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西尾-新安城間を往復する普通列車
(10年12月11日更新)
 標準ダイヤの時間帯、西尾線の西尾-新安城間では毎時2往復、30分間隔で普通列車が設定されています。西尾-新安城間の片道の所要時間は約20分ということで、2本の車両を使用して、折り返し時間を含めて往復でちょうど1時間、1時間後には同じ車両がやってくるというダイヤになっています。
 今回は西尾-新安城間の普通列車に着目し、当該区間を往復して1時間後に同じ車両で運行されている様子を紹介したいと思います。それでは、ご覧ください。

 西尾線の普通列車の運用形態

 今回は、普通列車に着目します。

 左図は西尾線の標準ダイヤの時間帯のダイヤグラムです。黒線で書かれた普通列車と青色で書かれた急行が、毎時2往復ずつ運行されているのが分かるかと思います。

 ここで、急行の線を消去して普通列車のみにしてみましょう。とても分かりやすい図になりました。2本の車両を用いて西尾-新安城間を往復し続ければ、30分間隔で運行可能なダイヤです。

 休日の朝や平日の夕方など4両の時間帯もあるのですが、今回は2両編成で運行されている休日の11時台以降の普通列車に着目し、西尾-新安城間を往復して1時間後の同時刻に同じ車両で運行されている様子を紹介します。

 それでは、西尾駅に到着する普通西尾行きからスタートです。
 

 西尾30分着→新安城→西尾30分着

 さて、ここは西尾駅です。新安城駅が始発の普通西尾行きが、終点の西尾駅に到着しました。到着時刻は11時30分です。

 そして折り返し、11時41分発の普通新安城行きになりました。各駅に停車して、新安城駅へと向かいます。

 などと言ってる間に驚くほどの速さで終点の新安城駅に到着です。到着時刻は12時02分で、折り返し12時07分発の普通西尾行きになります。

 そして普通西尾行きはあっという間に終点の西尾駅に到着しました。到着時刻は12時30分で、折り返し12時41分発の普通西尾行きになります。先ほど西尾駅に到着した時刻は11時30分だったので、1時間後の同じ時刻になりますね。
 

 西尾00分着→新安城→西尾00分着

 さて、西尾線の普通列車は2本の車両を使って30分おきに運行されています。今度はもう一方の車両が往復する様子を見てみましょう。先ほどの西尾到着毎時30分とダイヤ上で対になるのが、西尾に毎時00分に到着し、折り返し新安城行きとして毎時11分に発車する写真の列車となります。

 当然、先ほどの列車とは別の車両なのですが、撮影した日は見た目が同じような車両が使用されていました。それぞれの車両の判別ができないのは残念なので、こちらの車両には抹茶茶碗にマーキングしてもらうことにします。

 というわけで、抹茶茶碗、ごくろうさまです。新安城に到着しました。折り返して西尾行きになります。

 そして、西尾行きが西尾駅に到着です。時刻は14時00分。折り返して14時11分発の普通新安城行きとなります。先に西尾駅を発車した時刻は13時11分だったので、こちらもダイヤ設定の通り、1時間のサイクルですね。

 このように標準ダイヤの西尾線の普通列車は2本の列車を使用して30分間隔での列車間隔となっているわけですが、両列車のすれ違いは南桜井-桜井間の複線区間で行われています。おおよそ、西尾-新安城間の中間に位置する場所です。
 

 夜になったので、まとめ。

 写真は夜も深まった21時11分発の普通新安城行きです。抹茶茶碗はマーキングをし続けてくれていました。ご苦労様です。ずっと西尾-新安城間を往復し続けていたのですねぇ。。

 というわけで、今回は普通列車に着目し、西尾-新安城間を1時間サイクルで往復していることを紹介しただけのネタでしたが、いかがでしたしょうか。

 ちなみに、今回は休日ダイヤの様子をご覧いただきましたが、平日ダイヤの場合は夕方から4両になるので途中で車両運用が変わります。今回のように休日ダイヤでは夜まで同じ車両が行ったり来たりを繰り返しています。

 その繰り返しが健気に思える(もしくは思わない)、普通列車のお話でした。

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