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40分待っても列車が来ない。
(10年2月17日更新)
 名鉄は乗客が少ない駅でも30分間隔で運行されていることが多く、西尾線でも昼間の標準ダイヤだと、たとえ普通停車駅でも西尾以南の駅でも30分の等間隔で列車が来るように時刻が設定されています。しかし、例外的に一部駅の一部の時間帯では40分以上の列車間隔がある場合もあることから、今回はその状況を紹介したいと思います。
 ポイントは、吉良吉田行きではなく西尾行きが連続することにより西尾以南の吉良吉田方面の列車の間隔が開いたり、準急や特急などの優等列車が続いて普通停車駅で通過列車が続いたりするためということで、そのあたりに着目して紹介します。それでは、どうぞ!

 まずは、状況の説明です。

 昼間以降の標準ダイヤの時間帯、西尾線では西尾-新安城間の普通列車と吉良吉田-名古屋方面間の急行・準急列車が30分間隔で運転されており、どの駅でも少なくとも30分間隔の列車頻度は確保されています。西尾駅の吉良吉田方面の時刻表を見ると、きれいに30分間隔です。

 西尾以北の普通停車駅でも同様に30分間隔になっています。写真は碧海古井駅の新安城方面の時刻表です。見事に30分間隔ですね。

 しかし、一部の駅の一部の時間帯では40分以上間隔が空く場合があります。

 間隔が空く理由として2つ挙げられます。ひとつめは吉良吉田行きが無く西尾駅止まりの列車が連続する場合で、西尾から先の吉良吉田方面の各駅において吉良吉田行きが40分以上の列車間隔が生じています。写真は桜町前駅の平日朝7時台の時刻表です。7:15と7:38と西尾行きが連続しています。まぁ、その前後は吉良吉田行きの連続なのですが。

 そしてふたつめの理由が準急や特急が連続する場合で、普通停車駅の列車間隔が40分以上空いています。写真は西尾駅の平日朝7時台の時刻表です。7:30、7:43、7:53と、準急や特急が連続しています。

 ということで、以上の2パターンを紹介します。まずは西尾行きの連続で吉良吉田行きが40分以上来ないパターンからご覧ください。どうぞ!
 

 吉良吉田行きが40分以上来ない。

 西尾駅の平日、吉良吉田方面の時刻表です。7:11発の次は7:53発で、42分の間隔があることが分かります。

 こちらが西尾駅を7:11に発車する普通吉良吉田行きです。この電車をやりすごし、42分間、吉良吉田行きを待ちましょう。

 吉良吉田行きが発車してから待つこと7分。新安城方面から列車の到着です。写真を見ると普通知多半田行きに見えないこともないですが、準急西尾行き。方向幕をぐるぐる回転させながらの到着で、この駅西尾が終点です。吉良吉田までは行きません。

 西尾行きは折り返し、新安城方面の普通岐阜行きになりました。すぐの折り返しで7:20の発車です。ちなみに、写真左側にちらっと見えますが、電車が発車しても列ができています。この列は7:43発の特急名古屋行きに乗車する方々です。特急は、発車時刻の20分以上前に駅に来るだけの価値がある。

 さらに待つこと22分。吉良吉田行きが発車してから31分が経過しました。新安城方面から列車が到着です。この列車はこの駅西尾が終点の普通西尾行き。吉良吉田には行きません。

 そして、西尾行きは引込線へと入っていきました。この後8:15発の準急新安城行きになるので、30分ほど休憩ですね。

 さらに待つこと6分。待ちに待った吉良吉田行きの到着です。いやぁ、待ちましたねぇ。

 そして吉良吉田行きは7:53の発車です。なぜか7:11発の吉良吉田行きには乗らずに待ってた方は、42分間もお待たせしました。どうぞご乗車ください。いや、私は所用があるので結構です。残念ながら。
 

 深夜も吉良吉田行きが来ない。

 ちなみに、深夜にも同様に間隔が広く空いている時間があります。平日・休日ともに21:43発の次は22:31で、列車間隔は紹介した7時台よりも長く48分もあります。

 続いて通過列車の連続によるパターンを紹介します。ご覧ください。
 

 新安城方面が40分以上来ない。

 碧海古井駅の平日、新安城方面の時刻表です。7:34発の次は8:15発で、41分の間隔があることが分かります。

 7:34発の普通岐阜行きが碧海古井駅を発車しました。というわけで、41分間、新安城方面の列車を待ちましょう。

 待つこと約10分。準急栄生行きが碧海古井駅を通過!

 さらに待つこと約10分。特急名古屋行きが碧海古井駅を通過!

 さらに待つこと約12分。準急新鵜沼行きが碧海古井駅を通過!

 さらに待つこと約9分。普通新安城行きが到着です。いやぁ、待ちましたねぇ。。

 なぜか7:34発の岐阜行きには乗らず待ってた方は、41分間もお待たせしました。どうぞご乗車ください。いや、今日も私は所用がありまして。残念ながら。
 

 ちなみに北安城駅は30分待ち。

 ちなみに、同じ普通停車駅でも北安城駅は準急新鵜沼行きが特別に停車するため、40分以上の間隔は無く、前の列車からは30分、次の列車とは11分の間隔に収まっています。この準急が北安城駅に止まるのは安城東高校への通学のため。朝に特別停車がある駅は、近くに学校がある場合も多いかと思います。

 そして、最も列車間隔が短いのは・・・

 というわけで、今回は通常よりも列車間隔の長いパターンを紹介しました。個人的にはこの影響を全く受けず、逆に通勤で碧海古井駅を通過する列車を利用しているため便利なダイヤだと思うのですが、影響のある方は改善してほしいと思われてるかもしれませんね。立場によって望むことは変わるものです。

 ちなみに、到着時刻を無視し発車時刻だけで比較した場合、最も列車間隔の短いのは夜の普通吉良吉田行きと特急西尾行きで、発車時刻の差は桜井駅で6分です。

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