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あるなしクイズとは | ||||
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1.基本 | |||||||||||||
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あるなしクイズは、「ある」と「ない」に分けられた言葉をもとに、共通点や特徴のある点を見つけ出すクイズです。 ・・・と簡単に書いてしまいましたが、これ以上詳細に定義づけると、それに当てはまらない問題が出てくるくらい様々なパターンがあり、そこがあるなしクイズの魅力かと思います。 とはいえ、基本は「ある方の言葉には成り立ち、ない方の言葉には成り立たない共通点を見つけるクイズ」というのが一般的な定義かなとも思いますが。。 ちなみに左の問題は、ある方を言い換えると「こうか」になります。 (上から効果、硬貨、硬化、降下、校歌。) | ||||||||||||
2.お決まりのパターン。 | |||||||||||||
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さて、さまざまなパターンが存在するあるなしクイズですが、「いかにもあるなしクイズ」というお決まりのパターンが2つあります。 ひとつめは『何かがくっつく』問題です。ある方の言葉、それぞれに言葉をくっつけると、別の意味の言葉に変わります。マジカル頭脳パワー!!などのテレビ番組でもかなり多くの問題が出題されてきたため、『通常のあるなしクイズは、くっつけたら別の意味になる問題だ』と考えてる方もいるのではないでしょうか。 ちなみに左の問題の答えは、『後ろに「んば」がくっつく』です。 (上から、おてんば、マリンバ、サンバ。) | ||||||||||||
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ふたつめのパータンは『何かが隠れている』問題です。ある方の言葉の中に、同じ仲間の言葉が隠れています。 ちなみに左の問題の答えは、『元素名が隠れてる』です。 (上から、水素、ホウ素、窒素、銅、ケイ素。) | ||||||||||||
3.パターンは無限大。 | |||||||||||||
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マジカル頭脳パワー!!でも「できる」「できない」と分けられた問題もあったのですが、あるなしクイズが考えられた当初は、例えばある方の文字には半濁音の文字があるとか、「ある」方の言葉には何かしら「ある」と言えるのが答えだったと思います。普通に考えたら、当然、「ある」と「ない」に分けてるんだから、当然「ある」のほうには何かがあるべきだと思うのが自然です。しかし、あるなしクイズが広まっていく中で、『「ある」と「ない」に分ける』『共通点や特徴が潜んでいる』という条件がそろえば、とりあえず、あるなしクイズとして成立しているとみなされるようになったと思います。世にさまざまなパターンの問題が出題されていくたびに、新たなパターンの可能性が広がっていく。それが、あるなしクイズだと言えるのではないでしょうか。 左の問題はあるなしクイズの中でも、特殊な問題だと思います。納得できるかどうかは、これまであるなしクイズをどれだけ解いてきたかということに関わってくるのかなと。 ちなみに左の問題の答えは、『ある方は、ない方よりも大きい』です。 (太陽は月よりも大きい、すいか は みかんよりも大きい、など。) | ||||||||||||
4.結局は、解答者次第。 | |||||||||||||
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例えば、あるなしクイズを解いたことのない人が先ほどの「ある方はない方より大きい」という答えを聞いても、おそらく納得してもらえないと思います。しかし、あるなしクイズを何問も解いた経験があれば、『共通点があるから、そういう問題もアリかな』と思ってもらえる可能性が高くなります。あるなしクイズのパターンは無限大、だとは思いますが、結局は問題を解いた人に納得してもらえないと、その問題はあるなしクイズとは認められないということになります。 人それぞれ考え方があって、その境界線はグレーゾーン。線引きはとても難しいものだと思いますが、問題を解いた人の多くが(できれば全ての人が)「これが答えだ!」と思い、さらにそれが新しいパターンだったりしたら、それは素晴らしいあるなしクイズと言えるでしょう。 ちなみに左の問題の答えは、『ある方は青色の文字、ない方は赤色の文字』です。・・・誰もあるなしクイズとして認めてくれないな、これは。。でも、理屈としては、確かに「ある方の共通点」になってますよね。 | ||||||||||||
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