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夕方ラッシュの快速急行西尾行きで座りたい。
 (07年1月22日更新)

 先日、金山から快速急行西尾行きに乗車しました。平日の夕方ラッシュの時間帯ということもあり、車内は混んでいて座れませんでした。座れませんでしたが、時間帯が時間帯なので仕方の無いことだと思うと同時に、鳴海駅や前後駅で誰かが降りて、座れるだろうと軽く思っていました。しかし、私の立つ場所の近くで座っていた方々は、鳴海でも降りず、前後でも降りず、知立でも降りてくれませんでした。
 ・・・などと書きましたが、そのときの私はそれほど疲れていたわけでもなく、ましてや体調が悪かったわけでもないため、座れなかったことに対して妬みや怒りを覚えたわけではありません。もちろん、座れるものなら座りたかったことは認めますが、近くで座ってる方々が全員西尾線まで乗車したことが意外に感じただけです。気持ち良さそうに熟睡している男性、携帯を眺めている女性、雑誌を読んでる青年。同じ運賃を払っているのに、この違いは何なのでしょう。目の前でずっと立ってる私に対して、『この人ずっと立ってる。かわいそうだな。席を譲ってあげよう。でも、直接席を譲ってあげるような歳でもなさそうだから、次の知立駅で降りる客を装って別の車両に移ってあげよう。』と思う優しさすら無いのが残念でなりません。だいたい、席が空いたのが西尾線の米津駅ってどういうことですか。もしかして、『ずっと先の米津駅まで乗り越してあげよう。』などという嫌がらせですか。
 前置きが長くなりましたが、今回の「これが、西尾線。」は、名古屋方面から快速急行西尾行きに乗車して座れなかった場合、どこに乗車していれば途中駅で座れる可能性が高いのかを検証したいと思います。ポイントは、改札口に一番近い扉はどこなのか。それでは、ご覧ください。

・平成20年6月改正で夕方の快速急行西尾行きは吉良吉田行きとなり、トランパス対応工事のため一部の駅の出口の位置が変わりました。


と、いうわけで。

 名古屋方面から快速急行西尾行きに乗車して座れなかった場合、座っている人が名古屋に近い途中駅で下車してくれる可能性が高い場所はどこなのか。今回は、これを調査します。

前提。

 前提として『降りる駅の出口に近い扉から乗車する人が大多数を占める』としました。実際、どの程度の方が降りる駅のことを考えているのかはわかりませんが、今回は、大多数の人が考えているとします。

調査対象駅。

 というわけで、各駅の改札口へ向かう出口に近い扉に注目したいと思いますが、帰宅ラッシュの時間帯では、名古屋、金山、神宮前、堀田の4駅は乗車する方が多く、鳴海から先は下車する方が多いように思います。そこで、鳴海から先の駅を調査することにします。

 
鳴海駅・西側の階段付近。

 それでは、鳴海駅から順に現地調査です。休日に各駅を調査しました。鳴海駅は改札口へ下りる階段が2箇所あります。西側の階段に一番近い場所は、4両目の前の扉。

鳴海駅・東側の階段付近。

 そして、東側は1両目の前の扉。ちなみに、鳴海駅では普通列車に接続しています。どうやら、鳴海駅で乗換える方も考慮する必要がありそうです。普通列車は同じ4両で快速急行西尾行きと隣り合わせ、そしてほぼ同じ位置に停車していると考えることにします。(実際はカーブしたホームなので、多少ずれています。)というわけで、左京山、有松、中京競馬場前の出口の位置が、そのまま西尾行きに反映されるという前提で、この3駅の出口を見てみましょう。

左京山、有松、中京競馬場前。

 写真は中京競馬場前駅のみですが、左京山は4両目の後ろ、有松は1両目の真ん中と4両目の前、中京競馬場前は1両目の真ん中と4両目の真ん中の扉が改札口に一番近くなります。

前後駅・西側の階段付近。

 さて、西尾行きは前後駅に到着です。前後駅は改札口へ上がる階段が2箇所。西側の階段に一番近い場所は、4両目の真ん中の扉です。

前後駅・東側の階段付近。

 そして、東側は1両目の後ろの扉。

知立駅。

 次は、知立駅に止まります。知立駅は、1両目の前の扉。

新安城駅。

 次の停車駅・新安城駅は、4両目の後ろの扉です。そして、快速急行西尾行きは、西尾線に入ります。

南安城駅・北側の階段付近。

 西尾線・南安城駅です。南安城駅は改札口へ下りる階段が2箇所あります。北側の階段に一番近い場所は、3両目の真ん中の扉。

南安城駅・南側の階段付近。

 そして、南側は1両目の後ろの扉。

碧海桜井駅。

 次は碧海桜井駅。改札口に近いのは、1両目の一番前の扉。

米津駅。

 次の米津駅も、1両目の一番前の扉。

桜町前駅。

 続いて桜町前駅は、4両目の後ろの扉。

西尾駅・北側の階段付近。

 そして終点・西尾駅です。西尾駅は改札口へ下りる階段が2箇所あります。北側の階段に一番近い場所は、2両目の後ろの扉。

西尾駅・南側の階段付近。

 そして、南側は1両目の前の扉です。一番前の扉は、蒲郡行きへ乗換える際にも最も近くなります。

 
まとめ。

 というわけで、各駅で調査した『出口に一番近い扉』をまとめると、左図のようになります。分かりやすさも考慮して『西尾線に入るまでには座りたい』と考えると、『本線の駅が書いてある扉付近に乗車する』『西尾線の駅が書いてある扉付近には乗車しない』というのが基本となるかと思います。

 どうやら、名古屋方面の乗車駅から座れない場合は、4両目に乗車したほうが鳴海駅・前後駅で席が空く可能性が高くて良さげです。1両目も鳴海駅・前後駅で降りる人が多そうですが、西尾線まで乗車する方も多そうなので、確率からいえば4両目がオススメということになります。ただし、名古屋駅から座れそうな場合、競争率が低いのは真ん中の車両なんですよね。ホームで並び始める時刻を考えて選ぶのも一案かと思います。


 というわけで、席を獲得できる可能性が高い場所について、一応の結論を出しました。各駅の出口に一番近い扉の位置という情報を提供しましたので、皆さんも検討する際の参考にしてください。ちなみに、4両目に乗って座れなかったとしても、責任は持てません。座るためには、他にもテクニックが必要ですしね。
 ところで、先日、金山から快速急行西尾行きに乗車しました。平日の夕方ラッシュの時間帯でしたが、運よく金山から座ることができました。こうなると、何というか、座ってる人がどこで降りるかなんて、どうでもいいことですよね。何としてでも座ろうという、その必死さが哀しいです。

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