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毎時2本が止まる西尾線の普通停車駅に 4本の普通列車が止まる時間
<令和3年(2021年)9月20日更新>

 来る令和3年(2021年)10月30日、名鉄はダイヤ改正を予定しています。内容は列車本数の削減で、昼間の時間帯では豊川線や尾西線などの一部区間で毎時4本から2本に削減され、30分間隔になります。対象区間は今より不便になってしまいますね。しかしながら、西尾線では西尾から吉良吉田までの各駅と西尾から新安城までの普通停車駅は、既に毎時2本の30分間隔です。相当前から変わっておらず、それらの駅の利用者も当たり前の感覚で慣れてしまっていると思います。とはいえ、全ての時間帯で時間あたり2本かと言われると、そうではありません。よく確認してみると西尾線の普通停車駅でも時間あたり4本の列車が止まる時間がありました。そこで今回は、西尾線の普通停車駅に時間4本の普通列車が停車する様子を、その時間帯や列車間隔に着目しながら紹介したいと思います。それではご覧ください。

 西尾口駅を時間4本の普通列車が発車する時間帯

 ここは西尾口駅です。西尾口駅は急行や特急が止まらない普通停車駅です。

 西尾口駅の時刻表です。ほとんどの時間帯で毎時2本の普通列車が設定されているのが分かるかと思います。西尾線の普通停車駅は毎時2本の30分間隔で列車が止まります。西尾口駅も例外ではありません。

 しかし、平日8時台の新安城方面を見ると、時間2本ではなく、4本の列車が止まることが分かるかと思います。7時台はなかなか厳しい対応を受けている西尾口駅ですが、朝のラッシュが落ち着きを見せ始める8時台には優しい対応に切り替わっているようです。ということで、今回は西尾線の普通停車駅から時間4本の普通列車が発車する様子を紹介します。今紹介している西尾口駅と、堀内公園&碧海古井駅の2パターンを確認していただきます。

 ということで、まずは平日8時台に西尾口駅を発車する新安城方面の列車をご覧ください。


 西尾口駅 平日8時台の新安城方面の列車

 平日8時台に西尾口駅を発車する最初の列車は、8時02分発の普通新安城行きです。7時21分に普通弥富行きが発車した後、急行犬山行き、特急須ケ口行き、急行新安城行きが通過して、41分ぶりに列車が到着しました。お待ちしておりました。普通新安城行きの到着です。

 次に止まる列車は8時24分発の普通新安城行きです。急行新可児行きの通過の後、22分ぶりに到着しました。標準ダイヤの30分間隔よりは短いですね。

 そして8時36分発の普通新安城行きが到着です。15分より短い12分間隔で到着しました。等間隔だと時間5本運行できる間隔ですね。

 そして8時49分発の普通新安城行きが到着です。こちらも15分より短い13分間隔です。この列車は堀内公園駅に到着する頃に9時台に入るため、堀内公園駅と碧海古井駅では8時台の列車ではなくなり、両駅の平日8時台の列車本数は3本になります。北安城駅も同様ですが、急行新安城行きが8時台に特別停車するため、8時台の列車本数は西尾口駅と同数の4本になります。ということで、西尾口駅の8時台に停車する4本の普通新安城行きを確認していただきました。

 ちなみに、平日8時台の西尾口駅を新安城方面に向かって通過する列車は急行新可児行きの1本です。ということで、計5本の列車が新安城方面へ向かうべく西尾口駅を通っていることになります。西尾線の標準ダイヤは毎時4本なので、路線としても通常より密に運行されているということですね。


 堀内公園&碧海古井駅を時間4本の普通列車が発車する時間帯

 次は堀内公園駅と碧海古井駅です。どちらの駅も、急行や特急が止まらない普通停車駅です。

 堀内公園駅の時刻表です。ほとんどの時間帯で毎時2本の普通列車が設定されているのが分かるかと思います。碧海古井駅も同様です。

 しかし、平日・土休日ともに23時台の西尾方面を見ると、時間4本の列車が止まることが分かるかと思います。22時台まで堅実に守ってきた17分47分発が23時台になると崩れ、本数が倍増します。深夜なのに。

 ということで、23時台の堀内公園駅と碧海古井駅の様子をご覧ください。


 堀内公園駅&碧海古井駅 23時台の新安城方面の列車

 まずは堀内公園駅23時02分発の普通吉良吉田行きです。前の列車の15分後の発車です。きれいに1時間を4分の1にした間隔です。ちなみに、北安城駅ではこの列車が22時台に発車するので、北安城駅の23時台の列車本数は3本です。

 碧海古井駅に移動しました。次に発車した列車は碧海古井駅23時19分発の普通吉良吉田行きです。西尾より先、吉良吉田駅までの最終列車です。前の列車との間隔は18分程度で15分より長くなっています。

 続いて23時38分発の普通西尾行きです。前の列車から19分程度で、今回も15分より長いですね。

 そして、さらに19分後。23時57分発の普通西尾行きが到着しました。この列車は西尾線の最終列車です。私も乗り遅れるわけにはいきません。写真を撮ったら、とっとと乗車します。この列車は桜井駅到着時には日付変わって0時台になってしまうので、西尾口駅の23時台の列車本数は3本になります。

 ちなみに、この時間帯には特急西尾行きが両駅を通過します。ということで、計5本の列車が西尾方面へ向かうべく碧海古井駅と堀内公園駅を通っていることになります。西尾線の標準ダイヤは毎時4本なので、路線としても通常より密に運行されているということですね。深夜なのに。意外です。


 最後に

 ということで、今回は毎時2本の列車が止まる西尾線の普通停車駅の中で、時間4本の列車が止まる時間帯をご紹介しました。時間の区切りがどこにあるか、という話ではありますが、その時間帯が朝ラッシュが終わった後だったり、深夜だったりするのが面白く思いました。普通列車主体のダイヤが組まれている時間帯ということかと思います。さて、10月にダイヤ改正が控えています。まだダイヤ改正の時刻が発表されていないので西尾線への影響がどの程度あるのか分かりませんが、今後の展開が気になる今日この頃です。

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