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通過駅の米津駅で反対列車を待つ特急須ヶ口行き
<令和3年(2021年)3月7日更新>

 米津駅は急行停車駅です。そのため1日1往復する特急は米津駅を通過します。朝の名古屋方面行きの特急は米津駅で西尾方面の急行とすれ違いますが、急行が先に到着して特急は止まらず通過するようダイヤが組まれています。しかし、特急が先に到着してしまった場合、特急は米津駅で反対列車待ちのため停車することになります。たまたま偶然、その状況の写真が撮れたので、今回はそれを前面に押し出して紹介したいと思います。ということで、米津駅に到着した特急が、扉は開かず、ただ停車して反対列車を待つ様子をご覧ください。


 反対列車が来ないと 通過駅でも止まらないといけない

 令和3年3月3日の水曜日、昨日の大雨とはうってかわって青空の下、花粉が飛び交う晴れの朝です。米津駅に来ました。写真は駅前です。

 今回は、急行停車駅の米津駅で特急須ヶ口行きが反対列車待ちのため停車する様子をご覧いただきたいと思います。ダイヤ通りであれば、反対列車の急行西尾行きが先に到着し、特急須ヶ口行きは止まらず通過するのですが、先に特急が到着してしまう日もあります。偶然撮影できましたので、それを前面に出して紹介します。

 時刻は7時47分になりました。構内踏み切りが鳴って遮断機が閉まります。列車の到着です。写真ではタイミングが悪く写りませんでしたが、踏み切りの矢印は右から左を指し、西尾方向から新安城方面の列車が来ることを示しています。

 まだ急行西尾行きは到着していません。特急須ヶ口行きが進入する線路の信号は赤です。ということで、米津駅での特急の様子をご覧下さい。


 特急須ヶ口行きが急行西尾行きより先に米津駅に到着

 まだ急行西尾行きが到着していませんが、特急須ヶ口行きが矢作川を渡り終え、カーブした坂道をゆっくり降りてきます。

 米津駅に到着。反対列車の急行西尾行きを待つために停車しました。停車しましたが、通過駅なので扉は開きません。ホームに居るお客さんも理解していてます。次の列車を待っています。

 特急須ヶ口行きは、急行西尾行きを待っています。

 特急須ヶ口行きは、急行西尾行きを待っています。


 特急須ヶ口行きを待たせた急行西尾行きが米津駅に到着

 急行西尾行きが到着する音が聞こえます。間もなく姿を見せるはずです。

 ほら来た。

 急行西尾行きが到着すると、入れ替わり特急須ヶ口行きが発車しました。

 普段は止まらず通過する米津駅に止まったということで3分程度遅れが出てしまいましたが、大丈夫。西尾特急なので余裕があります。とりあえず、このくらいなら桜井駅の2分ほどの停車時間と南安城駅の2分ほどの反対列車待ちで回復できるかと思います。


 そして 米津駅の利用者は次の列車に乗車する

 そして、急行西尾行きも発車します。この先、桜町前、終点西尾の順に停車し、西尾駅で普通吉良吉田行きに接続します。

 ちなみに、この車両は西尾駅からは折り返して急行新可児行きになります。ま、余談です。

 ということで、今回は通過駅の米津駅で反対列車を待つ特急を紹介しました。ダイヤ通りではない状況の紹介でしたが、日常的ではないものの、そこまで稀な風景では無いと思います。平日の朝の定時運行は大変なんですね。

 特急が米津駅を発車してから8分ほど経過しました。急行新安城行きの到着です。2分遅れて到着しました。先ほどの急行西尾行きより1分ほど回復しましたね。この列車は西尾駅が始発で特急の後の運行ということもあってか、車内は比較的空いています。特に最後尾の4両目は次の南桜井駅を出ると、座り放題です。

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