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さよなら。西尾線の全車特別車特急。
(08年6月1日更新)
 来たる平成20年6月29日、名鉄のダイヤ改正があります。この改正は西尾線の新駅開業や部分複線化等の整備を受けてなされるものですが、運行形態の変更があり、朝の名古屋方面を含む1往復が一部特別車の特急で、その他の特急は快速急行などの一般列車に種別変更されることになりました。
 全車特別車の特急が全滅、昼間以降の標準ダイヤでは特急の運行がなくなるということで、今回は全車特別車の特急列車に焦点を当て、私の出来る限り過去からということで、平成元年以降の西尾線の特急の歴史をみていきたいと思います。
 ちなみに、今回使用する画像は、スキャナで取り込んだり、過去にこのサイトで使用した小さめの画像を大きくしているものもあるため、荒い画像もありますがご了承下さい。それでは、どうぞ!

 全車特別車とは・・・

 全車特別車。それは全ての車両が特別車で座席が指定の列車です。あらかじめ350円を払って特別車両券(ミューチケット)を購入すれば、座席が確保でき、座って快適に移動できます。

 全車特別車では・・・

 駅でミューチケットを購入しなくても車内で精算できますが、座席の指定ができないため満席の場合は座席がありません。しかも、例え空いている席があって座れた場合でも、次の駅から乗ってきた人に『すみません、そこ、私の席です。』と言われたり、『すみません・・・あ、ごめんなさい、私、3号車でした。』と言われたときに立ち上がってしまい、駅でミューチケットを買ってないことがバレてしまったりと、350円で巻き起こる小さな事件に遭遇してしまいます。

 全車特別車は・・・

 全車特別車という名称は平成11年5月から使われたもので、それ以前は全車指定席と呼ばれていました。そして、普通列車でも運行されるような白帯の付いたパノラマカーでも指定席券の必要な特急として使用されていました。さらに前、平成2年10月の改正前では、特急といえば全て指定席の必要な列車で、『特急に乗るなら特急料金が要るに決まってんじゃん。』と思っていれば間違いありませんでした。

 ということで・・・

 そんな全車特別車の特急が今年6月のダイヤ改正で西尾線から消滅し、特急は1日1往復の一部特別車の特急のみとなります。そこで、今回は西尾線を走ってきた全車特別車の特急を平成元年から紹介したいと思います。
 

 平成元年7月15日~平成4年11月23日

 まずは、平成元年7月15日~平成4年11月23日の西尾線。平成元年のダイヤ改正の目玉といえば・・・

 当時の新聞記事

 パノラマスーパー、西尾線に導入!ということで、西尾駅が高架化された平成元年、西尾線にパノラマスーパー(1000系)が導入されました。写真は当時の地元の新聞記事です。恥ずかしながら何日付の新聞なのか分かりませんが、内容から西尾駅が高架化される平成元年7月2日の直前かと思います。それにしても、期待あふれる記事ですね。

 当時配布された下敷き

 写真は当時配布された下敷きです。なぜか学校で配布されたような記憶があります。何というか、名鉄や西尾線に勢いを感じます。というわけで、パノラマスーパー(1000系)が西尾線に導入されたわけですが、全ての特急がパノラマスーパー(1000系)だったわけではなく、パノラマカー(7000系)なども使用されていました。

 桜町前 パノラマスーパー

 というわけで、こちらは桜町前を通過するパノラマスーパー(1000系)、特急新名古屋行きです。平成3年に撮影された写真で、影から午後と判断できるので確実に新名古屋行きですが、名古屋でデザイン博のあった平成元年には新岐阜行きが運行され、パノラマスーパー(1000系)が使用されていました。

 新安城 パノラマカー

 続いてパノラマカー(7000系)の特急です。写真は新安城に停車中の特急吉良吉田行きです。行先のところに『西尾』と表示されていますが、下に小さく『吉良吉田』と書かれています。西尾号吉良吉田行きです。

 桜町前-米津 7700系+パノラマカー

 平日朝の名古屋方面の特急はセミパノラマカー(7700系)とパノラマカー(7000系)が連結された6両編成でした。

 西尾口-桜町前 パノラマスーパー

 いずれにしても、パノラマスーパー(1000系)の登場により西尾線特急の車両環境が大幅に上昇したのは間違いありません。

 西尾口 パノラマスーパー

 平成4年11月。残念ながら。。
 

 平成4年11月24日~平成11年5月9日

 続いて、平成4年11月24日~平成11年5月9日の西尾線です。平成4年のダイヤ改正といえば・・・

 当時のめいてつNEWS

 パノラマDXが西尾線に!ということで、それまで内海・河和と犬山を結ぶ観光特急であったパノラマDX(8800系)が車内を改装されて通勤用にも使用できる特急として西尾線にやってきました。この時期はパノラマDX(8800系)とパノラマカー(7000系)が主に使用され、吉良吉田・西尾-佐屋間を運行していましたが、休日は1往復のみパノラマスーパー(1000系)も使用され、西尾から犬山方面まで運行していました。

