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トランパスの導入により大きく変わった西尾線の駅。
(07年12月2日更新)
 ついに、西尾線の駅にもトランパスが導入されました。西尾駅は平成19年10月4日、北安城~西尾口間は同11月14日からトランパスカードが使用できるようになりました。ただし、福地~吉良吉田間は残念ながら今年度の導入は見送られています。
 さて、トランパスの導入に伴って西尾線の駅は大きく変わりました。1年前と比較すると、改札口の無い無人駅にも駅舎ができたり、自動改札機が設置されたり、さらに、有人駅から無人駅になった駅もありますし、廃止された駅まであります。もっと言うと、変わってない駅まであるのが驚きです。
 というわけで、今回は1年前に撮影した写真も使いながら、大きく変わった西尾線の各駅を紹介します。画像が多くなってしまいましたが、広い心でご覧下さい。それでは、どうぞ!

 昨年のポスター。

 写真は昨年(2006年)8月に駅に掲示されていたポスターです。トランパス未対応路線が示されています。赤い区間が目立ってますね。

 トランパスに対応すれば、トランパスカードをパスケースに入れたまま改札機の読み取り部にタッチしなくても、パスケースからカードを取り出して、自動改札機に挿入するだけで、改札を通過できるようになります。また、定期券の場合、改札口の無い無人駅であれば、パスケースに入れたまま、ちらっと車掌さんに見せてすぐにパスケースをしまっていたものが、パスケースから定期券を取り出して自動改札機に挿入するだけで改札口を通ることができるようになります。というわけで、各駅に自動改札機が必要となるわけですが、左の写真のポスターに書かれている通り、名鉄では平成19年度中の完了を予定し、導入が進められてきました。

 今年のポスター。

 そして、平成19年度。ついに西尾線もトランパス対応!
 北安城から西尾口までの各駅は11月14日からでしたが、西尾駅は一足早く10月4日から、福地から吉良吉田までの各駅は、一足遅く平成19年度中の整備は見送られました。何というか、予定は未定なのです。

 自動改札機の設置。

 トランパスの導入とともに、各駅には様々な施設・設備が整備されました。これまで改札口さえなかった駅も、自動改札機が設置されました。そうなると、自動改札機がある無人駅で自動券売機や自動精算機が無かったら・・・と思うと不安な気持ちになりますが、あるので思う必要はありません。

 LEDの案内板・インターホンの設置。

 LEDの案内板では、「電車にご注意」と表示されたり、その他の情報が流れます。この写真をよく見ると、「発売中!」という文字が流れてます。説明は以上ですが、さらに質問のある方はインターホンで西尾駅の係員さんに聞くという手も無きにしもあらず。

 案内放送用のスピーカーの設置。

 電車が接近すると、スピーカーから自動放送が流れるようになりました。普段は、何てことない情報ばかりですが、きっと、何かあったら無人駅でも西尾駅から情報がもらえるのでしょう。

 柵の設置。

 これまでより高くて目の細かい柵が設置されました。これが無かったら、自動改札機の意味がないじゃん・・・と思ってしまいますが、あるので思う必要はありません。

 さあ!西尾線へ!

 というわけで、今回は各駅の整備前と後の様子を比較しつつ、整備された西尾線の各駅の様子を紹介したいと思います。比較する整備後の写真は、整備前に撮影した写真と全く同じ方向から、さらに写っている電車の車両も配置も全く同じように撮影する予定でしたが、何てったって、予定は未定ですから。

 北安城駅

 まずは、北安城駅です。

 整備前の北安城駅

 整備前の全景は、こんな感じでした。階段を上がって直接ホームに行ける駅で、ホーム中央には時代を感じる待合室がありました。次の写真で同じ方向から見た整備後の駅を紹介しますので、左の写真と比較してみてください。ちなみに、整備後の写真も特急の通過する時間に撮る予定だったのですが・・・

 整備後の北安城駅

 予定は未定。特急じゃなくて快速急行の通過する整備後の北安城駅です。まぁ、何というか、別に、特急じゃなくても快速急行でいいじゃないですか。350円要らないし。そこまで特急にこだわらなくても。。まぁ、それはともかく、北安城駅の駅舎は待合室のあったホーム中央に設置されました。

 南安城駅

 続いて、南安城駅です。

 整備前の南安城駅

 整備前の改札口です。見づらいですが、自動改札機の上方に「トランパスカードはご利用できません。きっぷをお買い求め下さい。」と書かれています。南安城駅はもともと自動改札機はあったこともあり、予定では、整備後の写真はその表示が無くなった様子が分かれば十分だと思って撮影したのですが・・・

 整備後の南安城駅

 10月11日から無人駅になるとは・・・。整備前の写真に一部だけでも有人改札口が入ってて良かった。。ホント、予定は未定です。

 碧海古井駅

 続いて、碧海古井駅です。

 整備前の碧海古井駅

 整備前の北側の出入口です。碧海古井駅には南北2箇所の出入口があったため、こちら、北側の出入口もきちんと押さえておきました。そして、整備後、南北両側の出入口の写真を撮る予定だったのですが・・・

 整備後の碧海古井駅

 予定は未定。こちらの出入口は封鎖されました。

 碧海堀内駅

 続いて、碧海堀内駅です。

 整備前の碧海堀内駅

 整備前の公園側の出入口付近です。それでは、次の写真、整備後の様子をご覧下さい!

