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急行を抜かさない特急
(03年3月16日更新)

 今回は、通常以上に名古屋まで時間がかかっている西尾線特急・新鵜沼行きを紹介します。
 さて、平日・西尾8:56発の特急新鵜沼行きは、7:45発の朝の通勤特急と9:33発の昼間基本ダイヤの特急との間に運行されています。この時間帯の列車は西尾線内のみの新安城行きばかりが運行されており、唯一の名古屋直通列車となっています。また、名古屋空港に近い犬山線・西春駅にも停車することから空港特急の役目もはたしているとも言えるでしょう。
 その新鵜沼行き特急は、新安城で本線の特急新岐阜行きの2分後に発車します。新名古屋まで停車駅が同じ両列車ですが、新名古屋駅の到着時刻は7分の差がついています。つまり、西尾線特急新鵜沼行きは本線特急と比較して5分間のロスがあるってことですね。
 そのロスを生み出している要因は、知立で三河線から本線に合流する急行弥富行きです(犬山線のダイヤとの調整もあると思いますが)。今回は、それらの様子を紹介します。

注) 平成15年改正で解消。


西尾駅・特急新鵜沼行きに乗車。

 西尾駅発時刻は、8:56です。

特急新鵜沼行き、到着!

 見たとおり、パノラマDXですね。

まもなく新安城。。。

 西尾駅からパノラマ席に乗り込み、ボーっと見慣れた西尾線の展望を眺めて新安城に近づく。

 この列車とほぼ同時刻に本線特急(新岐阜行き)も岡崎方面から到着。。。

本線特急が先に発車。

 本線特急が新安城を発車。本線特急が先です。当たり前か。。。

ここで、時刻表チェック!

 本線特急が発車したのは9:11です。西尾線からの特急は9:13発。2分の差を持って発車ということですね。
 で、知立の次の停車駅である神宮前の到着時刻を見ると・・・6分差がついてる。。。停車駅は同じなのに。。。

 知立から急行列車が設定されています。これは、三河線・碧南駅発の急行弥富行きです。特急新鵜沼行きの直前に発車してますね。つまり、特急新鵜沼行きが遅いのは、この急行のせいだということです。

まもなく知立。。。

 信号が。。。黄色2つ。。。
 これは「警戒」信号ですね。
 制限速度は25km/hということで、のろのろと知立駅に進入していきます。

知立駅停車中

 向こうに小さく見えるのは、、、知立駅を発車した急行弥富行きです。
 特急新鵜沼行きは、あの急行の後ろを追いかけるわけです。抜かさずに。。。

有松駅(通過)に近づく。。。

 分かりにくいけど、信号が。。。黄色。。。
 「注意」信号ということで、制限速度は45km/h。
 まぁ、このあたりはカーブが多くて、青信号でもそれほどスピードは出せないのですが。。。

鳴海駅(通過)に近づく。。。

 信号は。。。青と黄色。。。
 遅く走ったおかげで「注意」から「減速」になりました。制限速度は65km/h。

信号は。。。黄色。

 青信号を期待するなんて、まだまだ甘い。再び注意信号です。

堀田駅(通過)に近づく。。。

 信号が。。。あ・・・赤信号。。。
 「停止」です。
 制限速度は・・・って、「止まれ」ですからね。
 堀田駅を越えた向こうの方に、急行の姿が見える。。。

まもなく神宮前。。。

 向こうの方に、急行の姿が見える。。。もうすぐ神宮前に着くのになぁ。。。

 というわけで、9:35に神宮前に到着です。新安城にほぼ同時に到着した本線特急とは、6分の差がついてしまいました。

あ、特急新岐阜行きからメールが届きました。
「俺は新名古屋に着いたよ~ん!」

 
 というわけで、頼むから三河線急行!道をあけてくれ!!!と願わざるをえませんね。ホント、どうにかしてくださいよ!名鉄さん!!え?何?任せとけって?ホント!?
 
で、平成15年ダイヤ改正。

 平成15年3月のダイヤ改正で、見事、三河線急行が道をあけてくれました。


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