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西尾→中部国際空港 鉄道vsバス
 (05年4月2日更新)

 平成17年2月17日に中部国際空港が開港しました。空港アクセスも道路・鉄道とも整備されており、鉄道では名鉄空港特急「ミュースカイ」が名古屋から28分で結び、道路は知多横断道路・空港連絡道路からなる「セントレアライン」により名古屋から30分から40分程度となりました。・・・などと書いてみましたが、これらは全て名古屋からの話です。
 それでは、西尾から中部国際空港へ行く場合を考えます。鉄道だと、いったん名古屋(神宮前駅)まで出て南下しなければなりません。そして道路はセントレアラインまで一般道を使わなければなりません。どちらもちょっぴり面倒ですね。名古屋よりちょっぴり不便ですね。西尾はちょっぴり田舎なのでしょうね、きっと。。
 さて、西尾駅からは中部国際空港行きのバスが運行されています。ほぼ、1時間に1往復です。そして、鉄道も、乗り換えが必要ですが中部国際空港まで行くことができます。それでは、どちらが早く空港に到着するのでしょうか。大きく迂回する鉄道か、市街地を通るバスか。。今回は西尾駅から中部国際空港まで鉄道とバスを対決させてみました。それでは、ご覧ください。

注) 平成17年10月からバスの発車時刻が変更されました。


ルートの説明。

 中部国際空港は知多半島の常滑市にあります。

 緑色のルートは鉄道ルートです。鉄道は全て名鉄で、いったん名古屋市の神宮前駅まで行き、南下します。距離的には非常に無駄の多いルートです。

 青色のルートはバスルートで大まかに見るとほぼ一直線で常滑に向かってます。しかし、知多半島のセントレアラインに入るまでは一般道であり、碧南中央駅や住吉町駅を経由するため市街地も多くスピードは出せません。

 さて、そんな状況の中、どちらが早く中部国際空港に到着するのでしょうか!?

バス、西尾駅をスタート!

 13:50、西尾駅のバス乗り場から中部国際空港への直行バスの発車です。ちなみに、この時間のバスは蒲郡駅始発。でも、余裕で座れました。

鉄道、西尾駅をスタート!

 14:01、西尾駅から全車特別車の特急名古屋行きの発車です。名鉄西尾線は毎時4本運行されてますが、比較した結果、最初は01発の特急に乗った場合の所要時間が最短でした。ということで、この時間に出発します。

16分経過!鉄道、新安城を発車。

 さて、鉄道とバス、それぞれスタートからの経過時間で比較していきます。14:01にスタートしてから16分経過した14:17。特急名古屋行きは新安城駅を発車し、名古屋本線に入りました。

19分経過!バス、碧南中央駅に到着。

 13:50にスタートしてから19分経過した14:09。バスは三河線・碧南中央駅に到着しました。時刻表では14:08発。1分ほど遅れての到着です。

36分経過!鉄道、神宮前に到着。

 スタートしてから36分経過した14:37。特急名古屋行きは神宮前に到着しました。ここで乗り換えです。隣のホームに移動します。

39分経過!鉄道、神宮前で乗り換え。

 39分経過した14:40。神宮前駅では一部特別車の特急中部国際空港行きが停車中です。2200系ですね。新しい電車に乗って、中部国際空港まで行きましょう!ちなみに、安くおさえるために一般席に乗車します。

47分経過!バス、住吉町バス停に到着。

 47分経過した14:37。バスは衣浦トンネルを通って知多半島に入り、河和線・住吉町駅付近にあるバス停に到着しました。(正確にいうと、バス停を通過しました。) 半田市街の一般道を通っての運行で、時刻表では14:32発のところ、5分ほど遅れての到着です。

57分経過!バス、半田中央料金所に到着。

 57分経過した14:47。バスは空港まで続くセントレアラインの半田中央ICに到着しました。ここからは自動車専用道路。移動速度も速くなるってもんです。

1時間5分経過!鉄道、車内からセントレアライン。

 1時間5分経過した15:06。多屋-常滑駅間の常滑市内でセントレアラインと立体交差します。写真は車内から取ったセントレアラインです。奥のほうが空港方面です。

1時間7分経過!バス、りんくう本線料金所付近。

 1時間7分経過した14:57。バスは空港の対岸部にあるりんくう本線料金所付近を走行中です。遠くのほうでは、空港特急「ミュースカイ」、快速特急の中部国際空港行きが見えます。そして、バスは連絡橋へと進みます。

1時間8分経過!鉄道、車内から空港連絡道路(連絡橋)。

 1時間8分経過した15:09。中部国際空港行きの特急はりんくう常滑-中部国際空港駅間の海上の橋を走行中です。空港連絡道路と平行して走ってます。道路もセントレア東IC間近のようですね。さあ!鉄道はもうすぐ中部国際空港駅に到着です!!

1時間8分経過!バス、車内から名鉄空港線。

 1時間8分経過した14:58。バスは空港連絡道路(連絡橋)を走行中です。隣を走る名鉄空港線には中部国際空港駅を発車して間もない豊橋行きの特急とすれ違いました。さあ!バスもセントレア東ICを過ぎ、空港島に上陸です!

1時間10分経過!鉄道、空港到着!

 鉄道、1時間10分経過した15:11に中部国際空港駅に到着!鉄道ルートが先の到着となりました。さて、もうそろそろバスルートも・・・

1時間17分経過!バス、空港到着!

 バス、1時間17分経過した15:07。空港に到着!時刻表では14:52着ですが、約15分の遅れで到着です。一番混んでたのは、空港島内だったのですが、駐車場へ行く乗用車の列に一緒になって並んでしまったのが悔やまれるところです。2車線あるんで、並んでいない追い越し車線を使えば良かったのに。。

 まぁ、いずれにしても7分の差が逆転するほど並んでいたわけではないので、鉄道のほうが先についていたと思います。というわけで、今回は鉄道の勝ち!!


※所要時間は昼間時間帯での最短時間
総括

 というわけで、今回は鉄道のほうが早いという結果となりましたが、時刻表どおりに運行されると、バスのほうが早くなります。つまり、道路状況により変わるということですね。

 さらに、金額をみるとバスのほうが安いですが、西尾線から特急ではなく快速急行を利用すると、鉄道のほうが安くなります。所要時間も1分しか増えません。

 バスは直行、鉄道は乗り換えありというのも選択条件に入るかもしれません。いずれにしても、どちらかにするべきだとは断言できないですね。

 というわけで、結論は「お好きなほうをどうぞ」ということで。

中部国際空港

 さてさて、ここから、どの飛行機でどこへ行きますか?


 というわけで、中部国際空港までのバトルをご紹介しました。次回は万博関連のバトルを予定してます。

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