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岡崎の花火の日に運行された吉良吉田発準急豊明行き。
(14年8月8日更新)
 平成26年8月2日(土)に岡崎で花火大会が開催されました。最寄駅である名古屋本線の東岡崎駅と岡崎公園前駅では、列車の増発や臨時停車に加えて列車の発駅変更の措置も取られ、普段は西尾線の吉良吉田駅が始発である弥富行きの一部が東岡崎駅始発に変更されました。そして、吉良吉田始発の列車は名古屋まで直通しない準急豊明行きになりました。豊明行きというのは普段の西尾線では見られない行先です。
 そこで、今回は西尾線を走る準急豊明行きを紹介します。夜暗い中、フラッシュ無しで撮影した画像を用いますので見苦しい箇所もあるかと思いますが、ご了承ください。

 休日夜、通常、西尾線の準急は弥富行きです。

 今日は平成26年8月2日の土曜日です。岡崎の花火の日ということで、普段は西尾線の吉良吉田駅が始発となる弥富行きのうち2列車が、花火会場の最寄り駅である東岡崎駅始発になりました。そして、西尾線の列車は名古屋直通の弥富行きではなく、豊明行きとして運行されました。

 写真は西尾駅のホームに設置された列車案内です。安城・名古屋方面は20時30分発の準急弥富行きが表示されています。準急は30分間隔で運行されていますが、今日に限り、21時00分発と21時30分発の2列車が弥富行きではなく豊明行きとして運行されます。

 吉良吉田方面から20時30分発の準急弥富行きが到着しました。新安城駅から急行に変わり、名古屋に直通する準急弥富行きです。

 準急弥富行きが発車しました。反対列車の遅れのため、2分ほど遅れての発車です。写真の奥の方には西尾口駅付近を走行中の反対列車(普通西尾行き)の光が見えます。西尾口駅までの複線区間ですれ違い、普通西尾行きが西尾駅に到着します。
 

 西尾駅に準急豊明行き。

 普通西尾行きは西尾駅に到着し、普通新安城行きになりました。今日は岡崎の花火だけではなく安城七夕まつりも開催されているのですが、それらの対応として、今日の西尾線の普通列車は2両ではなく4両で運転されています。

 さて、時刻は20時46分になりました。1番線に停車していた普通新安城行きも発車し、現在ホームには列車は止まっていません。人も少なく寂しい雰囲気の西尾駅です。

 次の新安城方面の列車は、準急豊明行きです。普段は弥富行きですが、今日は特別に豊明行きです。普段は新安城から急行になりますが、今日は特別に終点まで準急です。普段は名古屋直通ですが、今日は特別に豊明直通です。

 ホームの列車案内を見ると・・・行先が表示されませんでした。新安城方面の次の列車は、1番線から21時00分に発車する準急です。

 そして吉良吉田方面から準急豊明行きが到着しました。普段の西尾線では見られない豊明行きです。この先、桜町前、米津、南桜井、桜井、南安城、新安城、知立、終点の豊明の順に止まります。

 さて、この後は新安城の様子をご覧いただきましょう。この列車に乗って、新安城駅に移動します。
 

 新安城駅に準急豊明行きと急行弥富行き。

 準急豊明行きが新安城駅に到着しました。18分着のはずですが、時刻は21時24分です。反対列車の遅れが影響し、この列車も6分遅れて到着となりました。

 ということで、同じホームで東岡崎駅始発の急行弥富行きが西尾線からの接続のために待ってくれていました。普段の急行弥富行きは西尾線からの列車なので4両編成なのですが、今日は6両編成です。急行弥富行きは、西尾線からの乗換客が乗車次第、すぐに発車しました。

 急行弥富行きに続き、準急豊明行きが発車します。この先、知立、終点豊明に止まります。

 さて、このパターンが30分後にもあるということで、30分後の列車にて新安城駅から豊明駅まで向かい、豊明駅の様子も紹介したいと思います。準急豊明行きの新安城到着時刻は21時48分です。かなり時間がありますので、ちょっと西尾線ホームの様子でも見てみましょう。

 ということで、西尾線ホーム2番線にやってきました。西尾方面から普通新安城行きが到着しました。折り返し普通西尾行きになります。車内からは安城七夕まつりから帰る人が降車し、ホームからは岡崎の花火から帰る人が乗車します。浴衣の人が降車し、浴衣の人が乗車します。多くの人でごった返す新安城駅の西尾線ホームからお伝えしました。
 

 さらに新安城駅に準急豊明行きと急行弥富行き。

 時刻は21時50分になりました。写真左側3番線から7分ほど遅れて普通豊明行きが発車した新安城駅です。ホームの列車案内を見ると、48分発の急行弥富行きと49分発の準急豊明行きが表示されています。普段は西尾線吉良吉田駅から来た弥富行きが48分に発車しますが、今日は48分の急行弥富行きは東岡崎駅が始発駅で、西尾線吉良吉田駅からは準急豊明行きが運行されています。

 東岡崎方面から急行弥富行きが到着です。4分ほど遅れています。

 そして、急行弥富行きは準急豊明行きを待たずに発車しました。西尾線から来た人は、急行弥富行きには乗れないということになります。『薄情者~!』『待っててくれてもいいじゃないか!』『西尾線の客をなめとんのか!』『もうおこったぞ。ぷんぷん。』などというような心の叫びが聞こえてもいいようなものですが、そもそもダイヤが乱れて列車は遅れ気味だし、何だか人多いし、まぁ、仕方がないというような感じで、この後の快速特急新鵜沼行きか何かに乗り換えたのでしょう。きっと。

 ということで、西尾線から準急豊明行きが到着しました。既に急行弥富行きは出発してしまったので、すぐの発車です。

 最後に豊明駅での様子をご覧いただきます。この列車に乗車して、豊明駅まで向かいます。
 

 終点の豊明駅に到着。

 準急豊明行きが、終点の豊明駅に到着しました。

 ちなみに、名古屋方面に行きたいのに乗り換えずに豊明駅まで来てしまった場合、22時08分発の普通犬山行きに乗車し、鳴海で急行一宮行きに乗り換え、名古屋到着は22時42分となります。ダイヤが乱れているため実際の時間は不明ですが、ダイヤの乱れがなかったら、名古屋駅到着は急行弥富行きより23分遅れることになります。やはり、駅や車内の案内は聞いて、ちゃんと乗り換えるのが大事ですね。

 さて、今回は8月2日に運行された準急豊明行きの様子を紹介したわけですが、こういう多客時対応によるダイヤ修正は興味深いものがあって、今回もネタとして紹介するのがとても楽しく感じました。

 それでは、もうそろそろ、家に帰りたいと思います。ちょうど良い感じで急行西尾行きが来るようですので、これに乗ることにします。

 急行西尾行きが到着しました。みなさん、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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