既に4分ほど発車が遅れているわけですが、いつ発車するのでしょうか。

 西尾線から普通新安城行きが到着しました。入れ替わり8時58分発の普通西尾行きの発車です。結局、6分遅れとなりました。この列車でお隣の北安城駅まで移動して、次は普通列車の列車間隔について確認します。


 西尾方面の普通列車の列車間隔を確認する

 北安城駅に到着しました。

 こちらは北安城駅の時刻表です。標準ダイヤの時間帯は10分40分発の30分間隔ですが、新安城8時58分発(北安城9時01分)は標準ダイヤより9分早いため、次の列車まで39分の間隔があります。また、前の列車は朝ラッシュ時の時間帯であり、10分の間隔しかありません。見事な不等間隔です。それでは、40分発の普通西尾行きの到着まで北安城駅で待ちたいと思います。

 北安城駅に普通新安城行きが到着です。標準ダイヤと異なるところは、この普通新安城行きが来るかどうかです。標準ダイヤでは北安城駅を発車する普通新安城行きは29分59分発で、07分発の普通新安城行きは設定されていません。

 そして急行弥富行きと急行吉良吉田行きが大雨の中で通過した後・・・

 また普通新安城行きが発車します。9時29分発の普通新安城行きです。この列車が新安城で折り返して普通西尾行きとして戻ってきます。


 おわりに

 9時40分発の普通西尾行きがちょっぴり遅れて到着です。ダイヤに乱れがなければ39分待ったことになりますが、6分遅れで到着して1分遅れの列車に乗車するので、実際は34分待ちました。ということで、今回は新安城8時58分発の普通西尾行きについて紹介しました。重箱の隅をつつくような感じのネタでしたが、いかがでしたでしょうか。

 こんな雨の中の撮影になるとは思いもしませんでした。運良く新安城駅から普通西尾行きに乗れてしまったので、後半は北安城駅での撮影になりました。

 ちなみに、8時58分発の普通西尾行きの発車が遅れるポイントは、8時48分発の普通吉良吉田行きの発車の遅れです。本線から回送列車で到着する普通吉良吉田行きが南安城ですれ違う普通新安城行きを遅らせ、普通新安城行きが新安城ですれ違う58分発の普通西尾行きが遅れるという流れになります。

 8時48分発の吉良吉田行きが本線のダイヤの乱れを運び、8時58分発の発車を遅らせていることから、今回のように8時57分着の特急豊橋行きから乗り換えられる日も結構あるのでは、と思ってしまいましたが、日々確認しているわけではないので推測です。

 その後、知立なんかに行くから。。


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