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名古屋から西尾経由で桜町前。
 (05年9月14日更新)

 桜町前駅のある西尾線・西尾-新安城間は毎時特急1往復、快速急行1往復、普通2往復運行されてますが、桜町前は特急が止まらないため1時間あたり3往復となっています。名古屋から西尾方面に行く場合、名古屋駅では毎時04分発の新安城乗換え、21分発の快速急行西尾行き、34分発の(金山と)新安城乗換え、そして51分発の特急西尾or吉良吉田行きがあるのですが、桜町前まで行く場合は51分発の特急が桜町前通過のため見送ることになります。つまり、この間は30分の間隔があるのですが、ちょっと待ってください。実は特急に乗り、桜町前を通過して西尾で折り返して普通列車を利用するという裏技があるんです。
 この裏技、名古屋まで通勤している方で使われている方も居ると思います。帰りの時間帯ではちょくちょくと見られる風景です。また、朝の通勤時間帯は反対方向である桜町前から西尾経由で特急に乗るパターンが見られます。というわけで、今回は名古屋から特急を利用し、西尾を折り返して桜町前まで行く様子を紹介します。また、あわせて朝の通勤で名古屋方面へ行く場合と、深夜の失敗例を紹介します。
 ただし、ここで注意事項です。乗車券は名古屋から桜町前や西尾までだけでは不正乗車となります。名古屋から西尾までと西尾から桜町前までの乗車券が必要です。また、列車の遅れ等で西尾駅での乗り換えができない場合もあるかと思います。つまり特殊な乗り方をしているということで、そのあたりを念頭に置きつつご覧ください。

・平成20年6月改正で、標準ダイヤの特急が快速急行又は準急になりました。


前提。

 左の画像は私が使ってる定期券です。区間が西尾-名鉄名古屋間となっていることがきっと分かるに違いないと願ってます。桜町前駅の利用者ですが、定期券は西尾から。『西尾-桜町前間も含まれている。』 この前提は大切です。

 ちなみに、写真を撮った後、定期券を駅で再発行してもらいました。綺麗に復活。

桜町前に止まる西尾行き。

 さて、写真には3つの列車が写ってます。上段は普通西尾行きです。約30分間隔で毎時2本運行されてます。下段は快速急行西尾行きです。毎時1本運行されています。あわせて1時間に3本の列車が桜町前駅に停車するわけですが、西尾線にはあと1本、西尾方面に向かう列車があるのです。

桜町前に止まらない・・・。

 その列車は特急西尾行き(夕方以降は吉良吉田行き)。毎時1本、桜町前を通過しています。

さて、今回のルート。

 特急は桜町前を通過してしまうのですが、今回はあえて特急に乗り、西尾から折り返して桜町前に向かいます。今回乗車する特急は名古屋14:50です。西尾で折り返して桜町前には15:43に到着します。

 ちなみに、この特急をやりすごして次に来る列車に乗ると、桜町前到着時刻は15:55となり、西尾経由で特急を利用したほうが早く桜町前に到着します。

 
めいてつ百貨店。

 名古屋市中村区名駅4丁目から撮影。さて、西尾市桜町まで行きましょう!

名鉄名古屋駅のホーム。

 時刻は14:50。名鉄名古屋駅では特急西尾行きの停車中です。桜町前には止まりませんが、この列車で西尾まで乗車します。

西尾駅のホーム。

 さすが特急。あっという間に西尾駅に到着です。桜町前駅を通過して西尾駅に到着。というわけで、桜町前駅へは折り返し反対方向の列車に乗車です。

向かい側2番線の列車。

 特急を降りてそのまま正面。向かい側の2番線には列車が止まっています。誘ってるかのように扉が開いてます。

こっちの列車とあっちの列車。

 その列車は普通新安城行き。この列車に乗り込みます。向こうのほうには普通蒲郡行きも停車中。くれぐれも、お間違いのないよう。。

列車案内。

 普通新安城行きは40分の発車。あと2分あります。乗り換え時間、余裕です。

普通新安城行きの発車。

 時刻は15:40。普通新安城行きは西尾駅を出発しました。次の停車駅は西尾口。つまり、西尾口へ行く人も同じ手を使えるってことですな。

そして桜町前到着。

 西尾駅を発車して3分。桜町前に到着です。名古屋を出発して53分。350円払って特急に乗ったわりには時間がかかってますが、それでも次の列車を待つよりは早くの到着です。

