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吉良吉田駅から平日の急行弥富行きに乗りつつ駅の標高を確認する。
(13年8月24日更新)
 標準ダイヤの時間帯に西尾線から名古屋方面に直通する列車は佐屋行きか弥富行きです。大まかに言うと、弥富行きは平日の昼過ぎまでと休日の夕方以降に運行されていますが、今回は平日の昼過ぎまで運行されている急行弥富行きに乗車して弥富駅まで向かいたいと思います。この弥富行きは吉良吉田から神宮前までは急行で、神宮前からは普通列車になります。神宮前から普通列車になるところが他の時間帯には無い特徴です。
 さて、弥富といえば地盤沈下の影響もあって標高が低い地域なのですが、吉良吉田駅のある西尾市も弥富市には及ばないものの同様の傾向がある地域です。標高が気になる両地域を結ぶ列車ということで、標高にも着目しつつ、吉良吉田駅から弥富駅まで移動したいと思います。標高データは国土地理院の『標高がわかるweb地図』で、 計測位置は主となる改札口付近を基本としつつ、 駅周辺の標高も確認し、高架駅や地下駅など駅の構造に関わらず地上の高さを標高として決めました。測定位置によって異なる値が出てくる中で私の独断により探用した値を紹介するということで、おおよその値として見ていただければと思います。それではご覧ください。

 平日の急行弥富行きに乗ります。標高も確認します。

 左は吉良吉田駅の新安城・名古屋方面の時刻表です。赤い枠で囲った列車が弥富行き、青い枠で囲った列車が佐屋行きになります。例外はありますが、弥富行きは平日の昼過ぎまでと休日の夕方以降に運行されていることが分かるかと思います。今回は平日の急行弥富行きに乗車して吉良吉田駅から弥富駅に向かいます。

 名古屋方面に直通する弥富行きや佐屋行きの種別は、少数の例外を除くと左図の3パターンが存在します。今回乗車する平日の弥富行きは、吉良吉田駅から神宮前駅まで急行で、神宮前駅から終点の弥富駅までは普通列車になります。神宮前駅から普通列車になるところが、他の時間帯の列車とは異なる特徴です。

さて、弥富と言えば何が思い浮かぶでしょうか。そう、金魚ですよね。他には何かありますか?そう、金魚ですよね。それはともかく、弥富を始めとする海部地方は、地盤沈下の影響もあって標高が低い地域です。弥富駅も地上で最も低い駅とも言われています。そして、弥富ほどではありませんが、吉良吉田駅のある西尾市南部も標高が低い地域になります。

 今回乗車する区間は標高が低い駅から標高がかなり低い駅までということで、標高にも着目したいと思います。弥富行きが停車する駅の標高を記載していきますが、写真で紹介する駅は左図のように標高情報を示し、うざったくします。標高データは国土地理院の『標高がわかるweb地図』を利用し、計測位置は原則として各駅の主となる改札口付近としました。その際、 駅周辺の標高も確認し、駅周辺の標高と大きく違わない位置での標高を採用しています。
 写真の吉良吉田駅の標高は海抜1.2mです。それでは、急行弥富行きに乗って弥富駅に向かいましょう。今回は車掌による車内放送のような文章でお送りします。実際の放送に沿った記述が多いですが、私が作った文章もありますのでご注意を。ということで、急行弥富行きが吉良吉田駅を発車します。弥富行きに乗って、弥富駅まで向かいましょう。
 

 一気に吉良吉田駅から弥富駅まで。

 ご乗車ありがとうございます。この電車は、急行弥富行きです。停車駅は、上横須賀、福地、西尾、桜町前、米津、桜井、南安城、新安城、知立、豊明、前後、鳴海、堀田、神宮前、金山、山王、名古屋の順に止まります。この急行は豊明にも停車し、神宮前から普通に変わります。担当乗務員は運転士、鈴木、車掌、鈴木です。新安城までご案内いたします。次は上横須賀です。

