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ポイント通過で左右に揺れるか揺れないか。
(11年4月29日更新)
 線路の分岐点であるポイントを通過する際、一方が直進だとすれば、当然ながら他方は右や左に曲がることになります。曲がる場合、直進よりも厳しい速度規制があったり、車両も左右に揺れるなど不都合なことが多く、皆さんも、どちらかと言えば直進する列車に乗りたいと思うことでしょうし、どちらかと言われなければ、どっちでもいいと思うことでしょう。
 基本的に単線の西尾線では、ポイントはすれ違いのための分岐であり、西尾駅などの例外を除けば列車の上り下りによってポイントを進む方向が決まります。そんな中、新安城から吉良吉田へ向かう急行吉良吉田行きは、直進するのと曲がるのとを比較すると、どちらがどれだけ多いのでしょうか。今回は、それをチェックしたいと思います。それではご覧ください。

 今回は、線路のポイントに着目します。

 今回は新安城駅から急行吉良吉田行きに乗車して、ポイントを直進するのか曲がるのかを確認していきたいと思います。どちらがどれだけ多いのでしょうか。

 ここで、今回のネタでの文章に限り、以下の通り言葉を定義して使用させていただきますのでご確認ください。


 勝ち:ポイントを直進すること。
 負け:ポイントを曲がること。
 ビビデバビデブー:感謝の気持ちを伝える言葉。

 ということで、急行吉良吉田行きが新安城駅に到着です。この列車に乗車して、吉良吉田駅まで向かいましょう。
 

 新安城駅発車から桜井駅到着まで

 発車時刻となりました。急行吉良吉田行きは新安城駅の2番線から発車します。最初のポイントは1番線との合流部で、急行吉良吉田行きは直進となります。つまり、勝ちです。

 そして、3番線との合流部では右へ折れて進みます。つまり、負けです。そして単線になりました。列車は単線の西尾線を南下します。次のポイントは南安城駅です。

 急行吉良吉田行きは北安城駅を通過し、まもなく南安城駅に到着します。ここでポイントが。線路は真っ直ぐと右に伸びていますが、吉良吉田行きは直進します。つまり、勝ちです。

 南安城駅を発車すると、すぐに再び単線になります。反対列車の普通新安城行きが負けながら南安城駅に到着しました。それでは、勝ちながら進みましょう。次のポイントは桜井駅です。

 碧海古井駅と堀内公園駅を通過して、間もなく桜井駅に到着します。ポイントは真っ直ぐと右。吉良吉田行きは勝ちながら桜井駅のホームへと進入します。

 桜井駅からは複線区間です。ポイントはありません。

 さて、ここまでの結果は4勝1敗。勝ちの場合が多いということですね。このまま勝ちまくって行くのでしょうか?それとも負けが重なっていくのでしょうか?乞うご期待ということで、桜井駅を出発しましょう!次のポイントは南桜井駅を過ぎた後です。
 

 南桜井駅通過から米津駅発車まで。

 急行吉良吉田行きは南桜井駅に差し掛かりました。この電車は急行なので、準急停車駅の南桜井駅は通過します!…が、ブレーキがかかり減速しながらの通過です。

 南桜井駅を通過しました。そして、この先に右側の線路と合流するポイントがあります。勾配が続く影響で南桜井駅から離れた箇所にポイントがありますが、西尾線にしては特段に速い制限速度60km/hで通過できるポイントです。急行吉良吉田行きは、ポイントに向かって減速しています。

 そして、負ける。

 右側の線路に合流するように負けましたが、すぐに左側に移動します。せっかく右に寄ったのに・・・。

 だったら左側の線路に合流すれば良いじゃんか!とか思ってしまいますが、南桜井駅に停車する列車を考えた場合、南桜井駅を発車した吉良吉田方面の列車がこの地点までに加速できるのが時速60キロ程度で、反対に南桜井駅停車のために減速する新安城方面の列車は60キロ以上のスピードでも問題なく南桜井駅に停車できるため、スピードが遅いほうの吉良吉田方面行きが負けるように線形を設定したのではないかなと私は推測しています。