桜町前停車。

 というわけで、桜町前下車。桜町へは、ホームを降りて左側に進んですぐです。

 
さて、続いては、このルート。

 さて、逆の場合はどうかということで、桜町前駅から西尾経由で特急を利用して名古屋まで行きます。今回は平日の朝の様子を紹介します。

朝の桜町前。

 平日の時刻は7:36です。7:37発の普通西尾行きが桜町前駅に到着します。朝のラッシュ時に堂々と輝く2両編成。

普通西尾行き到着。

 そして停車。扉が開いたら、乗り込みましょう。

西尾到着。

 あっという間に西尾駅に到着。

列車案内。

 特急佐屋行きは向かい側1番線のようですね。

特急佐屋行き停車中。

 特急佐屋行きは朝のラッシュ時なので堂々と輝く6両編成。3両の1600形パノラマスーパーが使われ、西尾から重連で6両になります。時刻は7:42。45分の発車なので、結構長い間止まっているんですね。

特急佐屋行き停車中。

 さて、間もなく発車時刻です。

特急佐屋行き発車。

 そして、特急佐屋行きが発車しました。ちなみに、この乗り換えは十年以上というレベルで昔からそれを踏まえて時刻を設定されてるように思います。最近は利用していないのですが、このルートで利用していたときに乗り換えられなかったことは1回もありませんでした。

 また、米津と碧海桜井を特別通過するのも昔のまま。特別通過が激減した今日、ある意味貴重な列車かもしれません。

 
名鉄名古屋駅。

「いやぁ、今日は仕事(と飲み)で疲れたなぁ。。ホント、こんな時間まで仕事(と飲み)なんて、俺、体がもつかなぁ。。」

 というわけで、名鉄名古屋駅22:45です。次は夜遅くの場合を紹介します。案内をみると、特急の西尾行きがあと2分でやってくるようです。

「立って帰るのつらいからなぁ。。」

 ということで、桜町前には特急は止まりませんが、特急に乗って西尾経由で桜町前まで帰りましょう!

特急西尾行き。

 特急西尾行きの到着です。他の時間帯より3分ほど早めの22:47発。西尾到着も3分ほど早めの23:34着です。

西尾駅到着。

 さすが特急。あっという間に西尾駅に到着。

西尾駅列車案内。

 列車案内を見てみましょう。・・・何も表示されていません。故障ではなく、発車する列車がないということで。。

最後に注意書き。

 というわけで、必ずしも西尾折り返しで特急を使うことができるわけではないんですね。特にここでは夜遅くて西尾駅から発車する列車がない場合を紹介しましたが、その1時間前だと西尾駅の乗り換え時間が1分しかなく、乗り換えられない可能性も大きいと思います。また、それ以外の時間帯でも列車の遅れ等で乗り換えられない可能性があります。あくまでも、特殊な乗り方ということで。


 ちなみに、桜町前→西尾→名古屋のルートで通勤時間帯ではなく昼間からの基本ダイヤではどうかというと、乗り換え可能です。ただ、実際は使わないんですよね。。通勤の朝はゆったり寝たいなどの気持ちから西尾経由で行こうと思えますが、それ以外の時間帯だとわざわざ西尾駅に行こうと思えないんです。
 また、西尾口の場合は快速急行も止まらず、名古屋→西尾→西尾口というルートが考えられますが、快速急行の場合は西尾駅での折り返し乗り換えができません。西尾止まりの快速急行到着と同時に新安城行きの普通列車が発車してしまいます。

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