 間もなく上横須賀です。標高は海抜2.7mです。この駅で反対列車を待ち合わせます。反対列車到着までしばらくお待ちください。

 お待たせいたしました。発車いたします。次は福地に止まります。

 間もなく福地に到着します。標高は海抜2.7mです。福地を出ますと、次は西尾に止まります。

 ご乗車ありがとうございました。間もなく西尾に到着します。標高は地上の高さで海抜4.1mです。お降りの際はお足もとにご注意ください。この先、各駅に止まります普通列車をご利用の方は、10時41分発の普通新安城行きにお乗換えください。この先西尾口までは複線区間ですが、この列車は反対列車の到着後に発車します。10時31分の発車です。4分ほど停車いたします。発車時刻までしばらくお待ちください。

 お待たせいたしました。急行弥富行き、間もなくの発車です。次は桜町前に止まります。

 間もなく、桜町前です。標高は10.9mです。桜町前を出ますと、次は米津に止まります。

 間もなく米津、米津です。標高は10.1mです。お降りの際はお足元にご注意ください。米津を出ますと、次は桜井に止まります。

 間もなく桜井に到着します。標高は地上の高さで海抜13.2mです。桜井の次は南安城に止まります。

 間もなく南安城、南安城です。標高は地上の高さで16.7mです。南安城を出ますと、次は新安城に止まります。

 ご乗車ありがとうございました。間もなく新安城に到着です。この先、東岡崎、豊橋方面へお越しの方はお乗換えです。特急豊橋行き10時59分、急行豊川稲荷行き11時02分、普通東岡崎行き11時05分の発車です。5、6番線へお回りください。この電車は知立、名古屋方面へまいります、急行弥富行きです。急行ですが、この列車が名古屋まで一番早く到着します。名古屋方面へお越しの方は、このままご乗車ください。ありがとうございました、新安城に到着です。標高は海抜19.6mです。お降りの際はお忘れ物にご注意ください。新安城を出ますと、知立に止まります。

 ご乗車ありがとうございます。この列車は、名古屋・津島方面にまいります急行弥富行きです。豊明にも停車し、神宮前から普通に変わります。新安城から担当乗務員変わりまして、運転士、名古屋、車掌、金山が、途中神宮前までご案内します。次は知立に止まります。

 間もなく知立に到着です。刈谷、碧南、土橋、豊田方面、三河線はお乗換えです。この列車は急行ですが、名古屋まで一番早くまいります。名古屋方面へお急ぎの方は、この列車をご利用ください。ありがとうございました。知立に到着です。標高は海抜14.3mです。知立の次は豊明に止まります。

 間もなく豊明、豊明です。標高は海抜5.4mです。この先、通過します中京競馬場前、有松、左京山へお越しの方は、同じホーム向かい側に停車中の普通犬山行きにお乗換えください。普通犬山行きは11時07分の発車です。この時間帯、準急は運行されておりませんのでご注意ください。豊明を出ますと、次は前後に止まります。

 間もなく前後に到着します。標高は海抜18.3mです。前後の次は鳴海に止まります。

 間もなく、鳴海に到着です。標高は地上の高さで海抜1.7mです。この先本星崎、本笠寺方面普通列車をご利用の方はホーム向かい側に停車中の普通岩倉行きにお乗換えください。この列車は急行弥富行きです。鳴海を出ますと、次は堀田に止まります。

 間もなく堀田、堀田です。標高は地上の高さで海抜1.2mです。堀田の次は神宮前に止まります。

 ご乗車ありがとうございました。間もなく神宮前に到着です。常滑線、空港線、河和線はお乗りかえです。急行でまいりましたが、この駅から普通に変わります。標高は海抜2.3mです。開きます扉にご注意ください。

 お待たせいたしました。ご乗車ありがとうございます。この電車は須ケ口・津島方面の普通弥富行きです。終点の弥富まで各駅に停車します。担当乗務員変わりまして、運転士、スミス、車掌、ジョンソンが終点弥富までご案内いたします。次は金山に止まります。

 間もなく金山です。一宮・岐阜方面名古屋本線、岩倉・犬山方面犬山線と、地下鉄線、JR線はお乗換えです。標高は地上の高さで海抜9.7mです。お降りの際はお忘れ物にご注意ください。金山の次は山王に止まります。