 などと、うだうだ言ってるうちに米津駅に接近しました。ここは、勝ちです。

 そして米津駅の先は写真のとおりです。米津駅の先は矢作川へ向かってカーブしていますが、そのカーブした線形に対して負けています。

 ということで、ここまでの結果を確認すると、5勝3敗です。まだまだ勝ち越してます。
 

 西尾口駅付近から西尾駅到着まで

 急行吉良吉田行きは桜町前駅に停車した後、西尾口駅に差し掛かりました。急行なので西尾口駅は通過しますが、停車しそうな勢いで減速中です。

 そして、負けます。

 そして複線区間を走行しますが、列車のすれ違いはありません。

 そして、負けます。

 急行吉良吉田行きは西尾駅に到着します。この時間帯の西尾駅では方向別ではなく種別により発着番線が割り振られており、急行は写真右側の1番線が使用されています。3月のダイヤ改正以前は方向別に割り振られていて、1番線が新安城方面、2番線が吉良吉田方面でした。2番線に止まる西尾止まりの普通列車を引込線を経由して1番線へ移動させるのが面倒ということで、改正の機に普通列車の発着番線の移動を無くしたんでしょうね、きっと、多分。

 ということで、新安城からここまでの結果は5勝5敗でした。イーブンです。

 残るポイントは西尾駅の発車後、福地駅、上横須賀駅、吉良吉田駅です。まだ結構ありますねぇ。。皆さんが飽きてないか心配です。さすがに、もう飽きましたよね?え、まだ飽きて無いですか?まだまだ興味津々?早く続き見せろ?ホントですか?マジですか?そうですか!ならば、是非とも続けさせていただきましょう!いやぁ、嬉しい限りです。ビビデバビデブー。
 

 西尾駅発車から吉良吉田駅まで

 それでは、吉良吉田駅に向かいましょう!左の線路は引込線です。まずは勝ちました。次のポイントは福地駅となります。

 福地駅に到着直前。勝ちました。連勝です。

 そして福地駅を発車。またまた勝ちです。3連勝。次のポイントは次の駅、上横須賀駅です。

 上横須賀駅に到着します。勝ちました4連勝!

 西尾駅から4連勝で来ましたが、ここで負けとなります。上横須賀駅のように到着は勝ちで出発が負けという配線は珍しいように思います。

 さて、次のポイントは終点の吉良吉田駅です。ラストスパートで向かいましょう!

 新安城を出発して32分が経過しました。急行吉良吉田行きは終点の吉良吉田駅に到着です。最後は勝ちで締めくくることができたようです。
 

 まとめ。

 ということで、結果発表です。新安城駅から吉良吉田駅まで急行吉良吉田行きに乗車した場合、10勝6敗で、直進する箇所の方が多いことが判明しました。

 ちなみに、普通列車は新安城から西尾までの運行で6勝4敗でした。急行吉良吉田行きが西尾駅に到着した際は5勝5敗でしたが、この違いは西尾駅で1番線に到着するか2番線に到着するかの違いです。

 さらにちなみに、新安城方面の列車はこのようになっております。急行吉良吉田行きや普通西尾行きと反対の結果となっているわけではありません。その要因としては種別により発着番線が割り振られている西尾駅や、終着駅で同じ線路を通って折り返す吉良吉田駅などが挙げられます。

 今回は線路に着目し、新安城駅から吉良吉田駅までのポイントの状況を確認しました。何かしらの参考になれば幸いですし、じゃなくても、まぁ、いいや。

 今回のネタの中では『勝ち』とか『負け』とか、特別に言葉を定義して使用してしまいましたが、おかげさまで文章が書きやすかったです。定義してホント良かったなと思ってる次第です。ということで、それではみなさん、ビビデバビデブー。

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