 整備後の碧海堀内駅

 まだ工事中です。名鉄ではなく、安城市が行っている公園整備工事で、工期は今年度3月末のようです。今回は整備後の駅の様子を紹介する企画なので残念といえば残念ですが、まさに予定は未定なので、ネタとしては申し分ない。

 碧海桜井駅

 続いて、碧海桜井駅です。碧海桜井駅には、自動改札機が設置されました。ただ、碧海桜井駅といえば、トランパスの工事よりも高架化工事ですからね。そこで、高架化工事の進捗具合を比較することにします。

 トランパス整備前の碧海桜井駅西

 トランパス整備前の駅西は、広々としてますね。向こうのほうに見えるのは、アピタ安城南店くらいです。

 トランパス整備後の碧海桜井駅西

 高架化工事、着々と進行中。きっと、予定通りの進捗なんだろうな・・・って、勝手に思ってます。

 米津駅

 続いて米津駅です。米津駅は線路の西側しか構内に入れませんでしたが、東側からも入れるようになりました。写真は新しく出来た、東側の出入口です。

 整備前の米津駅

 というわけで、東側の出入口が出来ることを整備前には知らなかったので、比較写真には予定通り西側の写真を使用します。左の写真は整備前の米津駅です。それでは、次の写真、整備後の米津駅の駅舎をご覧下さい。

 整備後の米津駅

 まぁ、横向きですが。

 桜町前駅

 続いて、桜町前駅です。桜町前駅は駅舎がホーム中央に設置され、駅舎には西側にも出入口ができました。

 整備前の桜町前駅

 というわけで、整備後はきっと、自動改札機の向こうに電車が見えるような画になるのだろうなぁ・・・と思いながら撮影した場所は・・・

 整備後の桜町前駅

 塞がれました。

 西尾口駅

 続いて、西尾口駅です。

 整備前の西尾口駅

 西尾口駅は、きっとここに駅舎が出来ると予想して取った場所が・・・

 整備後の西尾口駅

 予想は的中。というわけで、1年前の予定通り撮影した整備後の写真です。

 西尾駅

 続いて西尾駅です。気持ちいいほど解放的に感じる角度からご覧いただいております。

 整備前の西尾駅

 西尾駅は、整備前から自動改札機があったため、上の「SFパノラマカードはご利用できません」という看板で整備前だということを判断してもらおうと、この写真。

 整備後の西尾駅

 どうやら、窓口が写真左側に飛び出したようです。

 さらに先へ!

 さて、この先は西尾駅以南の駅となりますが、西尾以南のトランパス整備は平成20年度以降の予定です。というわけで、駅は整備されていません。企画として1年前の予定の変更を検討する必要があったわけですが、昨年、わざわざ撮影しておいたということで、せっかくなので比較したいと思います。それに、よく考えたら、廃止された2駅は予定通りきれいさっぱり無くなってますし。

 北安城-西尾間の整備前の福地駅

 というわけで、福地駅から見ていきましょう。写真は北安城-西尾間の整備前に撮影した写真です。この写真と撮ったときには、平成19年度に改札口が出来るものだと思っていたのですが・・・

 北安城-西尾間の整備後の福地駅

 予定は未定。現在もホームの柵は低く粗く、向こう側が良く見えます。何も変わってない・・・と思いがちですが、よく見ると、向こうのほうに家が建ったのが分かります。あと、車の配置が・・・いや、何でもないです。

 北安城-西尾間の整備前の鎌谷駅

 続いて、トランパスの導入に伴い、平成18年12月に廃止された鎌谷駅です。というわけで、次の写真を見ると・・

 北安城-西尾間の整備後の鎌谷駅跡

 はい、消えたぁ。

 北安城-西尾間の整備前の上横須賀駅

 続いて上横須賀駅です。写真は北安城-西尾間の整備前に撮影した写真です。この写真と撮ったときには、平成19年度に自動改札機が設置されるものだと思っていたのですが・・・

 北安城-西尾間の整備後の上横須賀駅

 予定は未定。パッと見、何も変わっていません。ただ、じっくりと西尾以北整備前の写真と比較すると、左側にあった自転車が消えています。さらに、自動販売機の横のゴミ箱の方向、影の位置、右下の缶等、違いなんて、探せばいくらでもあるものです。

 北安城-西尾間の整備前の三河荻原駅

 続いて、鎌谷駅と同じく、平成18年12月に廃止された三河荻原駅です。というわけで・・・

 北安城-西尾間の整備後の三河荻原駅跡

 はい、消えたぁ。

 北安城-西尾間の整備前の吉良吉田駅

 続いて吉良吉田駅です。写真は西尾駅以北の各駅の整備前に撮影した写真です。この写真と撮ったときには、平成19年度に自動改札機が設置されるものだと思っていたのですが・・・

 北安城-西尾間の整備後の吉良吉田駅

 予定は未定。パッと見、何も変わっていません。というわけで・・・

 最後に、クイズです。

 それでは簡単な問題をひとつ。吉良吉田駅の駅舎の写っている左の写真。この画像は、いつ撮影されたものでしょう?平成18年5月3日か、平成19年12月2日のどちらかです。意地悪はしてませんので、さらっと答えてください。

 答えは最後のコメントで。

 それではクイズの答えです。答えは「平成18年5月3日」でした。壁のポスターや影がポイントです。
 というわけで今回は、トランパスが導入された駅も導入されていない駅もありましたが、基本的に大きく変わった各駅の様子を紹介しました。名鉄全線を見てもトランパス導入工事は残りわずかですね。名鉄さん、頑張ってください。そして、今度はICカードへの対応工事が待っている。

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