 西尾 パノラマDX

 というわけで、パノラマDX。

 西尾 パノラマカー

 というわけで、パノラマカー。

 西尾 パノラマスーパー

 というわけで、パノラマスーパー。休日に1往復のみの運行でした。写真は西尾駅に停車中の特急新可児行きです。

 新安城 パノラマDX&パノラマカー

 昼間の時間帯、新安城駅では特急列車同士のすれ違いがありました。写真はパノラマDXとパノラマカーとのすれ違い。

 新安城 パノラマカー&パノラマカー

 続いて、パノラマカー同士のすれ違い。

 新安城 パノラマカー&パノラマカー

 そして、パノラマカー(7000系)は、平成11年5月9日をもって指定席特急を引退することになります。その最期は、西尾線でした。
 

 平成11年5月10日~平成17年1月28日

 続いて、平成11年5月10日~平成17年1月28日の西尾線です。平成11年のダイヤ改正といえば・・・

 西尾駅1600系案内

 パノラマスーパー(1600系)の登場!ということで、お古じゃなく、新車の1600系が西尾線にやってきました。このときから『全車指定席特急』は『全車特別車特急』となり、特急には特急専用の特別車が使用されるようになりました。西尾線では、1600系とパノラマDX(8800系)が使用されましたが、平成12年の改正までは、先ほど紹介したようにパノラマスーパー(1000系)が休日に1往復のみ運行されました。

 新安城 パノラマスーパー&パノラマDX

 というわけで、パノラマスーパー(1600系)とパノラマDX(8800系)。

 西尾 パノラマDX重連

 当時、平日朝の名古屋方面の特急はパノラマDXの重連でした。

 碧海桜井 パノラマDX重連

 そして平成11年5月から平成12年3月までは休日も6両編成の特急が運行されていました。この特急は米津駅や碧海桜井駅にも停車していましたが、両駅は4両対応ホームのため、前2両はホームからはみ出していました。

 福地-西尾間 パノラマDX

 西尾線の特急としてイメージが定着してきたであろうパノラマDX。観光特急の看板を外し、第2の活躍場で走りまくってたパノラマDX。真ん中の車両の扉は1箇所しかなかったパノラマDX。車内を改造されただけに窓の無い座席も存在したパノラマDX。

 桜町前 パノラマDX

 さよならパノラマDX。平成17年1月で活躍を終え、解体されました。
 

 平成17年1月29日~平成20年6月28日

 続いて、平成17年1月29日~平成20年6月28日の西尾線です。平成17年のダイヤ改正といえば・・・

 西尾 パノラマスーパー

 空港線営業開始!っていうか、西尾線にパノラマスーパー(1000系)復活!ということで、パノラマスーパー(1000系)が再び西尾線にやってきました。この時期は2種類のパノラマスーパー(1000系、1600系)が西尾線の特急として使用されました。また、運行区間が見直され、昼間は吉良吉田発着から西尾発着となりました。

 西尾 パノラマスーパー

 昼間は西尾発着ですが、夕方以降は吉良吉田発着。吉良吉田行きは1600系が使用されていました。

 桜町前-米津 パノラマスーパー重連

 平日朝の特急も1600系。2編成を連結して6両編成。西尾駅を出発し、次の停車駅は南安城駅です。

 米津 パノラマスーパー

 というわけで、米津駅を発車するパノラマスーパー(1000系)。

 上横須賀 パノラマスーパー

 というわけで、上横須賀駅を発車するパノラマスーパー(1600系)。

 新安城 パノラマスーパー

 そんな全車特別車編成の特急車両は・・・

 南安城 パノラマスーパー

 さようなら、全車特別車編成のパノラマスーパー。

 上横須賀 パノラマスーパー

 さようなら、全車特別車編成のパノラマスーパー。
 

 桜町前 快速急行佐屋行き

 というわけで、ダイヤ改正まで、あと少しです。

 というわけで、平成元年から、西尾線の全車特別車特急をずらっと見てみました。6月のダイヤ改正は西尾線にとって大きな変革期となることは間違いないと思います。この改正が好評かどうか。それは、それまでの西尾線の使い方によって、人それぞれかと思います。毎日指定席の特急を使ってるような方には辛い改正となるかと思いますが、もともと快速急行停車駅だった某駅の利用者は嬉しい限りです。はい。

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