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名古屋まで座りたいから5000系に乗り換える。
(12年10月1日更新)
 平日朝の通勤電車では、誰もが座りたいと思うものです。さらに、座れる区間は目的地までが望ましく、例えば西尾線内で座れて新安城で乗り換えた列車では座れずに名古屋まで立っていくよりも、西尾線内で座れず本線の途中の駅から座れたほうが、今日はツイてるなぁとか満足感が得られるように思います。そこで、今回は吉良吉田6時53分発の普通岐阜行きに乗車し、途中の駅で乗り換えて、名古屋まで座って行く方法を紹介します。ただし、不正乗車にならないように注意が必要な場合があります。実際に乗車する場合は気をつけてください。

 知立で乗り換えると、座れません。

 写真は知立駅に到着した普通岐阜行きです。始発の吉良吉田駅を6時53分、西尾駅を7時07分に発車し、各駅に止まって知立駅に到着しました。各駅停車なのでこのまま名古屋まで行くのは時間がかかりすぎです。この駅で、快速特急岐阜行きに乗り換えます。

 快速特急岐阜行きの到着です。車内では、この駅で降りる人が席を立ち、立ってた人がその席に座ります。それをホームから確認できたのを見計らったかのようなタイミングで、満を持して扉が開きます。当然のごとく座れません。なるべく辛くない立ち位置を確保しましょう。

 快速特急岐阜行きの次の停車駅は神宮前です。少なくとも神宮前駅まで立ち決定。

 やっぱり、本線で座りたいですよね。座ってゆったり、寝るなり本を読んだりしながら名古屋まで行きたい。今回は、そんな願いを叶えている方々が実行している作戦を紹介します。

 特別車を利用すればいいんです。ミュー定期券で快適な通勤を。という作戦ではなく、途中の駅で5000系が使用されている列車に乗り換えます。

 作戦は、2つ紹介します。ひとつめは座れる可能性が高いですが、不正乗車にならないよう注意が必要です。ふたつめは不正乗車に気を使う必要はありませんが、座れなかったらごめんなさい。

 それでは、ひとつめの作戦を紹介します。福地駅からスタートです。
 

 福地駅発。ひとつめの作戦実行。

 福地駅です。次の新安城方面の列車は、7時01分発の普通岐阜行きです。名古屋へは、通常、知立駅で快速特急岐阜行きに乗り換えとなります。

 普通岐阜行きの到着です。運よく座れましたか?座れても、知立駅から立たされます。

 名古屋まで座って行くために桜町前駅で降ります。この駅で、5000系に乗り換えます。

 左図のとおり、この駅で準急西尾行きに乗り換えます。準急西尾行きは西尾駅から折り返し普通弥富行きになります。準急西尾行きの西尾駅の到着時刻は7時18分、折り返し普通弥富行きの発車時刻は7時20分で、折り返し時間はたった2分しかなく、普通弥富行きは新安城駅から急行に変わり、名古屋まで一番早く到着します。準急西尾行きは空いていて座れる可能性が高く、万一座れなくても、西尾駅で下車する人の席が期待できます。

 ただし、この作戦を実行するには西尾‐桜町前間を含む定期券やフリー切符などが必要です。普通乗車券の場合は乗車駅から桜町前まで、桜町前から西尾、西尾から目的地までの切符が必要になります。不正乗車にならないようご注意を。

 ちなみに、左図の背景となっている案内の全文はこちら
 

 そして、5000系登場。

 ということで、準急西尾行きの到着です。乗りましょう。

 そして、準急西尾行きの発車です。座れましたか?それは良かった。これで名古屋までの席が確保できましたね。

 準急西尾行きが西尾駅に到着。

 そして、折り返し普通弥富行きに変わって西尾駅を発車。座ってゆったり名古屋まで。寝るなり何なり、思い思いに過ごしましょう。ところで、あなたの目の前に、おばあさんが立ってますよ。
 

 米津駅発。ふたつめの作戦実行。

 続いてふたつめの作戦です。写真は米津駅です。次の新安城方面の列車は、7時13分発の普通岐阜行きです。名古屋へは、通常、知立駅で快速特急岐阜行きに乗り換えとなります。

 普通岐阜行きの到着です。座れましたか?座れませんね。西尾線内は諦めましょう。

 名古屋まで座って行くために、新安城駅で降ります。5000系に乗り換えるためです。

 左図のとおり、この駅で伊奈駅始発の急行弥富行きに乗り換えます。急行弥富行きは新安城駅までは普通列車で、新安城駅で急行犬山経由岐阜行きに接続します。新安城駅の停車時間は11分と長く、新安城到着時には多くの乗客が降ります。空席もそれなりにできるため列車到着前から並んでおけば席を確保できるかと思いますが、乗車後すぐに席が埋まり立ってる人もちらほら居る状態なので、座れなかったらごめんなさい。
 

 そして、5000系登場。

 岡崎方面から普通弥富行きの到着です。この駅から急行に変わります。乗りましょう。空席を探し、座りましょう。座れましたか?それは良かった。これで名古屋までの席が確保できましたね。発車まで待ちましょう。快速特急岐阜行きの通過、急行犬山経由岐阜行きの発車、快速特急岐阜行きの通過の後で発車となります。

 快速特急岐阜行きが通過。快速特急が急行を抜かす。

 続いて7時41分発の急行犬山経由岐阜行きの到着です。新安城から急行になった急行弥富行きから乗り換えた客を乗せ、急行犬山経由岐阜行きが急行弥富行きより先に発車します。急行が急行を抜かす。

 さて、写真は急行弥富行きです。後ろに西尾線から来る4両を連し、8両になって発車となります。座ってゆったり名古屋まで。寝るなり何なり、思い思いに過ごしましょう。ところで、あなたの目の前に、小さなお子様が立ってますよ。じっとあなたを見つめてる。
 

 どちらの5000系も名古屋到着は同じです。

 ということで、今回は名古屋までの席を確保するための作戦をふたつ紹介しました。

 写真は西尾線から到着する普通弥富行きです。ひとつめの作戦を実行して、席を確保した方々が座ってます。おばあさんに席を譲ったあなたに幸あれ。

 岡崎方面から来た4両と西尾線から来た4両が連結。ひとつめの作戦の列車もふたつめの作戦の列車も新安城からは一緒に走るため、名古屋駅到着時刻は同じです。

 快速特急岐阜行きが通過して、急行弥富行きの発車時刻は間もなくです。新安城からは名古屋まで一番早く到着します。席を確保できた方は有意義な通勤時間を過ごしてください。そして、小さなお子様に席を譲ったあなたに幸あれ。

 弥富行きは神宮前から準急に変わり、金山駅を発車しました。次の停車駅は名鉄名古屋駅です。そこのあなた、熟睡されてるようですが、くれぐれも寝過ごさないようにしてくださいね。

 各線区でこのような座るための作戦が実行されているかと思います。ダイヤを考えて発見するという点では楽しいなと思う次第です。重ね重ね、不正乗車にならないようご注意を。

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