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西尾→豊田 三河線vs愛知環状鉄道
(10年5月5日更新)
 西尾から豊田まで鉄道で行く場合、通常は全線名鉄を利用して、西尾線・本線・三河線で豊田市駅まで行くルートを選択するかと思います。しかし、名鉄の岡崎公園前駅から愛知環状鉄道の中岡崎駅へと乗り継いで新豊田駅へ行くルートもあることから、その所要時間を比較してみたいと思います。どちらが早く豊田に着くのでしょうか。
 標準ダイヤとして昼の12時台を想定し、どちらも最短の所要時間となる列車を利用して西尾から豊田まで向かいます。三河線を利用する場合、知立駅で乗換えとなります。愛環を利用する場合、新安城と岡崎公園前で乗換えとなります。この乗換え時間がポイントとなりそうです。それでは、ご覧ください。

 内容の説明です。

 さて、写真は西尾駅です。今から豊田まで向かいます。図のとおり、豊田まで行く場合、名鉄三河線を利用するルートのほかに愛知環状鉄道を利用するルートがあります。そこで、今回はその2つのルートの所要時間を比較したいと思います。ちなみに、三河線を利用するルートを『三河線ルート』、愛知環状鉄道を利用するルートを『愛環ルート』と称することとします。

 今回は昼の12時台に西尾駅を出発する場合を想定し、それぞれ最短の所要時間となる列車を抽出して比較します。三河線ルートは01分と31分に発車する急行佐屋行きに乗車するのが最短となりました。今回は12:01に発車する急行佐屋行きに乗車したこととして、他の時間帯の列車の写真も用いて説明します。そして愛環ルートは11分に発車する普通新安城行きに乗車するのが最短となりました。愛環の運行本数は毎時3本のため、41分発は最短とはなりません。今回は12:11に発車する普通新安城行きに乗車したこととして、他の時間帯の列車の写真も用いて説明します。

 こちらが、12:01発の急行佐屋行きです。この列車に乗って、三河線経由で豊田市駅へ向かいます。

 そしてこちらが、12:11発の普通新安城行きです。この列車に乗って、愛知環状鉄道経由で新豊田駅へと向かいます。それでは、豊田に向かって、スタートです!
 

 豊田へ向かって、発車!

 三河線ルートの急行佐屋行きが西尾駅を発車します。

 いざ、豊田へ!

 そして、愛環ルートの普通新安城行きが西尾駅を発車します。

 いざ、豊田へ!
 

 新安城駅から東西へ!

 西尾駅を発車して17分が経過。三河線ルートの急行佐屋行きが新安城駅に到着です。

 急行佐屋行きは知立駅まで直通で行きます。というわけで、新安城を発車しました。さあ!知立駅へ!

 そして西尾駅を発車して21分が経過。愛環ルートの普通新安城行きが新安城駅に到着です。

 新安城からはこちら、普通東岡崎行きに乗換えとなります。接続時間は3分で、待ち時間もなく連絡しています。ということで、岡崎公園前駅へ!
 

 そして、三河線・愛知環状鉄道へ!

 西尾駅を発車して22分が経過。三河線ルートの急行佐屋行きが知立駅に到着です。ここで三河線に乗換えます。

 接続列車は普通猿投行きです。急行佐屋行きが12:23の到着で猿投行きが12:35の発車ということで、接続時間は12分。三河線は15分間隔で運行されていることを考慮すると、結構な待ち時間ですねぇ。。

 西尾駅を発車して32分が経過。愛環ルートの普通東岡崎行きが岡崎公園前駅に到着です。ここで名鉄は下車。愛知環状鉄道の中岡崎駅へと移動します。

 愛環の中岡崎駅のホームまで来ました。次に来る列車は12:54発の高蔵寺行きです。名鉄の東岡崎行きが12:43の到着で高蔵寺行きが12:54発ということで、接続時間は11分。まぁ、改札内でのホーム移動ではないので、このくらいの時間があった方が焦らず乗り換えられるかなと。
 

 そして、三河線・愛知環状鉄道へ!

 三河線ルートの普通猿投行きです。発車時刻は12:35で、西尾駅を発車して34分経過した時間に発車となります。いざ、豊田市駅へ!

 そして、愛環ルートの高蔵寺行きの到着です。発車時刻は12:54で、西尾駅を発車して43分経過した時間に発車となります。いざ、新豊田駅へ!
 

 さあ!三河線・愛環で豊田へ!

 さて、三河線と愛環は車窓で。三河線ルートは三河線を走行中。西尾駅を発車して47分後、三河線の若林-竹村間を走行中です。

 続いて愛環ルート。西尾駅を発車して49分後、大門-北野桝塚間を走行中です。

 再び三河線ルート。西尾駅を発車して54分後、三河線の土橋-上挙母間を走行中です。

 そして愛環ルート。西尾駅を発車して57分後、永覚-末野原間を走行中です。
 

 豊田に到着です!

 こちらは名鉄三河線の豊田市駅のホームです。西尾から豊田まで、三河線ルートと愛環ルートで進んできましたが、ついに結果が出るときがきました。

 三河線ルート、普通猿投行きが豊田市駅に到着です!西尾駅からの所要時間は58分でした。

 愛環ルートはまだまだ走行中。西尾駅を発車して1時間3分後、三河豊田-新上挙母間を走行中です。そして・・・

 愛環ルートも豊田に到着!写真は新豊田駅に到着した高蔵寺行きです。西尾駅からの所要時間は1時間6分。三河線ルートより8分多くかかって豊田に到着しました。
 

 まとめ。

 というわけで、まとめです。西尾駅を12時台に発車する列車、または豊田市・新豊田駅を12時台に発車する列車に乗車した場合の両ルートの所要時間は左のとおりです。どの場合も三河線ルートを選択したほうが速いという結果となりました。

 ちなみに、三河線ルートの豊田→西尾は、検索システムで採用されない知立駅での3分乗換えをしています。

 そして、運賃の比較は左のとおりです。三河線ルートのほうが210円お得です。名鉄は豊田まで通しの運賃なので、当然といえば当然ですが。

 また、列車本数も愛環は毎時3本なので、全線で毎時4本が確保されている三河線ルートのほうが優位になります。

 というわけで、特別な事情がない限り、西尾から豊田へ行く場合は三河線の利用をお勧めしておきます。

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