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西尾線を走る○○行き。○○駅ってどこですか?
(2017年3月16日更新)

 西尾駅を発車する新安城方面の列車の行先は、新安城、名古屋、須ヶ口、佐屋、弥富、岐阜、岩倉、犬山、新可児の9駅です。しかし、西尾線利用者の中には『駅名は聞いたことあるけど、どこにあってどんな駅なのかは知らない。』という方も結構居るかと思います。そこで、今回は名鉄の路線に詳しくない西尾線利用者の方に向けて、名古屋方面行きの列車の終着駅を紹介したいと思います。1月に公開した『吉良吉田行きの始発駅』と対になる内容です。それでは、ご覧ください。


 今回は、終着駅の話です。

 西尾線で新安城方面に向かっている皆さん。あなたの乗ってる列車の行先はどこですか?名古屋方面に向かう場合、新安城駅で乗り換える列車か名古屋直通列車かを知っていれば足りる話だとは思いますが。

 新安城行きですか?新安城駅は名古屋本線との接続駅で、名古屋まで行く場合は終点の新安城駅で乗り換えとなります。

 名古屋行きですか?だとしたら、あなたが乗っているのは休日の朝に運行されている特急ですね。『名鉄名古屋駅はどこにある?』って聞かれたら、『名古屋です。』と答えられるかと思いますが、もう少し詳しく、住所は名古屋市中村区名駅一丁目になります。

 では、名古屋直通列車でよく見る佐屋駅は、どこにあって、どんな駅なのでしょうか。その他にも、弥富駅は?岩倉駅は?新可児駅は?などなど。名鉄は名古屋駅を中心に放射線状に路線が延びており、名古屋直通列車は首都圏の相互乗り入れかのように名古屋を通り抜けて名古屋から離れた駅が終点となる列車が、多く存在します。ということで、今回は名古屋より先まで運行されている西尾線の列車の終着駅の場所と概要を紹介したいと思います。まずは須ヶ口駅からどうぞ。


 須ヶ口行きと須ヶ口駅

 米津駅に接近するこの列車は特急須ヶ口行きです。平日朝に1本運行されている特急列車です。

『名古屋まで直通するのは分かるけど、須ヶ口ってどこですか?』

 須ヶ口駅は清須市須ヶ口に位置する名古屋本線と津島線の駅です。特急須ヶ口行きは名古屋を発車すると須ヶ口駅まで止まらず、名古屋駅発車して9分後の8時47分に須ヶ口駅に到着します。

 ということで、須ヶ口駅です。特急の終着駅として紹介しましたが、須ヶ口駅は快速急行停車駅で、特急は朝夕の一部の列車のみの停車です。

 須ヶ口駅の名古屋寄りには新川検車区という車両基地があります。特急停車駅ではない須ヶ口駅終点の特急が存在する理由は、そのあたりにありそうです。そんな須ヶ口駅をもっと知りたい方は、須ヶ口駅で検索!


 佐屋行きと佐屋駅

 続いて佐屋行きです。西尾線では準急や急行でお馴染みの佐屋行きです。

『名古屋まで直通するのは分かるけど、佐屋ってどこですか?』

 佐屋駅は愛西市須依(すえ)町に位置する尾西線の駅です。急行佐屋行きは名古屋を出ると名古屋本線を進み、須ヶ口駅から津島線を経由して尾西線に入ります。西尾線からの急行佐屋行きの多くは神宮前から準急に変わり、須ヶ口から普通に変わります。名鉄名古屋駅からの停車駅は栄生、二ツ杁、須ヶ口と須ヶ口から先の各駅で、名古屋駅からの所要時間は32分です。

 ということで、佐屋駅です。ローカルな感じの小さな駅舎ですが、特急停車駅です。

 ホームは3番線まであり、写真左側1番線は奥が行き止まりで吉良吉田発の佐屋行きの折り返し普通須ヶ口行きが停車中です。真ん中の2番線は主に弥富行きが使用し、右側3番線は主に弥富駅始発の須ヶ口方面の列車が使用しています。また、佐屋駅までは複線ですが、写真奥の弥富方面は単線となり、運行本数は半数以下となる30分間隔になります。佐屋駅は名古屋から津島方面に向かう列車の終着駅のイメージがある駅ですが、そんな佐屋駅をもっと知りたい方は、佐屋駅で検索!


