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急行と準急。発車時刻を比較する。
(09年9月23日更新)
 標準ダイヤの西尾線は毎時2往復、急行または準急が運行されています。西尾駅発時刻で朝9時台から16時台までが急行で、17時以降が準急となります。準急と急行の違いは南桜井駅に停車するかどうかだけなので、所要時間はほとんど同じです。
 とはいえ、当然ながら全く同じ時刻というわけではありません。今回は、急行と準急の発車時刻について紹介します。細かい秒単位の違いは調べられないため、名鉄のサイトで判別できる分単位での比較ですが、その微妙な違いに着目します。それでは、どうぞ。

 急行と準急の違い。

 写真下の図は西尾線の標準停車駅です。準急と急行の違いは、南桜井駅に止まるかどうか。準急は停車し、急行は通過します。

 1駅ですが、停車と通過の違いのある準急と急行。その影響は少なからずあるはずです。今回は準急と急行の運行ダイヤの違いについて紹介します。

 昼間以降の標準ダイヤでは、西尾駅発時刻で16時台までは急行、17時以降が準急で運行されていますが、時刻の違いは西尾~桜井間のみで、残りの区間は急行・準急とも同時刻の発着時刻となっています。

 というわけで、急行と準急の西尾~桜井間の発着時刻に注目します。それでは、西尾駅からどうぞ。
 

 急行で西尾駅から桜井駅まで行く。

 急行佐屋行きが西尾駅に到着しました。

 発車時刻は毎時01分31分。停車時間は4分です。この先は短いとはいえ複線区間なのですが、複線区間を活用しないどころか反対列車が到着しても発車しません。時間調整ということで。

 そして、急行佐屋行きが西尾駅を発車。桜町前駅に停車し、米津駅へ向かいます。

 そして米津駅に到着。違う時間帯の列車を撮影しているので、銀色の車両が赤色になりました。米津駅には、すでに反対列車の急行吉良吉田行きが到着した中での到着です。

 米津駅を発車。そして南桜井駅を通過して桜井駅へ。

 桜井駅に到着しました。到着時刻は毎時09分39分、発車時刻は毎時10分40分です。
 

 続いて準急で桜井駅まで行く。

 続いて準急佐屋行きを見てみましょう。写真は西尾駅に停車中の準急佐屋行きです。

 発車時刻は毎時00分30分。急行より1分早くの発車です。早くの発車ですが、もともと急行が4分も停車していたため、1分くらい発車が早まったとしても、西尾までの各駅の発着時刻に影響はありません。反対列車の普通西尾行きの到着とともに、準急佐屋行きは西尾駅を発車しました。

 西尾駅の次は桜町前駅に停車し、米津駅へ向かいます。

 そして米津駅に到着。急行のときは反対列車の吉良吉田行きがすでに待ってましたが、準急は佐屋行きが吉良吉田行きの到着を待ちます。

 ちなみに、米津駅は安全のために両方向の列車が同時に到着しないように運転されています。西尾駅で1分早く発車する理由として、確実に反対列車より先に米津駅に到着するためと思われます。

 準急吉良吉田行きの到着です。入れ違い準急佐屋行きが発車します。そして南桜井駅に停車し、桜井駅へ。

 桜井駅に到着しました。到着時刻は毎時10分40分、発車時刻も毎時10分40分です。準急の桜井駅到着時刻は急行より1分遅くなりました。桜井駅の停車時間で調整がありそうですが、ここからは時刻表を見る限り、急行と準急は同じ時刻で運行されます。

 ちなみに、写真の電車の発車時刻は7:39で他の時間帯とは異なります。朝の特急が運行される影響だと思いますが。
 

 桜井駅から西尾駅へ。

 続いて反対列車、吉良吉田行きの様子をさらっとご紹介しましょう。桜井駅からのスタートです。桜井駅発の吉良吉田行きは、急行も準急も同じ、毎時01分31分発です。

 急行吉良吉田行きが米津駅に到着。南桜井駅を通過しての到着です。ここで反対列車の急行佐屋行きを待ちます。

 準急吉良吉田行きの場合、南桜井駅に停車してきたため、急行より1分遅くの到着です。そして、準急佐屋行きはすでに到着しており、入れ替わりの発車です。

 そして、急行吉良吉田行きは西尾駅に到着しました。準急の場合、これより1分ほど遅れての到着ですが、もともと西尾駅での停車時間が長いため西尾駅の発車時刻は急行も準急も同じ、どちらも毎時13分43分です。
 

 というわけで、西尾駅から桜井駅までの急行と準急の様子をご覧いただきました。微妙な違いでしたね。最後は急行と準急の発車時刻が異なる桜町前駅の新安城方面時刻表を見ながら、おひらきということで。

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