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西尾7:07発・弥富行

 朝のラッシュ時間帯の列車は特徴のあるダイヤが多いですよね。西尾線も例外ではありません。今回は、特に注目すべき西尾7:07発(始発駅は蒲郡)の弥富行きを取り上げます。
ポイントとしては・・・
1)この電車は蒲郡・西尾線は普通で運行され、駅によっては貴重な列車だということ。
2)新安城で本線の列車が発車した直後に弥富行きが到着すること。
3)名古屋への直通列車なのに、最速の電車ではないこと。
4)新安城から急行になるのに、停車駅に特徴があること。
5)先を走ってる普通電車と途中で連結すること。
の5点が挙げられます。では、それぞれご紹介します!

注) 平成17年改正で変更になった箇所がいくつかあります。

桜町前停車中の弥富行き普通

駅によっては貴重な列車。
この電車の次は45分後!
 西尾から名古屋までは、朝の名鉄電車で1時間くらい。そこから地下鉄などに乗ると、会社や学校までだいたい1時間数十分かかります。そんな訳で西尾7時7分発のこの列車は、そんな名古屋など距離が離れた場所へ行く方が利用していると思います。つまり、本格的なラッシュの始まりの時間とも言えるでしょう。
 これを踏まえて西尾駅の1つ手前の駅、福地駅の時刻表を見てみましょう!7時3分の次は・・・48分です!ラッシュ時間帯なのに45分の間列車が止まらず、これは昼間の30分おきよりも間隔があいていることになります。ちなみに、この間に急行と特急が通過していくんですよね。。。頑張れ!西尾以南の普通停車駅!!
ちなみに、西尾駅では・・・
 西尾駅の時刻表を見ると、新安城・新名古屋方面の7時台は6本運行されており、そのうち急行・特急が各1本ずつ設定されています。昼間は1時間に4本なので、1.5倍の本数があるってことですね。やっぱ、これがラッシュ時間帯だと。。。
新安城。直後に来る列車です。
弥富行きは、本線・急行新岐阜行きの直後。
 左の時刻表をみてみましょう。名古屋本線の新岐阜行き急行が7:31に発車し、西尾線からの弥富行き急行が7:32に到着しています。下手すると、西尾線からの弥富行きが新安城に到着するとき、ホーム向かい側で本線の新岐阜行き急行が停車しており、扉が閉まるのが見えたりします。
これは急行新岐阜行き。
 扉が閉まり、発車します。
新安城に到着する弥富行き。
 西尾線から新安城駅に入線してきます。
両方の電車を見る。
 右奥の小さく見える電車が、7:31発の急行新岐阜行き。手前の電車が西尾線から来た弥富行きです。・・・ちょっと分かりづらいですね。。。ホントはもっと近づいてる様子を紹介したかったのですが。。。
 ちなみに、左奥の電車は急行蒲郡行きです。

さて、新安城から急行になりました。

早く名古屋に行くには知立乗換え。
名古屋本線知立駅
 昼間のダイヤでは、西尾線から名古屋への直通列車は抜かされることなく最速で名古屋まで行きます。また、西尾線内のみの列車で、名古屋まで行くには乗換えが必要な場合は、新安城駅で乗り換えます。しかし、この列車は新安城から急行になるのにもかかわらず遅いです。途中、豊明で2本の特急に追い越されます。ラッシュ時間帯の本線特急は新安城に停車しないことから、乗換えは特急停車駅の知立まで行ってからとなります。
各駅停車の急行。
新安城を出発したときの案内放送(一例)
「この電車は急行弥富行きです。この先、知立、豊明、前後、中京競馬場前、有松、左京山、鳴海、堀田、神宮前、金山、新名古屋の順に止まります。この急行は、豊明、前後、中京競馬場前、有松、左京山にも止まります。」

 左の時刻表で近くの急行と比較すると、この急行の停車駅が多いことがわかりますよね。
 車内案内放送の後半の特別停車の案内が、単なる停車駅案内のように聞こえてしまいそうです。まぁ、いろいろバリエーションがあって、「豊明から鳴海まで各駅に停車」と言ったり、特別停車の案内を省いたり、「次は知立」としか言わなかったりするんですけど。
もう一度、福地駅の時刻表を見ると「せ明前中有左」
 7:03発の弥富行きには、「せ明前中有左」と書いてあります。これは、種別変更や特別停車を示しており、「せ」が「新安城から急行」、「明前中有左」がそれぞれの駅にも特別停車ということです。
というわけで、左京山にも急行停車。
 写真は左京山駅の時刻表です。急行弥富行きが目立ってますね。名古屋方面の急行が左京山に停車するのは、この電車だけです。反対の岡崎方面にも同様に各駅停車の急行があるんですけどね。
豊明駅で特急待避。ついでに8両に。
特急に抜かされる。。。
 そして、前述したとおり、特急2本に追い越されます。というわけで、この電車は知立を出るときには、かなりすいています。うまくいけば座れるかも。・・・で、豊明からまた徐々に混み出し、鳴海駅で人がいっぱいになります。結局、この電車は知立に到着した時点で、豊明-鳴海間の駅のための通勤電車と位置付けられているということでしょうか。
待避の時間を利用して、先を走っていた普通列車と連結、8両に。
 豊明駅で、前を走っていた普通弥富行き(豊明から急行)と連結し、8両編成になります。前を走っていた普通にとっては、「なぜ豊明から急行になるのか。鳴海から急行でも一緒じゃないか!」と思われても仕方がないかもしれません。
6両ホームの左京山駅。
 豊明駅からは8両編成ということで、左京山駅では後ろの2両は扉が開きません。平日朝は特に、このような光景が名鉄駅各所で見られますよね。

左京山を出発した弥富行き急行

 朝の列車って、ネタの宝庫かもしれない。。。

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