 弥富行きと弥富駅

 続いて弥富行きです。西尾線では平日の朝から昼にかけての急行や休日の夕方以降の準急で見られる弥富行きです。

『名古屋まで直通するのは分かるけど、弥富ってどこですか?』

 弥富駅は弥富市鯏浦町に位置する尾西線の駅です。ちなみに鯏浦は『うぐいうら』と読むようです。弥富駅は佐屋駅の先にある駅なので、佐屋行きと同じく名古屋を出ると名古屋本線を進み、須ヶ口駅から津島線を経由して尾西線に入ります。平日朝昼の弥富行きの多くは神宮前から普通に変わります。また、休日夕方以降の弥富行きは神宮前から準急に変わり、須ヶ口から普通に変わります。このときの名鉄名古屋駅からの停車駅は栄生、二ツ杁、須ヶ口と須ヶ口から先の各駅で、名古屋駅からの所要時間は41分です。

 ということで、弥富駅です。JR関西線との共同使用駅のため、豊明行きと四日市行きのコラボも簡単に実現します。また、海抜ゼロメートル地帯で標高が低い駅としても有名です。

 弥富駅の改札口はJRなので、manacaなどのICカードの人はホームでのりかえ改札機にタッチ!ということで、そんな弥富駅をもっと知りたい方は、弥富駅で検索!


 名鉄岐阜行きと名鉄岐阜駅

 続いて岐阜行きです。西尾線では平日の朝に普通岐阜行きが運行され、吉良吉田駅から各駅に止まりながら名鉄岐阜駅に向かいます。

『普通列車とはいえ名古屋まで直通するのは分かるけど、岐阜ってどこですか?』

 名鉄岐阜駅は岐阜県岐阜市にあります。岐阜県岐阜市神田町9丁目です。西尾線からの普通岐阜行きは、名古屋を出ると名古屋本線を各駅に止まり、ミュースカイや特急や急行に抜かされつつ、一歩一歩、岐阜に向かって進みます。名鉄名古屋駅から名鉄岐阜駅までの所要時間は特急だと29分ですが、西尾線からの普通岐阜行きは1時間03分かかります。

 ということで、名鉄岐阜駅です。2005年に改称される前は新岐阜という駅名でした 。名古屋本線と各務原線、各々が行き止まりのホームとなる終着駅になります。

 名鉄岐阜駅のすぐ南、JRの高架下をくぐる箇所は単線になっています。営業列車だけではなく回送列車もあり、たくさんの列車が往来する箇所ですが、ひとつの線路で頑張ってるようです。そんな名鉄岐阜駅をもっと知りたい方は、名鉄岐阜駅で検索!


 岩倉行きと岩倉駅

 続いて岩倉行きです。西尾線では平日の早朝に吉良吉田駅始発の準急岩倉行きが1本運行されており、碧海古井駅に特別停車するため、西尾口、堀内公園、北安城の3駅だけ通過して新安城から普通に変わり、各駅に止まりつつ岩倉駅に向かいます。

『名古屋まで直通するのは分かるけど、岩倉ってどこですか?』

 岩倉駅は愛知県岩倉市本町にあります。名古屋を出ると名古屋本線を枇杷島分岐点まで進み、犬山線に入って岩倉駅に到着します。西尾線からの岩倉行きは新安城から普通列車になってしまうため、名古屋からの所要時間は23分です。昼間の快速特急新鵜沼行きは名鉄名古屋駅から11分で到着します。

 ということで岩倉駅です。年始に撮影したので、この時間でもすでに暗くなってます。岩倉駅はミュースカイも止まる犬山線の主要駅です。

 犬山線には地下鉄の鶴舞線が乗り入れています。写真は岩倉駅に停車中の豊田市行きです。銀色に青いラインの列車は西尾線では見られません。犬山線ならではの風景です。そんな岩倉駅をもっと知りたい方は、岩倉駅で検索!