 間もなく、山王、山王です。標高は地上の高さで海抜1.3mです。山王の次は名古屋に止まります。

 ご乗車ありがとうございました。間もなく名古屋、名古屋に到着です。近鉄線、地下鉄線、JR線、新幹線、あおなみ線はお乗換えです。標高は地上の高さで海抜2.4mです。両方の扉が開きます。扉付近の方はご注意ください。この列車は須ケ口・津島方面の普通弥富行きです。終点弥富まで各駅に止まります。名古屋を出ますと、次は栄生に止まります。

 間もなく栄生に到着です。標高は地上の高さで海抜2.2mです。この列車は普通弥富行きです。栄生を出ますと、海抜2.8mの東枇杷島、海抜3.4mの西枇杷島の順に各駅に停車します。

 西枇杷島の次は、二ツ杁に止まります。

 間もなく二ツ杁に到着です。標高は海抜3.1mです。この駅で特急列車の通過待ち合わせをいたします。11時30分の発車です。発車までしばらくお待ちください。

 お待たせいたしました。発車します。閉まる扉にご注意ください。次は海抜3.3mの新川橋に止まります。

 新川橋を出ますと、次は須ケ口です。

 ご乗車ありがとうございました。間もなく須ケ口に到着です。標高は海抜2.7mです。この先、一宮・岐阜方面の名古屋本線はお乗換えです。急行岐阜行き11時35分、普通岐阜行き11時37分の発車です。降りられましたホーム向かい側から発車します。この列車は津島方面の普通弥富行きです。須ケ口を出ますと、海抜2.2mの甚目寺、海抜0.2mの七宝の順に各駅に停車します。

 七宝の次は、木田に止まります。

 間もなく、木田、木田です。標高は海抜マイナス0.1mです。木田を出ますと、海抜0.4mの青塚、海抜0.5mの勝幡、海抜マイナス0.1mの藤浪の順に各駅に止まります。

 藤浪を出ますと、次は津島に止まります。

 ご乗車ありがとうございました。間もなく津島、津島です。標高は海抜マイナス0.9mです。尾西線、森上・一宮方面はお乗換えです。普通一宮行きは12時05分の発車です。津島の次は日比野に止まります。

 間もなく、日比野、日比野です。標高は海抜マイナス1.2mです。日比野を出ますと、次は佐屋に止まります。

 間もなく、佐屋に到着します。標高は海抜マイナス1.2mです。佐屋の次は五ノ三に止まります。

 間もなく五ノ三に到着です。標高は海抜マイナス1.9mです。五ノ三の次は終点弥富です。

 ご乗車ありがとうございました。間もなく終点弥富に到着です。標高は海抜マイナス1.5mです。お降りの際はお足元にご注意ください。JR関西線はお乗換えです。始発の吉良吉田駅からご乗車された素敵な方がいらっしゃいましたら、本当にお疲れ様でした。この列車は折り返し普通吉良吉田行きになります。弥富駅を出ますと、五ノ三、佐屋、日比野、津島、藤浪・・・すみません。扉開けます。
 

 さあ、弥富駅に到着です。

 ということで、弥富駅に到着しました。ここまでたくさんの画像がありましたが、ご覧いただきありがとうございました。さて、弥富駅のホームには地上で最も低い駅という案内があります。標高の値が異なってますが、どの場所で測定した値なのか分からないことと、昭和50年代初め頃までは大きく地盤沈下していたことも踏まえると、案内の標高がいつの時点に測定した値なのかによるものかと思います。

 さて、帰りは近鉄に乗って名古屋まで向かいます。改札口を出る必要がありますが、弥富駅はJR関西線との共同使用駅で、manacaで乗車した場合、出場の仕方が特殊です。まずはホームで水色ののりかえ改札機にタッチ。

 そして黄色い簡易改札機にタッチして出場。それでは、近鉄弥富駅に向かい、近鉄電車に乗りましょう。

 ということで、近鉄弥富駅です。帰りは早くて列車本数も多い近鉄に乗って名古屋まで。お疲れさまでした。

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