 犬山行きと犬山駅

 続いて犬山行きです。西尾線では平日の朝に新安城から急行に変わる準急犬山行きが1本運行されていますが、新安城駅の停車時間が10分もあり、名古屋方面へは新安城で接続して先発する普通犬山行きに乗り換えて知立で快速特急に乗り換えると早く到着します。

『名古屋まで直通するのは分かるけど、犬山ってどこですか?』

 犬山駅は愛知県犬山市大字犬山字富士見町にあります。岩倉駅と同様に、枇杷島分岐点から犬山線を進むと犬山駅に到着します。ミュースカイも止まる犬山駅からは名古屋方面、岐阜方面、小牧方面、新可児方面の4方向に線路が延びています。新可児方面に進むと犬山検査場もあります。

 ということで、犬山駅です。西尾線からの急行犬山行きは下小田井と中小田井にも止まり、西春で特急に追い越され、名古屋からの所要時間は36分です。昼間の快速特急新鵜沼行きに乗れば、名鉄名古屋駅から25分で到着します。快速特急新鵜沼行きの犬山の到着時刻は毎時18分48分で、犬山駅では接続する列車が待っています。写真は犬山駅に停車中の51分発新可児行きと52分発岐阜行きと58分発平安通行きです。ちなみに、岐阜行きは犬山遊園駅で同一ホームでの乗り換えができます。

 犬山駅には地下鉄上飯田線まで直通する小牧線の列車が発車します。上飯田線のカラーであるピンク色の帯の列車が見えます。そんな犬山駅をもっと知りたい方は、犬山駅で検索!


 新可児行きと新可児駅

 最後は新可児行きです。西尾線では平日の朝に新安城から急行に変わる準急新可児行きが1本運行されていますが、新安城駅で特急に接続しており、名古屋までは新安城で特急に乗り換えたほうが早く着きます。そのまま急行新可児行きを利用しても名古屋の到着時刻は2分しか変わらないのですが、新可児行きは新安城で増結しても短い4両編成であり、名古屋本線の混雑緩和のため、それなりの人数が新安城で特急に乗り換えて欲しいなと名鉄は思ってるんだろうな、と私は思っております。

『で、名古屋まで直通するのは分かるけど、新可児ってどこですか?』

 新可児駅は岐阜県可児市下恵土(しもえど)にある駅で名古屋を出て枇杷島分岐点から犬山線経由で犬山駅まで進み、犬山駅からは広見線を走ります。西尾線からの新可児行きは新安城から犬山までは急行で、犬山からは普通に変わります。この列車の名古屋から新可児までの所要時間は1時間ですが、昼間、犬山駅まで快速特急新鵜沼行きを利用すると47分になります。

 新可児駅にはのりかえ改札口があります。蒲郡線と同様、この先の御嵩方面はmanacaなどのICカードが未対応であり、吉良吉田駅と同様に御嵩行きに乗り換える場合は、のりかえ改札口を通る必要があります。

 御嵩方面の車両も蒲郡線と共通のものが使用されています。そんな共通点があって親近感を感じる新可児駅をもっと知りたい方は、新可児駅で検索!


 まとめ。

 ということで、今回は西尾線から名古屋まで直通する列車の終着駅の様子をざざっと紹介しました。今回紹介した中で気になる駅がありましたら、その駅名で検索!だけでなく、西尾線から終点まで乗り通し、その駅に訪れてみるのも良いかもしれません。敢えて乗らないと、終点まで乗る機会は滅多にないですからね。

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